先生は僕のヒーロー⁉

モンスター博士

第1話

しまった~!傘を持って来るのを忘れちゃった〜!

富田博士が校舎玄関で呟いた。


おっ!トミー、どうした?

倉田健人が富田博士に声を掛けた。


健人先生!いゃ〜、今朝、家を出る時に折り畳み傘を鞄に入れたつもりが!

忘れたみたいで。と富田博士は返事を返した。


そうか〜。じゃ!先生の傘に入るか?


いいですか?ソレじゃ失礼して!

富田は倉田の傘に入り駅まで歩き始めた。

幸いに富田も倉田も同じ駅で下車となるので富田は倉田のマンションまで肩を並べて歩いた。


おっ!だいぶ小雨になって来たな!雨が止むかも知れないから!

先生の部屋で止むまで待つか?


えっ!いいですか?

富田は一瞬恐縮した。


構わないよ!明日は土曜日だし、日曜を挟んで月曜日に傘を返して貰うのもなんだし!

またトミーが忘れて来るかも知れないからな♪


もぉ〜健人先生たらぁ〜!確かに僕、忘れっぽいからなぁ〜!

こうして富田は倉田の部屋へ上がった。

2LDKの部屋は綺麗に整って居た!


健人先生〜♪彼女が綺麗にしてくれてるのですか?

富田は倉田を冷やかす。


そんな彼女(ひと)居ないよ〜!

照れながらそう答えた。


えぇ~、美術の山下先生と出来て居たんじゃないんですか?


山下先生!いゃ〜、狙ってたんだけど、県立高校の美術の先生と良い仲だったよ‥‥。

チョッと照れながら残念そうに答えた。


そうだったんですか‥‥失礼しました。

富田はマズイ事を言ってしまったと、倉田に謝った。


先生にとっては、生徒が恋人だから良いんだよ〜♪


健人先生!うちの学校は男子校だよ〜♪


あっ!そうだった!(笑)

これじゃ、ボーイズラブになっちゃうな♪(笑)

ほら♪コーヒーが出来たから飲め♪

倉田は照れ笑いしながら富田にコーヒーを差し出した。


健人先生の高校生時代ってどんな感じだったんですか?

富田は倉田に尋ねた。


父親は商社マンで高校生の頃は丁度転勤でアメリカのサン・フランシスコに駐在になって海外に居たんだ。

母親はアメリカ人でサン・フランシスコ生まれだから父親の転勤が決まったみたいなんだ。


へぇ~!だから英語も堪能なんですね!健人先生♪その頃の写真やアルバム♪

有ったら見たなぁ〜?


有るよ♪見るか?

そう言うと書棚からアルバムを取り出し開いて見せた。


わぁ〜♪凄い!ゴールデンゲートブリッジが写ってる♪

富田はアルバムを食い入る様に見て倉田が自分と同じ位の頃、どんな生活をして居たか尋ねたりもした。


あっ!健人先生ナニこれ?

富田は1枚の写真を指差し倉田に尋ねた。


あっ♪コレはプロモで撮ったやつだよ!


プロモ?ソレってなんですか?


プロモっていわゆる仮装パーティーみたいな物で♪

みんな思い思いの変装をして楽しむ学園祭があるんだ♪

ソレで先生はスーパーマンに仮装したんだ♪


へぇ~♪健人先生格好良い♪凄い似合う!

あっ!倉田健人とクラーク・ケント!名前も何だか似てる!

富田の眼が輝いて居た。


そうかぁ~?先生のスーパーマン似合うかぁ〜?

実は健人って名前も母親がスーパーマンのクラーク・ケントから採ったそうなんだよ~♪

倉田は照れ笑いしながら富田に話した。


似合う似合う♪僕、スーパーマンやスパイダーマンなんかのアメコミが好きで♪

アニメや映画を見てるんですよ♪


待てよ〜?もしかしたら!そのスーパーマンのコスチュームまだ在るかも?

ちょっと待って探してみる♪

そう言うと倉田はクローゼットに入って居る収納箱を開け探し始めた。


おっ♪有った有った!

先生が高校生以来だから着れるかなぁ〜?

そう話すと倉田は富田の前で服とズボンを脱ぎタンクトップとボクサーブリーフ姿になり胸にSの字が輝いて居る青い全身タイツを着た。


トミー♪背中のファスナーを閉めてくれるか?


ハッ!ハイ♪

富田はそう返事をすると倉田の背後に回りお尻の上に在るファスナーホックをつまみユックリと上げて閉めた。


おぉ~♪まだ着れるなぁ〜♪流石アメリカ製のコスチュームだなぁ~!

何せ7年くらい着てなかったから破けるかと思ったら!ピッタリと着れた!

倉田はスーパーマンコスを着ながら嬉しそうに微笑んだ。


健人先生♪ちゃんと前が開く様になってるんですね~♪あっ!赤いパンツとマントは?


おっ!忘れてた!

倉田は赤いパンツを履き黄色いベルトを締め富田は前から後ろに回り赤いマントを肩口のホックに留めた。


どうだ♪似合うか?

倉田は照れながらも嬉しそうに富田に尋ねた。


似合う似合う♪健人先生格好良い♪

健人先生改め!スーパーマン!

腕の筋肉触って良いですか?


あぁ!良いよ♪トミー!


あぁ〜♪凄い!僕、今!スーパーマンの鋼の筋肉を触ってるんだぁ〜!


そうだ!トミー♪私は、スーパーマンだ!君を守りに飛んで来た!な〜んてね♪


スーパーマン!ハグして良い?


あぁ!良いよ♪

富田は倉田の厚い胸板に顔をつけ、腕を倉田の身体に巻き付けた。

倉田も富田の身体を優しく腕で包み込む様にしてハグをした。


スーパーマン♪僕、嬉しい♪いつもは漫画や写真や映画でしか見て楽しめなかったから!

でも今は!本物のスーパーマンが目の前に居て、そして♪身体に触ってハグまでして貰ってるんだね♪

富田は目を輝かせ!倉田に語った。


そうだよ♪君の目の前に居るのはスーパーマンさ♪

こんなに喜んで貰えて光栄だよ♪他に何か望みは無いかな?なんでも叶えてあげるよ?


その質問に富田は少し照れながら、そして恥ずかしながら倉田に意を決して言った!


スーパーマン?嫌だったら良いんだよ、実は僕、性的にスーパーマンの事も好きなんだ‥‥!


ん?どう言う事だい?


僕、スーパーマンがクリプトナイトで苦しむ姿を視て自慰行為をする事があるんだ‥‥。

強い鋼のヒーローがひとたび弱くなってヤラレてしまう姿をみると興奮するんだ‥‥。

そんな場面の時は僕が妄想スーパーマンになりきって自分で自慰行為をするんだけど‥。

ソレをスーパーマン本人で射精させたいんだ‥‥。

嫌なら良いんだよスーパーマン!そしてこの話は二人だけの内緒にして貰えれば‥‥!


ん~!そうかぁ~!

倉田は一瞬悩んだ、大事な生徒が人に言えない秘め事を自分に話してくれた事に無下に断るか!どうするか?そして倉田も意を決して答えた!

良し判った!スーパーマンがその夢を叶えてあげよう♪そしてこの事は二人だけの秘密だよ♪そうしたら私はどうしたら良いかな?

倉田は富田にそう答えた!富田は嬉しそうな顔をし答えた。


そうしたらスーパーマン♪ベッドでうつ伏せになって空を飛んで居る様な格好になって♪

僕はスーパーマンの背中に乗るから空中散歩する様な感じで♪


判った!ソレじゃ♪トミー!スーパーマンと空中散歩だ♪

二人はベッドルームへ行き倉田はうつ伏せに両腕を伸ばしてスーパーマンが空を飛ぶ様な姿になった。


さぁ~♪トミー!私の背中に乗るんだ♪


ハイ!スーパーマン♪


シッカリと掴まって!


ハイ♪掴まりました!

富田は倉田の股間に両掌で優しく包み込む様に充てがった。

倉田は一瞬、あっ♪と喘ぐ様な声を出した。


スーパーマン?大丈夫?


あっ♪あぁ~♪大丈夫だよ!

富田はホッとして倉田の亀頭を指先で撫ではじめた。 


あっ♪あぁ~♪気持ち良い〜♪

倉田は吐息の様に喘ぎ声と本音をこぼした。


スーパーマン♪気持ち良い?

富田は倉田に尋ねた。


あっ♪あぁ~♪気持ち良いよ〜♪

コレがスーパーマンの敵なら気持ちは良くないが!

トミーはスーパーマンの仲間だから気持ち良いよ♪

倉田は富田の指先テクでだいぶ気持ちが良くなってカウパーエキスが染み出して来た。


スーパーマン♪だいぶ気持ちが良くなって来たみたいだから♪

今度は仰向けになって♪敵にヤラレる感じで!


あぁ~♪判った!

倉田は言われるままに空を飛ぶうつ伏せから!

仰向けになり!まるで拘束されて居る様な格好になった。


ワッハッハァ〜♪私はレックス・ルーサー!

まんまと私の罠に嵌ったな♪


レックス・ルーサー!こんな事をしても私は負けない!


オヤオヤ♪スーパーマン!この部屋はクリプトナイト光線が放たれて居るから貴様のスーパーパワーは全く通用しないんだよ!

這いつくばって逃げようとも空を飛んで逃げようとも私を倒そうとも出来ないんだよ~♪ 


くそ〜!私に何をする気だレックス・ルーサー!


スーパーマン♪君の体内からスーパーDNAがタップリ詰まったエナジーエキスを頂くのさ♪


なんだと!そんな事をしてどうする気だ?


貴様のスーパーDNAの中に在る正義の遺伝子を悪の遺伝子に変えて悪のクローンスーパーマンを作るのさ♪

どうだ〜♪私の天才的な発明は?ナカナカ良いだろ〜♪スーパーマン!


レックス・ルーサー!そんな事はさせない!私のエナジーエキスは絶対に渡さない!


ワッハッハァ〜♪強がりを言って居るのも今のうちだよ♪スーパーマン!

富田は倉田の赤いパンツ越しに股間を扱き始めた!


あっ!あぁ~!やっ‥‥止めろ!あっ♪あぁ~♪だっ‥‥ダメだ!

私のエナジーエキスが‥‥!


さぁ~どうだ?苦しいかぁ〜?ソレとも!気持ちが良いか~♪


きっ‥‥気持ちなんか良く無い!あぁ~♪


さぁ~ソロソロかなぁ〜♪スーパーマン!


だっ‥‥ダメだ!もう‥‥ダメだ‥‥!あっ!あぁ~♪

倉田は富田のテクに完全にヤラレてしまい射精してしまった!


逝った!逝きよった♪ワッハッハァ〜♪ザマァみろスーパーマン♪


負けた‥!スーパーマンの私が!悪の化身レックス・ルーサーに‥‥!


健人先生♪凄い!赤いパンツがグショグショになってる♪


あっ♪あぁ~♪先生‥‥このごろ抜いて無かったから‥‥!

ずいぶん溜まってたみたいだなぁ~♪


健人先生♪ありがとう!僕の夢を叶えてくれて!


いっ‥‥いゃ〜♪生徒の夢や希望も答え叶えるのも先生の努めだからな♪


健人先生♪僕もパンツの中、グショグショになっちゃった〜♪


そっ!そうか〜♪よし!先生と一緒に風呂に入ろう♪


そうだ!健人先生♪洗濯するんだからスーパーマンの格好でお風呂入ろうよ?


おっ♪そうだな!ソレも良いな!トミーもパンツがグショグショならパンツだけで風呂に入ろう♪そのあと洗濯して乾燥しよう♪


ハイ♪そうします!

風呂が沸き二人は風呂に入る。


健人先生♪スーパーマンの映画で水責めに遭って助けてくれた女性がスーパーマンにキスするシーン♪やってみませんか?


おっ♪良いね~♪やってみるか!

倉田は湯船で溺れる様な感じになり富田に助けを求める。


きっ‥‥君!私の首からこのクリプトナイトを外してくれ!


判ったよ♪スーパーマン!

富田は湯船に溺れる倉田に腕を回し起こし上げ、首からクリプトナイトを外す仕草の前に倉田にキスをする。


スーパーマン♪大好きだよ!もうスーパーマンは僕のものだからね♪


あぁ~♪スーパーマンもトミーの事が大好きだよ♪スーパーマンはトミーのものだよ!


こうして倉田健人と富田博士は教師と生徒を越えたボーイズラブな関係へ発展して行くのであった♪



























































































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