第6話
40代後半になって思うのは、「がっかりする」ことによく出くわす。
たまに、テレビやネットのニュースを観ていたら、「芸能人の誰それさんが、こんなことを引き起こした」なんて事件になったら、それは、がっかりする。
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話を整理します。
僕は、40代後半になったけど、例えば、10代、20代の時に、推しているお笑いタレントさんや、俳優さん、歌手の人はいたわけですが、何かの折に、「あの人は、こなっていた」なんてなって、知ったら、それは、ショックだと思う。
あるアイドルだった女優さんが、「こんな事件を起こした」なんて聴いたら、昔は、実感が伴わなくても、40代後半になってきたら、その女優さんでも、俳優さんでも、ドラマを知っていて、「あああの女優さんは、こんな役をしていたなぁ」とか、「あの俳優さんのセリフはかっこよかった」となっても、事件を起こしたら、醒めてしまいこともあります。
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僕は、小説を書いているが、20代に観たドラマは、多少は、ベースになっている。そして、ドラマの脚本家さんや俳優さん、女優さんは、「すごい」と頑張っているのが、分かっていても、何かの折で、事件を起こす。これは、哀しいと思う。
いや、だけど、ずっと、アイドルの女性が、アイドルのままではなく、その人、アイドルの女性や女優さんだって、プライベートでは、好きな人ができて、恋人から結婚に至ることもある。
すると、それは、その女優さんだって、「いや、私だって、ドラマの世界ではなく、本当に恋愛をしたいのだ」と思っても、不思議ではないと思う。そうなると、アイドルとか女優をしても、ずっとは、続かないと思う。
そしたら、僕だって、そろそろ、考え直さないといけないのではないか、と思うこともあるが、そう言ったら、「マイペース七瀬さん、考えすぎですよ」とまた、言われそうだが…。
何だか分かったような分からん話のような。
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