注目と称賛を浴びるのは、
結果を残した、ほんの一握りの選ばれた人間だけ
その陰には、勝負に敗れ、あるいは落伍し、
人の目に触れることのなかった無名の者たちが大勢いることだろう。
だが、勝負に敗れ、それでもその場所に貢献したいと思う気持ちは
何よりも尊い。
世界は、そんな光を浴びることのない献身によって支えられている。
一度は自分も、「そこ」を目指した。
今はどうだ?
敗れることを受け入れられず
そんな競争からも逃げ出した自分が
いま、何かを支えているだろうか
人の目を気にし始めれば
結局、人の評価が気になる
ならば、もっと沈み込もう
人目につかない場所でも貢献の仕方はあるはずだ。
むしろ、最初から称賛されないと分かっている場所のほうが
自分が咲ける場所なのかもしれない
日陰でしか芽吹かない華だってあるはずだ。
支えよう
創作に向かう気持ちだけは
今も以前も変わっていない
こんな自分でも
誰かの支えになれるのなら
そんな気持ちにさせてくれた、一作