彼女がチャラ男にNTRられ傷心していると何故か美少女が寄って来るのだが。
2nd kanta
第1話 試験勉強
僕は黒宮貴幸、市内のちょっとした進学校に通う高校一年生だ。
僕には同じ歳の幼馴染の彼女安倍屋塔子がいる当時の僕達は中学の時からお互いの気持ちは分かっていたが二人して志望校合格を目指して毎日試験勉強に励んでいた。
「貴幸今日も図書室で居残り勉強するの」
「うん、このままでは塔子と同じ高校には入れないからな」
ハッとした塔子の顔が徐々に赤らめていくモジモジしながらバカと言った。
えーなんでバカよ!僕は心の底で叫んだのだ。
「それじゃ私も一緒に勉強する」
「おう……ありがとう」
学力的にヤバい僕は必死に勉強した彼女の誘いを断ってまで一人で勉強をしようとしたのだ。
二人で試験勉強をすればお互いに教え合えるし頑張らなきゃとモチベーションも上がるのだ。
良い事ばかりと思うかも知れないが彼女と一緒にいると僕が勉強に集中出来なくなる。
なぜなら中学で一番だと思うほどの美少女で体つきも大人の女性に近くなっているのだろう年々成長し胸が大きくなっている。
決して僕は観察日記などつけてはいないが感覚的に分かるのだ動く度に揺れるそんな彼女との勉強は僕の邪な気持ちでいっぱいで勉強に集中できない。
わーいい匂いがする。
太ももムッチリしている。
スカート短くない?
えっ?テーブルに乗っている!
今日もメッチャ可愛い!
彼女と一緒の高校に入る為に血の涙を流しながら一人で勉強しているのだ。
勿論彼女は文句たらたらだけど今度何かで埋め合わせをしなければと思うこの頃だ。
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