第3話

【藤くん編】




直『やっぱ初心に戻って、窓の片隅に固定しよう。藤くんが気づくまで動かさないで…』

増「ね、なんか寒すぎない?」

升「カイロ持ってきた」

増「ありがとー。あったかいお茶も持ってくれば良かったかな」


直『…おまえらぁ、ピクニックじゃないんだぞ!』

升「わかったわかった。ごめん」

増「こんな冬の夜にピクニックって(笑)」

直『うー、藤くん驚いてよー、頼むよー(泣)』

升「あんまり大声出すな、気づかれるから」



とか何とかやってるうちに、ついに藤くんが部屋に入ってきました!

さぁ見ろ!必殺・オペラ座の怪人!



藤「………」

直(ドキドキドキドキ)

藤「………」

直(ドキドキドキドキ)

増「…これまた気づかれないパターン?」

升「冷えるなぁ…」

直『ちょっと振ってみる』



ゆらり

さっ、さっ

ふわーっ



藤「?」

升「あ、気づいたかも」

増「あー、こっち来る!」



おお、藤くん急接近!

あと2メートル、1メートル、50センチ、30センチ…



藤「うわっ!?」

直(よっしゃぁぁああああああ!!!)

藤「あ、あ?何、チャマ!?」

直『驚いた!?藤くん驚いたね!?』

藤「お…おぅ」



やったー!マジで正統派に驚いてくれて嬉しい!外で待ってた甲斐があったー!

なんか風邪っぽくなった気もするけど、満足したからいいや!

よーし、じゃあみんなお付き合いありがとう!帰るぞー!(´▽`)







(おまけ)


増「ねぇ藤くん」

藤「ん?」

増「さっき、すごい窓に接近してきたけどさ」

藤「うん」

増「あれ、ちゃんと見えてなかったんじゃない?」

藤「………」

升「あ~…そうか、メガネかけてないのか」

藤「ちょっと視力がね」

増「窓際10センチぐらいに寄ってから叫んだもんね(笑)」

藤「チャマには内緒な(笑)」




ちゃんちゃん♪

(ラジオで藤原さんの目が悪いって言ってるの聞いて思いついたネタでしたw)

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