第5話
身体中を例えようもない満足感が駆けめぐる。
『やった!やッた!ヤッタ!!』
笑い出したくなった。
でもここで笑ったら止まらなくなりそうだったので我慢すると後片付けにとりかかった。
リュックから新しいビニールを取り出してハンマーとナイフ、血のついたハンカチを入れた。
頭にかぶせたビニール袋は……
このままにしておこう。
取ってしまったらせっかくの余韻が台無しだ。
ずっと前から練習してきた。
何度も頭で思い描いてきた。
それがやっと実現できた!
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