夜気に紛れる
三文字
夜気に紛れる
心の中に夜がなかなか舞い込んでこない
いつまでも青空を見上げているような具合なんだ
それは季節は冬でも 心の中には夏の青空が いつまでも
いつまでも 地平線の彼方まで続いているという ことなのか
続いているとすれば それは自然のことか
それは僕の心の中 ついて離れないスティグマ
西洋は敵とみなし 東洋は心の中にあった そしてそれは世界
本当は気づいていたのに 二十世紀まで はぐらかしたロマンチスム
しかし真実はもっと静かだ そしてこんなに強烈で
そして最もこじんまりした ごちゃごちゃとした透徹
物差しを使わなければ もっとよく見ただろうに
そしてそれは冗長性 不規則に反復する ???
成長の対概念さえ ホラ 未だに追えてないだろう 現代さえ
馬鹿な僕らは未来人 無常の天空の隙間から降りてきた
まるで索莫とした大地の上に あたかも水をやるかのように
いや もうよそう こんな話は
夜の闇にこの声をごまかしたいんだ
凍える寒さの中に下らないこの熱を閉ざして
夜気に紛れる 三文字 @threeletters
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます