死にたい奴にこの文を捧ぐ。せめてネット上では死ぬまで一生あなたの隣にいる。未来にはマジで希望しかない。

【本編】冒頭に重大発表あり

　おいみんな、聞いてクレメンス！！！！！　まず最初にどうしても報告したいことがある。アンノウン史上、人生で一番最高の報告だから覚悟してくれ。実は今、タバコ吸いつつ泣きながらパソコン打ってるんだ。ｓだからタイプミスがあったらごめんな。

　俺は28年も生きてきた。絶望、ときどき晴れ。基本は雨の中で絶望しながら生きてきた。明けない夜は無いとみんな言うけど、俺は絶対信じられなかった。ずっと夜だった。自分を傷付けて生きてきた。だから人生で一番愛した女性すらも傷付けた。

　それが本当につい最近の出来事だ。

　俺は彼女と出逢って、人生で10数回目の恋をした。いつもの恋とは明らかに違う何かを感じていた。自分の心の病気のせいで彼女を失い、しばらく頭と心の整理に時間を費やしていた。

　そしたら自分でも驚きの展開が心の中で発生した。

　28歳のおっさんになってから、こんな素晴らしいことが起きるなんて、思ってなかったよ。

　おい聞いてくれ！！！！！！

　いいか、前置きは無しだ！！！！！！

　俺は生まれて初めて将来の夢が出来たぞ！！！！！！！

「病気を治して、また学校に行きたい」

「病気を治して、人を助ける職業にどうしても就きたい」

　この2つだ。

　いやーびっくりしたー。なんか俺に今から夢が出来るなんてさ。しかも学校に行きたいとか、仕事がしたいとか、普段なら絶対ありえねえ夢だぜー。

　いつか、俺は真の意味で孤独な人を救う職業にどうしても就きたいんだ。そういう仕事がどうしてもしたい。だから学校に入学して本気で勉強して就職するぜ。

　介護もやりたいし、児童養護施設の職員にもなりたい。看護師にもなりたい。小学校とか中学校とか高校の先生もやりたい。スクールカウンセラーにもなりたいな。

　まあ現実的に考えると、児童養護施設の職員とか、診療所の職員とか、病院の職員かなー。まあ医療系だな。難病の人や高齢者の訪問看護もしたい。終末期医療にも興味がある。人の死に最後まで寄り添う仕事だから、めっちゃ介護はやりたい。求人も多いからな。もし働いてみて、そこで失敗しても、それはそれとして次の夢に向かうだけの事だ。

　あ、もちろん、夢を叶えるのは俺が抱える幾つもの病気や人間関係のトラウマが通院によって治ったらだ。

　病気が治った後にご褒美が無かったら、つまらねえもんな。だから自然と俺はそういう夢を持った。

　これが本当のガイアの夜明けかーーー。

　いつか、絶対に人を助ける職業に就くぜ。

　俺は小説家になる気はない。生まれつきUnknownだから、もうこれ以上の喜びは正直無いんだ。

　とにかく、いつか、どうしても苦しんでる人を助ける仕事がしたい。

　それが俺の死ぬまでにどうしても達成したい夢だ。

　彼女と出逢って、彼女の事ばかり考えて、初めてあんなに心からの笑顔になれた。でも俺の心の病気のせいでその子を傷付けた。

　だから、俺の心の問題点や人間関係のトラウマを克服したい。

　そしたら、人を助ける仕事に就きたい。本気で強く思ってる。

　今から、初詣に行ってこようかな。願い事が見つかってしまった。

　◆

【本編】

　真夜中になると自責の念に苦しんで、泣きまくって、落ち着くために腕を切りたくなって、妥協案として酒を飲んで気を紛らわしてる俺みたいな人間に無償の愛を捧ぐ。せめてネット上だけでも。この世は本当に生きづらくてシラフじゃ自分の心が壊れてしまう。

　俺も壊れてた時期があるし、今も壊れてる。

　カクヨムの自己紹介文に書いてる通り、境界性パーソナリティ症が本当に重度だと遂に自分で気付いた。

　重度だけに、ジュード・ロウ。くだらねー。

　いやー、マジで本気で治したくて、早く病院の営業が再開してほしいと願う。

「早く正月終われ！」って思ってるの、冷静に考えて日本人で俺くらいしかいねえだろ。

　あと、近況ノートに俺の心の病気に関する超重要なことを書いたから、女性の読者さんは特に絶対に見てほしい。俺は間違いなく重度の境界性パーソナリティ症だから、今後の読者との向き合い方について書いた。だからそれは読んでほしいかな、長文だけど。真剣に今後の方針も書いたし。

　ジュード・ロウ。マジで。

　いい意味で完全に吹っ切れた。結局は自分の命を一番救えるのは自分自身なんだよなー。自分で自分の機嫌を取るっていうか。わかってもらえるといいなー。決して誤解してほしくないのだが自暴自棄なわけではない。むしろ冷静。他人への愛を捨てる道を選んだわけでもない。むしろ何があろうと心の中ではずっと好きな人を愛してる。でも、事実として重度のメンヘラは、いくら悲しくても自分だけは自分の事を肯定してやりながら生きるしかない。俺が極めて重度の境界性パーソナリティ症であることも完璧に自覚できてる。もともと手帳も年金も貰ってる精神障碍者だ。

　でも笑うのも、好きな人を超笑わせるのも生まれつき超大好き。

　次の精神科の受診で確実に境界性パーソナリティ症とか、愛着障害とか、診断名が増えると思う。

　診断名が増えると同時に、実は希望も増える。

　真剣に治療に取り組めたら、絶対に今より最低には絶対にならないから。

　未来は明るい。

　というか、暗いだけの未来なんて俺が許さない。それはみんなに対しても思ってるけど。

　辛い日もある。それでもやっぱり、生きることを俺は絶対諦めたくない。何度泣いても、何度でも笑いたい。俺は生きるのが誰よりも大好きだし、誰よりも笑うのが大好きだ。逆に好きな人を泣かせるのと痛いのと死ぬのと泣くのは本当に嫌いだ。

　泣いているあなたより、笑ってるあなたが大好き。それはめっちゃ分かるだろう。死にたくなるほど心の根っこが優しくて頭のいいあなたは、死ぬまで馬鹿みたいに笑ってほしいから。まあ最初から意図はわかってくれてたと思うが。

　俺は心の病気の自分も含めて丸ごと受け止めて無償の愛で自己を愛したい気持ちだ。ネガティブになっててもマジで何も始まらねえからな。

「俺は病気だ・私は病気だ。人生終わってる……」

　なんて言ってても何もよくならないどころか、自分の無限大の可能性を自ら限りなく０に近づけるだけだぞ。こんなアホなことはねえだろうが。いい加減に目を覚ませ。泣いてる時間が本当にもったいねえ。笑いまくれ。俺が笑わせる。死にたくなるほど優しい奴らは絶対に生きる価値があるよ。少なくとも死ぬまで俺の読者でいてくれるなら、俺にとってはお前には最強の生きる価値がある。一人反省会して泣いてる暇があるなら、さっさと寝て、いい夢でも見てろ。あと、なんかうまいもん食って酒を飲んでタバコすえ。食べるのも酒飲むのもタバコ吸うのも大好きだろ。

　まあ酒とかたばこは嫌いな人もいる。

　あと、自分が基本的に大嫌いだけど、ほんとはかわいそうな自分に酔うのも実は「ほんのちょっとだけ」好きな人はいる。

　俺もそうだぜ。自分が大嫌いな気持ちと自分が大好きな気持ちが、28年間も俺の中の家で同棲生活を送っている。だから病気になって心がいつも不安定なんだ。

　俺、気が合う人の考えることは、何もかも多分わかっちゃう気がした。俺自身がそうだから。病んでる自分の事が実はほんのちょっとだけ好きだったりもする。なんか今、面白くて楽しいから笑ってる。

　俺は心の病気と闘って死にたいくらいに悩んでいる奴らにとっての希望になりたい。確信した。俺なら、闇を照らす光になれる。

　今から事実だけ書く。

　自慢だと思われるのが本当に怖いけど、俺は28歳童貞のくせに、今まで女性から愛されまくった経験がめちゃくちゃある。女性との親密な関わりがあまり長い期間で途切れたことはなかった。多分、リアルな人数を言うと、少なくとも１０人以上の女性から好かれて、俺の中での「大恋愛のモノマネ」みたいな事を毎回した。その相手の女性全員が病んでいた・あるいは表面上のイメージは明るいものの心は暗くて過去の傷に悩んでいた。本当に、全員が、みんなが完全にそうだった。そして俺自身も笑ってしまうくらい、彼女たちと全く根柢の価値観は同じだった。

　人間を信じることに疲れて果ててしまった人が、なぜか俺の事だけは強く好きになってくれた。しかも10人以上も。

　あれ、なにかがおかしい。

　10代の時からずっと不思議だった。

「なんで俺の事を大好きになってくれる人ってみんな心が豊かで優しくて可愛くて話してていつも自然と笑えるんだろう。なんで尽くしたいと思っちゃうんだろう。なんでお願いをなんでも聞いてしまうんだろう。なんで幸せすぎて泣いちゃうほど楽しいんだろう。不思議だなー。てか、なんでみんな人間不信なのに俺の事は信じてくれるんだろうか……？」

　そう思ってた。

　でも、最近気づいた。

　俺ならメンタルヘルスの世界に小さな革命を起こせる可能性がある。

（あ、有名になりたい気持ちは全然ないよ。知る人ぞ知る存在でありたい。だからペンネームもunknownっていう正体不明って名前にしてる）

　俺ならこの人を絶対に救える。この人なら俺を絶対に救える。いつもそう確信してから女性と2人だけの夢みたいな世界を構築して付き合い始めるけど、恋愛のような関係になった途端、救うどころか、みんなを傷付けてしまった。それが本当に胸が痛いし、胸が張り裂けそうな後悔は死ぬまで消えない。

　だけど終わったものはしょうがない。新しく始まる治療を頑張るだけだ。

　俺が大好きな人に限って傷付けてしまう原因が病気だったと自覚できた以上は、希望しかない。

　マジで本当に頑張って治す。

　マジでありがとうね。俺はあなたと出逢えたお陰で自分の本当の闇や病気をガチで自覚した。マジで今年がんばる。それと今まで傷付けた全ての方々に誠心誠意、謝罪します。申し訳ございませんでした。

　本気で俺は内面と向き合う。

　俺は、生きることを、仮に死んでも諦めない。

　◆

　もし俺が死んで棺桶に入れられても、葬式の真っ最中に棺桶をぶち破って、お経を勝手に読み上げる坊主の頭を軽く叩く。

「ワシを勝手に殺すんじゃねえ！！！！！！！！！」

「あっ、すいません。まさか生き返るとは思わなかったので……」

「あ、謝ってくれるなら許す。ワシは死ぬ。チーン」

「いや死ぬんかい！！！！！！！！！！！！」

　ってコントをやって、葬式に出てくれた奴らを笑わせたい。

　これ面白くね？

　俺のネタだけどパクっていいよ。

　まあ、俺のネタをパクる時点で芸人としてのランクは俺よりは下であることは自明だが──。

　いや冗談だよ。いやなこと言ってすまん。

　ていうか俺は芸人じゃねえ。無職とフリーターを繰り返す者だ。

　あ、でも「この女性と男女のお笑いコンビを組んだら絶対2人とも売れる！　俺がネタを考えれば漫才もコントも2つとも絶対に売れる！」って確信して、実際にLINEで「いつか俺と●●の2人でМ－1グランプリの頂点に立とうよ」みたいな事を言ったことはある。

　実は、この人が俺の相方ならば本気でお笑いの頂点を取れると確信していた。

　彼女は頭の回転が速い。色んなことを知っている。好きなお笑いの系統が同じ。価値観も合う。だから俺が考えたネタを絶対に忠実に再現してくれる。ていうかむしろ、2人で一緒に考えたら、お笑いの歴史を塗り替えることが出来る！

　って本能的に思った。

　ていうか今もそう思ってる。お笑いコンビの相方を選ぶとしたら、その人しかいない。

　でも実はその女性こそが、俺が昔から抱えていた病気を自覚させてくれて、今年から必死に通院しようと強く思わせてくれた失恋相手の女性なのだ。

　どれだけ後悔しても時は戻らない。

　俺は生きたい。あなたが生きたいと言ってくれたように。

　◆

　今思い付きで書いて思ったけれど、本来、葬式って泣きつつも笑顔でやるべきだよな。悲しい時ほど無理のない範囲で笑おうぜ。

　話が逸れた。

　１０人以上の親密になれた全ての女性に対して本気で「俺がこの人を救いたい」って、そう思ったから、常に愛する人を本気で救おうとしたし、俺もまた、愛してくれる人によって本気で救われようとした。

　でも事実として、俺は誰一人として死にたい女性を救えず、むしろいつもお互いに傷付くような男女の関係しか作れなかった。

　最近、やばい失恋をした。その人の事だけは特別好きになれた。何かが違った。でも、また傷付けた。

　それがマジで人生でも最大級の後悔になった。

　そのあと、１人で色々悩んでたら、遂に分かった。

「この世の全人類がそう。自分を真の意味で救える奴は自分しかいない。実は全人類が本当は心の世界に大きな虚無や孤独を感じてる。でも、みんな本音では生きたいし救われたがってる。じゃあ、どうすればお前らや俺は一体救われるんだ。自分が自分を救うしかないだろ。自涜行為のような感じで、自分で自分を救うしかねえ」

　そう思った。てか悟った。俺はずっと恋愛をしたら救われるんだ！　と信じてた。だからたくさん恋愛っぽいことをしてきた。少なくとも１０人以上の異性と仲良くしてた。

　そして現在28歳。

　ある程度は大人になってきた。お互いに尊敬・共感し合えるたくさんの運命の女性と親密になれた。だからこそわかる。悲しいけど、メンヘラは一生ひとりぼっちなんだ。どんなに笑い合ってても、どんなに未来が幸せでも、「過去の悲しみだけ」は唯一消えてくれない。俺ですら消してやれない。どうやったって消せない。俺は、私は、「おそらく死ぬまで孤独を愛して生きていく」ことになるのだ。

　だが、だからこそ、あえて言わせてくれ。

「Unknown」だけは何があっても、死ぬまであなたの心の中にいる。何があっても見捨てない。お前を捨てた母さんや父さんみたいにはならない。リアルでは無理だとしても、せめてネット上だけでも、無償の愛をこちらが勝手に提供し続けたい。だから無償で受け取れ。もっともっともっと笑え。そうだ、もっとだ。

　俺は才能があるって、結構多くの人が言ってくれた。泣いてしまうほど嬉しかった。その言葉に救われた。

　俺の才能に気付いてくれた人の共通点。それはみんな「孤独」で「寂しくて死にたい時があって辛い過去があった」ことだ。そうだろ。

　みんなが愛をくれた。ありがとうな。だから今度は俺がその愛を返す番だ。

　俺の事を愛してくれてありがとう。俺もあなたを愛してる。だから責任を取らせてくれ。せめて俺はネット上だけでも、あなたの隣にずっといる。

　泣いてるなら、俺の圧倒的なユーモアセンスでお前を笑わせてやる。

　楽しいなあ。

　リアルでは誰もが孤独だ。だから、せめてネット上だけでも、俺はみんなを幸せにしたいんだ。「あ、こいつ馬鹿な理想論者だ」と笑われるかもしれないけど、いつも本気でそう思ってるんだ。

　あと実際、俺は超馬鹿だぜ。心の病気のくせに、いつも夢と希望ばかり抱いてて、女の体を抱いた経験は２８年の人生の中でガチで一度もないからな。

　そんな俺は、童貞界の英雄──。ものごっつターミネーター。

（まあ実際は、ちょっとトラウマみたいなことがあるから、自分から女性をそういう行為に誘えないだけです。ちょっと16歳の時に色々ショックだった事があって……）

　お母さんからもらいたかったはずの愛、お父さんから貰いたかったはずの愛。

　そういう無償の愛を、せめてネット上だけでも俺が死ぬまで勝手にエールとして送り続けたい。

　人生をもうあまり頑張らなくていい。最低限でいい。ただ俺の文を読んでくれたらそれでいい。

　それが俺の今の唯一の生きがいだ。

　ひどいことに、俺は、死にたがりの優しい女の子と１０人以上、「大恋愛ごっこ」を繰り返してきた。

　あえて「大恋愛ごっこ」と書いた。その理由は、俺の本当は、彼氏と彼女みたいな関係性なんか最初からそんなに望んでなかったからだ。だが性欲のせいでややこしくなる。

　最終的にはすべて失ったが、俺は本当に親密になったすべての女性を心から救おうとしていた。

　どうしてこんなに素晴らしい奴が「死にてえ」なんて思わなきゃいけないんだろう。と本気で思ってた。本気で悩んでた。だから俺だけは何があっても味方でいたかった。

　死にたがりの女の人と話してると、実はそういう人に限ってユーモアセンスの塊で、学歴関係なく頭もクッソよくて優しくて会話がいつも楽しくて、超笑った。自然と生きたくなれた。

　でも性欲だけが、いつも男女関係を狂わせる。こわれる。誤解させる。

「あ、どうせ最初から私の体だけが目的なんだよね。優しくしてくれたのは全部嘘なんだ。嘘つき、もう大嫌い。私なんてもう生きる意味ない」

　体が目的じゃない。だけど、俺は本当にそう言い切れるか？　実際俺も一人でそういう事はするのに。

　恐らく人類に性別になんか存在しなければ、この世の悲しみはすべて消える気がする。

　リアルの世界で俺は超大好きな女の子を泣かせて、俺も散々泣いた。

　でもショックなことが起こるたびに、なぜか俺は絶対に生きたいと強く思う。

　だからこそ、俺はまた精神科への通院を再開する。

　せめて、ネットだけでも死にたい奴らを絶対に１人残らず救う。死にたいのに生きるのが大好きな俺だからこそ、俺が死にたい奴らを勝手に助ける。だから勝手に救われて。年齢も性別も文化も関係ない。

　そんなバカなことをいつも本気で願ってる。

　デスノートの夜神ライトとは真逆の思想だ。

　デスノートの逆の効果を持つノートに俺自身がなれたら、これ以上の幸せはない。

　俺がノートに名前を書いた人間は、どうしても笑顔で生きたくなる。

　切実にそんなノートが欲しい。

　まず最初は、自分の名前ではなく、あの女性の本名を書こう。

　◆

　少女はいつかおばさんになる。少年はいつかおじさんになる。

　おばあさんとおじいさんになったら、俺らの病気も治ってるといいな。

「かわいい少女で永遠にいたかった」

　多分、女はみんなそう思ってる。何故なら、かわいいほうが男から愛される確率が高くなるから。

　だが、かわいい少女であるほど、実は病む確率も高い。男からのアプローチが多いから。

　まあ男の場合は見た目は全く関係ない。デブでも全然いい。性格で男を好きになる女の子もいる。でも俺も元を辿れば高校時代の初恋で精神が完全に壊れた。

　だから、人生の本当のスタートはおばさん・おじさんになってからだと思う。

　性的な価値が少なくなってきてからが人生のスタートだ。特に女の人は。

　それでもあなたのことを好きでいてくれる男がいるなら、そいつの事は少し信じてみてもいいんじゃないかと思う。

　少なくとも俺は結婚したとしたら、その女がババアになって死んで骨だけになっても、ずっと愛する自信がある。

　文字通り、骨の髄まで奥さんを愛する。

　だから実際にネットで骨の成分とか調べて、「お前の骨のカルシウムまでワシは大好きじゃよ」って言って毎日仏壇に線香を立てて笑う。

　俺は今、28歳。おっさんに近づいてきている。でも未来に希望しか持てなくてウケる。マジうけるんですけど～～～～～。（ギャル）

　俺は今年、マジで心の病を本気で能動的に治療する。

　どんだけ泣いてもいい。泣いてもいい。だが、心臓だけは止まらない。ものごっつ心臓。

　俺の夜明けが遂に来た。だから、あなたの夜明けが来るのを強く願う。きっと大丈夫。きっと全部良くなるよ。

　生きるのは最低だけど最高だ。

　終わり