第3話

ここで本編に入る前に少しおさらい回想を楽しむとよい。






「結局、女子は一回戦敗退だったしよー。wintercup。」



落胆のため息と共に嘆くのは、私の崇拝するお方でありこの物語の主人公の白石未茉しらいしみま殿だ。


ウィンターカップとは、高校バスケの全国大会の3タイトルのひとつだ。

全国都道府県の代表として活躍できる未茉殿は凄いお方であり、NBAで活躍された元バスケ選手のお父様を持つ小中と日本一に輝くバスケの天才少女である。


元パリコレモデルのお母様を持つ彼女は、モデルやアイドル顔負けの完璧なビジュアルであった。


努力家で、優しくて、素直で、正直で、とても美しくて、よく食べ、よく笑い、よく怒り、とてもユーモア溢れるお言葉を使われ、どれだけ考えても悪いところが一つも見当たらない。


当然ながら、群がる男達は宇宙にも世界にも山のようにいる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る