第6話 恐怖体験

おはよう諸君(読者)


今日は、我の恐怖体験を話そうと思う。


我は時々、外へ散歩しに行くのだがいつもと違う場所へふらっと立ち寄った時のことだ。


それは少し大きめの公園で最高の気温、芝、太陽の陽気に負けて爆睡をこいてしまい気づけば辺りは真っ暗


飼い主も心配するであろうと帰宅を試みる。


夜道を歩きふらふら


公園の出口があるであろう下り坂のアスファルト舗装を歩いていると、丁度公園の敷地と歩道の間にある銀色の半楕円形の何かが3つ。


そこには、1人1つに人間が座って何やら喋っている。


我は気にせず横を通ろうとした時


端の男が我に向けて指をパチンと鳴らした。


そして珍妙な言葉で話しかけてきた。


『チッチッチッチッチッ』


舌を鳴らしているのか?

その男は珍妙な音をたてながら我に近づいてくる。


頭へ迫る男の手


恐怖


我は男の手をかわし体をくのらせエネルギーを体内で爆発させ猛ダッシュ

何とか家に着く事ができた。


丁度玄関では飼い主が仕事から帰ってきて鍵を開けようとしていた。


我は先程の恐怖とそして無事に帰ってきた安堵から自然と声が漏れてしまった。


『ニャー』


飼い主は、我を見てにっこりと笑い

『ただいま、お散歩行ってたの?早く中に入りな』

扉を開け我に声をかけてくれる。


やはり家は落ち着くな。


飼い主が用を足して我のいるリビングへと戻ってくると遠くから我を見つめ


『チッチッチッチッチッ』


恐怖




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