第4話
「まぁ、仕方ないよ。またあっと言う間にインターハイだよ。」
彼女を励ますのは、ずっと長い間想いを寄せていて、つい最近付き合い始めた
唯一、彼女の心を鷲掴みにした存在だ。
地毛でありながら栗色で天然マッシュルームヘアで、未茉殿曰く、綿菓子頭と言っている。
確かに性格もふわふわしていて穏やかで口調も優しくおっとりしていて、悪くいえばゆるキャラだ。
甘いマスクと控えめな性格とは裏腹に、190cmの身長を生かしたキレのあるダンクは、世の女性のギャップを誘うのか、女性達を虜にするバスケ部のエースだが…。
白石未茉殿に幼い頃ミニバスの大会出会って以来、彼女の虜となり彼女を追って明徳学園に入学してきた男は、見事に長年の想いを実らせることができたのだ。
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