ストーリー・オブ・サイエンス・フィクション
@kakuyokakuyo
エピソード:タイムマシーン
時は31955年,4月18日,午後1時15分に,
時空間移動装置(タイムマシーン),が
発明されました。
博士!Dr.アルベルト博士!!!
そんなに大きな声を出さずとも,聞こえておる
わい。
遂に発明されたんですね!タイムマシーン!
我々の研究は遂に実が成ったのですね。
あぁ,君や研究者皆の協力あって遂に完成した
んじゃ,君や君と同じ様に疲労で休んで居る
他の研究者達にも完成を共に見たかったのぉ。
結果論ですよ博士,我々の研究の序段階的では
あるものの,目標であったタイムマシーンを
発明する事が出来たのですから。
幾つもの,試験や実行を,繰り返し,歴史上で
数万人にも,及ぶ時間の研究者達の念願叶ったり,
ですから,共に見れなくともその先の試験や
実験を共にできるならそれで良いじゃ無い
ですか。
ふむ,そうか,ならば良いのだが。
まぁそれはさて置き,タイムマシーンを使って行きましょうか!
まずはタイムマシーンの,使用方法から,軽く
ざっくりおさらいをしようか,じゃあマルセル
助手,質疑応答していくから順序立てて,話して
くれ。
はい,お願い致します!
時空間移動装置の,時空間移動原理の始まりで
ある,空間移動装置の空間移動原理を軽く
時間は沢山あるから焦らずに会話をする様に
ゆっくり話してご覧,あぁマシーン自体の構造や
移動する際の相互作用とかは今回はあまり
必要無いから話さなくても良いよ。
はい!19665年に発明された11の空間次元への
移動方法を持った物理学理論を応用して
設計されたポータルマシーンが基盤となり,
ポータルマシーンが,仮説/実践が繰り返されて
行き安全性が確保されて行き,19800年代に突入した時期に,歴史初の瞬間移動式のテレポート
エレベーターが生まれたりと現代の生活を
支える基盤となって行った,歴史書を読み漁って
居る時,ポータルマシーン実験で人間が壁に貫通して生き埋めで亡くなる事件を見た時は,
テレポートエレベーターを普段使いするのに
抵抗を生み出しましたが,空間座標の特定,制御が
完璧に出来るから安心して乗れる様になった事を歴史書で知り,再度普段使い出来る様になり
ました。
ふむふむ,ちゃんと空間移動原理自体は中々理解
していそうだな。
物理学論理の応用で位相をずらすと言う操作も
理解して居るつもりです。
具体的な例とかはあるかな。
位相は,物体や空間の形や配置を保ちながら,その形を変えることができる性質です,簡単に言うと,物のつながりや連続性を意味します,
例えば,ゴムでできた輪を伸ばしたり,ねじったりしても,輪そのものは同じ形を持ち続けます,それが位相的に同じということです,切ったり貼ったりしない限り,物の本質的な形は変わらないと いう考え方です。
この位相を空間に適応します,空間の異なる点を
,位相的に繋ぐ事で物体やエネルギーを移動
させる,それが位相の操作をする事で空間移動
装置を使うことで可能となります。
ちゃんと空間移動原理は理解出来て居る事が
わかった,ならば次に行こうか。
はい!
拡張して空間の次元だけでなく時間の軸まで
機能を広げた装置,それがタイムマシーンである,
タイムマシーンつまりは時空間移動装置を
使用する際に肝となる時空間移動原理,これを
答えよ。
はい!
時空間移動原理とは,空間と時間を一体的に扱うための高度な理論であり,空間そのものは単なる座標空間で,時間も一つの座標軸に過ぎない,しかしこれらの座標軸は単独ではなく,相互に絡み
合い,共振する,物理学的には,これを時空という一つの統一体として扱う,時空間連続体仮説
の発展理論ですね。
ちゃんとわかって居るじゃ無いか,ならばもう
大丈夫そうだな,時空間の位相を歪めて任意の
過去から未来の点に物体やエネルギーを
移動させるタイムポータル装置を使うぞ。
はい!
スイッチオン!最初にどこに行くかまだ
発明されたばかりで論理的整合性があるのか
まだ仮説,推論の段階に過ぎなかったからな,
今それが分かるぞ。
ならば最初は無機物で為そうか。
そうだな,あそこにある金属のボトルで試すか。
はい!じゃあ持ってきますね。
あぁありがとう,じゃあ早速これを使って
ポータルに入れたぞ,未来の5秒後にさっき
金属ボトルが置いてあったテーブルの上に
出現する様に位相を操作してみるか。
よし,来るぞ来るぞ。
5,4,3,2,1!
おぉ!まずは無機物の移動に成功しましたね!
あぁ!大きな一歩だなら次は有機物の移動を
試してみよう,なら1時に飲んだコーヒーの
ペットボトルでも試すか。
なら3秒後に僕の手のひらに。
3.2.1。
よっと,勿論ちゃんと出来ますよね。
なら次は実験用のラットが居たろ,そいつ
を使って後小型カメラを装置してっと。
よ〜し行ってこい!
10秒後に籠の中に。
10,9,8,7,6,5,4,3,2,1!
チューチュー。
うむ,ちゃんと生存して居るな。
「ここから博士と助手は時空間移動装置の実験
を繰り返した」
時空間移動装置で実験を何回か繰り返してわかった事があった,まず一つ目だが時空間移動
装置を使う際に過去に飛ばされた存在は既存の
現在には時間軸を移動する手段をあらかじめ用意した上出ないと元に戻る,つまりは到達出来
なかったと言う事だ。
博士,これって。
あぁ,仮説通りだとした場合過去に飛ばされた
生命体は少なくとも2つから無限に,観測が
不可能な以上無限以上に広がり分散して
居る可能性まであるなぁ,つまりその移行した
違う可能性のある未来に飛んだ,つまりはここの
宇宙の物理定数自体は変わらないが過去に
おける選択肢や動きや行動と言う無限少数
レベルの微細な違いの宇宙に行ったの
だろうな。
タイムパラドックスが発生しない様,宇宙の自己
防衛システムが働いた,と言う事ですか?
あぁ,まぁ仮説が検証が不可能な訳じゃ無いはず,
特殊な加工を施した自動適応しその場で周波数を合わせる遠隔で現在を常に写すビデオと音声発信機と受信機をつけたラジコンを使う。
空間移動装置の技術が使われて居るあの装置
ですか?うまく行くと良いですが。
論理が間違えて無いならそれから立てた仮説上
じゃ80%の確率で成功する筈だからまぁ大丈夫
な筈だ。
じゃああのネズミを送り出した過去に送ってと,
時間を逆算して考えるなら大体この座標に
居るはず,それ。
、、、お!写ってますよ博士!
あぁしかもあのネズミもちゃんといる。
なら任せてください,
うぉ,
ほんと凄い技術だな,まさかあのラットに
人の言語を理解させあまつさえ自由に操れる
様に特訓してたなんてな。
いや〜,大した事では無いですよ,ただ可愛がって
躾もちゃんとして芸を覚えさせただけですから。
ちゅーちゅー!
なんだか心なしか嬉しそうだな。
じゃあ次はどうしますか?
ちょっと待っていろ、、、よし,調整は
済んだ,ほれこれ,ポケットタイムマシーン。
、、、へ?今の1分ちょっとで⁉︎
まぁ良いからほらこれさっきの位置に飛ばす
から。
はい!あぁ届きましたね,じゃあ早速。
助手よあのポケットタイムマシーンは
ボタンを押すだけで一緒に転移出来る優れものなんだだからあのネズミにボタンをおさせるんだ。
はい、、、よし!あとはチュー助それを押す
だけだ。
、、、よし帰ってきました!
チューチュー♪
なら早速カメラを見させて貰うとしようか。
あれは私か,過去の私いや,私が今いる時間軸の
過去から分岐した過去なんだろうな。
まぁ良い仮説をより本当の事だとするために
何回もの時空間遡行が繰り返し行われた。
その結果から算出するに答えは簡単であり,
過去に遡行した数だけ時間軸と共に飛ばされた過去とは無数に違う形を見せたと言う事だ,
同じ時間の過去に飛ばされた私が取る行動が
毎回違う,それで理解した事は特定の行動を
する私や他の生命体や物質,素粒子の行動に至る
全ての行動から無限に違う未来に分岐する事が
わかった。
次は未来に関する時空間移動の実験から
わかった事を話そう,結論から言うならば,不明
である,その理由は未来予測の不完全性定理に
あった,未来がどうなるのかは我々人間の知性
では,予測するのは絶対的に不可能である事が
わかった,もし仮にラプラスの悪魔の様な知性を
持った存在がいれば話は変わるのだが,まぁそんな知性を持った存在は居るはずが無いのだ,
無理に決まって居る,ネズミの撮り溜めておいた,
カメラには現在に到達するまでの時間の空白が
あった。
そして未来に対するアプローチでは宇宙には
何の影響も生じない事が証明された。
少し疑問なんですが良いですか?
なんだね助手くん,無限の可能性が連鎖的に
残留して止まってその場その場の時間に存在
しその無限にいやもしかしたら無限以上に
重なりあって居るかもしれない可能性は,
我々が過去に行くと言うアプローチで実際に
実体を持って稼働して無数に発散するんじゃ
無いですか?
つまりは可能性のある全ての運命が同時に存在
して居ると,そう言いたいわけだな,まるで量子論
的だな、、、あ,そうか!量子論,つまりは多分
それは多世界解釈ってやつだな。
はい!それです,それです!,素粒子単位で,その
素粒子が右に動くか左に動くかはたまた別の
選択肢をとるかで無限に宇宙は分裂すると
私は思います。
でかしたぞ助手!じゃあ次はどんな事を試して
みようか助手。
私たちがタイムマシーンを使用してる最中に
通る道,私はそれをタイムホールドと名付け
ました,このタイムホールドがどんな領域かを
調べたいと考えて居ます。
ふむ,あそこは多分,亜空間,一般的な考えの人間ならば四次元と呼び物理学者が12次元時空間と
呼ぶあの領域か。
はい,時空間連続体や時空の狭間の調査や
あの場所がどう言う風になって居るのかを
詳しく知り,見て,感じて,更なる探求をしたいからです!
よし,ならばやるか!
はい!
だが待ってくれ。
なんですか博士?
2人が1つの事をやるのは非効率的だから
安全性を考慮してこれ。
これは?
空間移動装置を用いた固定座標装置
転送装置をここに置いておくから
こっちをお前がこれを俺が使う,登録して
置いたからこのミニテレポート装置を持っ
ておけ。
「こうして二人は更にタイムマシーンを使い
様々な事を試し仮説を成功させていった,
スペアのタイムマシーンを助手が使い
さっきまで使用していたタイムマシーンを
博士が使っていった」
助手君の発言の後からは話は速かった,幾つかの
量子論を試行実験をし,ミクロとマクロは物理
法則を,量子力学のミクロと古典力学のマクロ
の様に分けたりせずとも量子力学は全てのもの
に適応される,波動関数は確率計算だけのただの
数式では無く宇宙全体に実在すること,
波動関数は収縮せずに常にシュレーディンガーの方程式に従う,この大まかなものらを,そう,
つまりは,エヴァレットの多世界解釈を見える形で証明し多世界的である事を実際の世界が
そうであると言う事を認識させたり課題や矛盾があるものの一応一通りの標準解釈,具体的には
粒子と波動の二重性やシュレーディンガー方程式や波動関数を使うコペンハーゲン解釈等も
組み込み一部一部でとき合わせてより正解に
近い仮説立てを行ったりもしましたがまだまだ博士は疑問を感じていた。
量子論の多世界解釈の考えで今私が行った
実験結果は,確かに無限の平行世界が同時に
存在すると言う結果は出たが,まだ理解出来て
居ない点があった,それは,可能性が無限にある
のは確かにそうだが果たして可能性と言う枠組みが無限に収まるものでもなかろうと思うのだ。
「アルベルト博士が疑問に思っているのは,無限を単一の集合として捉えてしまうことが,本質的な誤りを引き起こしているのかもしれません。
無限を一つの枠組みに収めるという考え方は、無限そのものが持つ多層的,多次元的な性質を見逃してしまう可能性があります。
無限は単なる数の増加に留まらず,異なる形態や種類の無限が存在し,それぞれが別個に作用し合う可能性を含んでいるのではないか,という
見解が出てきているのです。
この視点から,無限を一つの単一の集合で理解しようとすることは,むしろ無限そのものを誤解していることになるかもしれ無いと考えたのだ。」
集合論と多世界解釈を組み合わせると言う
新たな試みをアルベルト博士は試す事にして
見ました。
可能性と言う集合体の中で抑えられて居るの
では無いのか?世界が無限程度に自然数の集合程度に収まる代物なのか?
そうしてアルベルト博士は初めは超限数から
試して見ることにしました。
世界が異なる形で無限に存在するならば,
ω+2やω²やω^a(aには任意の基数が)の無限に続く順序がある筈だ,いや待てよそれならば
更にその先の無限があると言う可能性も存在
する筈だ,無限が無限と連鎖的に連なって存在
して居るとしたら,果てしなく広がり現代に
置いても巨大基数や集合論,公理と言う数学的な
枠組みは発展を繰り返してきたのだ
私はあくまで物理,数学をあらかた把握する程に専門的な知識を持っていない,どうしたら
良いんだ。
、、、あ!閃いたぞ。
「そしてアルベルト博士は数学博士である,
友人のフォイを呼ぶことにして見た」
なぁアルベルト,久しいね,いつぶりだい?
えぇっと確か大学と大学院以来じゃ無いか。
聞いたよ,てかニュースになってたし,
タイムマシーン。
それだよそれ,タイムマシーンの事でフォイに
聞きたかったんだよ。
うん!なんでも聞いてくれ。
量子論の多世界解釈と集合論を括りつけたいんだが。
、、、ほぅ集合論と多世界解釈とな。
可能性がある,故に無限の世界の先に更なる
無限の世界があると一時的な結論を出したんだ。
あぁそう言う事ね。
集合論について教えて欲しいんだ。
あぁいいぞ,まずは集合論と巨大基数の
入門編から教えて行くぜ。
集合論の集合とは?
これはだな例を言うと集合というのは,簡単に言うと「物やものの集まり」のことです。
例えば,「果物の集合」には,リンゴやバナナなどが含まれます。
集合論では,何かを集めること,そしてその集まりがどれだけ大きいか,ということを考えます。
ふむふむわかりやすいなフォイ,お前先生
やれよ,いや高校生の弟が居てだな。
教えてほしいと言われてわかりやすく
伝えるために色々試行錯誤したんだよ。
へ〜,あぁお前の弟ってレオナルドか。
そうそう,まぁ弟は置いといて,次に行くぞ。
無限にはいろんな種類があって,例えば,数えられる無限,そうだな,自然数のように一つずつ数えられるものと,数えられない無限そうだな,実数のように,数えきれないものがあります。
うんうん。
こいつらは可算無限や非可算無限とか言われたりするぞ。
ふむふむ。
超限数は数え切れるから可算無限かな?
おぅ当たり!よく理解してるじゃ無いか。
じゃあ非可算無限とかって言うのは?
集合には濃度ってのがあってな,例えば
無限集合の濃度が最小の無限集合である集合
ℵ0の自然数全体の集合の∞は可算無限で1.2.3...
と数え上げられるだろうが,実数の集合は
ℵ1の実数全体の集合の∞は非可算無限なんだ。
つまり簡単に言うならば数え上げられるならば
可算無限,これは自然数全体の集合や超限数が
当たり,数え上げられなければ非加算無限,これは
実数全体の集合やℵ1以上の集合論が当てはめら
るって事かな。
お前わかった上で俺を試してるのか?
会話内容から読み取れる事から軽く仮説を
立てて適当に考えてるだけさ。
お前まじで言ってるのか?仮説?お前未来予知してんだろ。
してねぇよてか話を続けてくれよ。
、、、まぁわかった。
[そこからも,フォイの集合論の話は続いた,
巨大基数とは無限のサイズを定義する概念的な枠組みであると言う事,集合論,集合は数学的対象の集まりの事,公理は,集合論や他の数学的理論の基礎となる基本的な法則や前提で,理論の発展に必要な事]
大体こんなところかな,君ならもう絶対無限
くらい当たり前の様に導き出してるでしょ。
ん?絶対無限?
ありゃ,なら最後に説明を,カントールの集合と
呼ばれる,まぁ絶対的無限の集合だな,絶対的無限とは,無限の中でも最も大きく,どんなに細かく
分割しても無限であり続ける存在だな。
ほぅほぅ。
最後に一言言わせてくれアルベルト。
ん?なんだ。
お前が言う量子論の多世界解釈に置ける
定義を超え続ける可能性の繰り返しとは,
数学的表現方法じゃ,表すに至る事は永遠に
無いと,私は思うぞ。
確かに[言及=更なる先の可能性の発生]この
永遠に繰り返される無限の集合のループが実在する事を俺は表し切れるとは思っては居ないよ,
記述仕切る事が出来ない宇宙をどうしたって
表現仕切る事は出来ないさ,ただどうしたものかなぁ,アルベルトの多世界解釈としてタイムマシーンのお披露目会と共に論文を発表するつもり
だったんだが。
まぁじゃあそれはお蔵入りにすれば?
ぐぬぬ,ま,まぁ助手くんがなぁ違うタイムマシーンでタイムホールドについてやってくれておる
からまぁ良いか。
なら個人でやらせてもらうとするか,,,
はぁぁガックリだわ。
まぁあとは個人的に俺は調べさせて貰うは。
おぅ!探求は楽しいからな!何か他にこまれば
またレイソで連絡してくれ。
あぁそうさせてもらうよ。
はぁそれにしても困ったなぁ,まさかそんな
新たな多世界解釈に関する論文を出したら
世界では激震が走るだろうになぁ,まぁ宇宙に
関する研究も面白いし良いんだけどねん。
「そうして研究を進めて行くと,ジョン・フォイ・ノイマンの量子力学の数学的基礎,抽象ヒルベルト空間にも数学と量子間で結び付くことがわかった」
ふむふむなる程,
量子論,量子物理学的に言う多世界解釈とは
可能性の果てしない積み重なりを観測により
分岐すると言う事だ,シュレディンガーの猫の
話を流用して分かりやすく説明したらば
箱の中に猫を閉じ込め毒ガスを入れた場合
猫が死んでいる可能性と毒ガスを出す装置が
壊れて生きて居ると言う二つの可能性が
一つに収束して居るこの重ね合わせられた可能性の数だけ世界とは無限に分裂して世界を展開
し続けるのだ。
一方で,抽象ヒルベルト空間とは量子力学を
数学的に記述する表現の舞台の様なものであり,
抽象ヒルベルト空間の中で,量子状態はベクトルとして表現され,その間で起こる物理的な変化は演算子として作用する。
この演算子が状態ベクトルに働きかけることで,量子システムの進化が決まるのだ。
ここで重要なのは,量子力学が持つ確率的な性質だ。
状態が確定する前に,物体の位置や状態は無数の可能性を持つ。
この状態の重ね合わせが観測によって収束する瞬間に現実が形作られる。
しかし,ヒルベルト空間内ではその収束がどこに向かうかは,単に確率論的にしか予測できない。
そして、ジョン・フォイ・ノイマンの理論は,
この無矛盾性を保証し,量子力学がどんなに複雑で無限の分岐を持っていても,それを一貫し
て数学的に扱うための堅牢な基盤を提供しているのだ。
つまりは何が言いたいかと言うと,ノイマンの
数学的枠組みが,あらゆる異なる可能性の世界を
記述する事を可能にする事が出来ると言う事
なんだ。
これを使えば多世界解釈を出せるか?いや
普通に考えてタイムマシーンをお披露目するが為に態々とこの宇宙を聞きにきて居る訳では
なかろうて,私は何をして居るんだ,助手くんを
手伝わなくちゃいけないのでは無いのか!
あまりにも自分勝手であった,今すぐに
研究所に。
、、、ふぅなるほど大体理解したぞぉ。
お〜い!助手くん!どうだい調子は。
いまさっき全て終わりましたよ。
な,何も手伝えなかったのか。
あぁ今から纏めたりしたいのでデータ整理とか
頼んでも良いでしょうか?
あぁ勿論だとも!
なぁ助手くんの方はどんな感じだったんだ?
私の方はですね〜,,,
まず初めに時空の領域の時間の流れや
タイムホールドがどんな領域かを調べてみ
ました,時空場が歪んで著しく極端に加速して
居る領域や減速して居る領域がありました。
僕はこれに時空の連続的流動性制御構造と
名付けました。
この連続的流動性制御構造があるおかげで
認識を除くほぼ全ての生命体が感じる時間の
流れや空間の変化は一定に流れるように
出来て居るみたいです。
認識はどうして含まれないんだ,
具体的な例を上げるとしたら学校で授業を
受けてる時に,授業を長く感じたり
20歳を超えてから人が感じる時間の流れは
早く感じたりする現象がありますよね,これは
認識が時間を超越しているポテンシャルを
持って居るからだと私は仮説をたてました。
新しい事をする事で脳の処理速度が早くなり
感覚的にそう感じて居るだけだと最初は
思いましたが,どうやら違う様でした。
続いては時空間連続体や時空の狭間の調査
ですが,結論としてあそこは,永遠が存在
していました。
は?永遠?
永遠とは,時空と時空の狭間にある時空の
つなぎめと呼ぶ場所で,カメラを使ってドローンを使ってみたら,永遠のループが繰り返される
様になっていた見たいで出れなくなってしまい
まして。
そうか,,,。
なんか元気無いですね。
いや,私がしていた方はな,ちょっと無理そうなんだ。
、、、なら僕がタイムマシーンの発表の為の
論文を書いて博士はそっちの事をやりましょうよ!
いいのか?私は。
非効率的と行ったのは博士でしょ?それに
始めた事を途中からやめるなんて勿体無いですよ!様々な時点からタイムマシーンを発展させ
タイムマシーンで発展しそれが今我々がやるべき事でしょう!
、、、あぁ!そうだとも!ありがとう助手くん。
そうして私は更なる探求を始めるのであった。
助手くんに救われたな,どうしたものかなぁ
、、、あ,そうだ,宇宙の論理にどきりときたからなぁならばタイムマシーンからわかる宇宙の
構造何てのはどうだろうか!さぁならばさっそく記述して行くか。
まず時空間とタイムマシーンによる研究によりわかった宇宙についての事を纏めて行くとするか,これが,将来誰かの為になってくれたら良いんだがなぁ〜。
1つ目は, 宇宙の根底には物理定数と言う物理
法則の根源的な定数が存在しており,それから
パターンが生まれる,パターンは現象や状態,変化
など物理法則から生まれる無数の論理と構造
の記述であると言う事。
物理定数は枠外の居る可能性と無限の可能性
から定数を変動させて,1Aの定数が1Bに,1Bが1Cにと言う変わる形を持つことで無限の
物理法則つまりはそれに連なる無数の論理的
記述構造とその物理法則同士の相互作用から
生まれる異なる現象を記述する事ができる。
物理定数が根本的に異なる2Aや3Aと言う
定数の宇宙もω^2Aの宇宙とかも存在して居る訳だ,その一つ一つにさっき言った様に無限の物理法則がある訳だ。
その全体を物理学は記述内包する事が
出来てしまうと来たもんだ,すげぇや。
つまり枠外と無限の可能性事記述が可能な
物理学はその内部で完全な無矛盾。
まぁ法則の入れ替えで片方の宇宙では出来なかった事が出来る様になる等々から,完全な無矛盾性を無限の可能性のルートやパターン全て
を完全に単一で記述し不可能を完全に無く
し切り永遠と呼べる拡張を最終的な段階まで
終えて記述し切ることが出来てしまう。
つまりはありとあらゆる数学的構造も違う
数学から成るあらゆる数学的構造も全てが
記述可能な訳だ,やばいな,しかもこれはあくまでも次元を我々の居る領域で考えた場合のサイズでの宇宙の話だけからなぁ。
別の数学的法則や新たなパターンの法則等々更に超次元の無限空間の絶対的不可能性の未知の数理論理的な構造も構築可能な14次元の膜の
領域の知的高次元生命体が居てそこから,下位の次元に要素を1つ足す事から下位の次元の無限倍以上に下位世界のありとあらゆる数学の拡張の限界を超えた先の無限大の全集合より大きく
なる様になった世界が繰り返し,を,し続ける永遠に再帰する次元とかも存在して居るんだったもんなぁ,確か,仮説段階で次元的障壁のせいで大小の差では無く次元の段階を踏む事に強力な論理的制約があるから厳しいんだとかで,認知や定義不可能な理解がそこに
あるなら間接的にもしる方法は無いもの
かなぁ。
まぁいいか,時空間とタイムマシーンから
分かる宇宙はただの上位次元を記述する
一文でしか無いんだもんなぁ,悲しいもの
だよな,宇宙が究極の集合と下からは定義
出来ても上の世界の存在からしたらそんな
事は全く無いと言うのだから。
そういやぁ,こんな話をどっかで聞かされた様な,確か改良されたタイムマシーンが自動観測装置になって時空構造で全ての道筋それはもう
あまりにも途方もなく長く無限以上に,終わり
無くあらゆる可能性の道筋をあらゆるパターンを試す永遠のループをする装置になって
しまった事があった事を未来人(不明)に
話されたっけなぁ,今思うとあいつは未来から
来た生命だったのかもしれないと思うと
惜しい事をしたと思っている。
そいつはラプスと言う名を名乗る人物である事を口頭では無く,手紙か何かで見たなぁ。
ラプス,,,いや流石に違うか,矛盾した存在に
なってしまうからな,そんな訳だし存在出来
ない,,,よな?
私は,そこから,また新たな,ある仮説を立てて
みた,その仮説とは,宇宙の根本的な部分で
定数がまた違う宇宙,この宇宙に置いては,
定数は1A〜ωA,ω^2,,,〜ΩA〜,,,etcが
あり記号が異なるBやCそしてZまでありそこ
から更にAA.ABと言うのが永遠に続くわけですが,その記号において更に異なる定数の論理が
存在する,つまりは全体的な記述構造,根本的に
宇宙の根幹が違う宇宙がまだ存在して居る,と
言うより大枠の多元宇宙論の仮説です,個々で
完璧な論理から成り立つ物理学的で多重層の
宇宙はありとあらゆる構造に結びつく宇宙
や集合が全て存在していますがそれとはまた別
に個々が自身を補完すると言うここの単一の
宇宙だけにあらず他のバージョン,絶対的に全体が異なる個々の完璧に独立した単一の宇宙が
存在して居ると言うのがこの多元宇宙論理の命題だ。
あくまでこの多元宇宙論の相互作用は仮説段階だが,全ての宇宙には本当のものとなる真実の
時間軸と個々の知的生命体の影響を受け取る計り知れない数の時間軸,そして非線形的な非時間の軸が存在して存在してあると言う事がタイム
マシーンによる実験からある程度,わかって居るが,それ,つまりは時間軸とその知覚者と可能性の
重なりの相互作用から更に計り知れない数の
宇宙を産み落とし永遠に分岐し続けると言う
様に全体的一つの宇宙は更に一つの理を
媒体として,この宇宙全体とは絶対的に異なる
バージョンの宇宙が更に計り知れない数存在し,理解の範疇を超える理や理的媒体の,何かが存在し,個々の宇宙同士の衝突や相互作用から何かがそれこそ違う無数の宇宙が形成し更なる無限の宇宙を増やすのでは無いか?
そう言った多元宇宙論の論理をゆっくりと
他のアプリケーションなどで調べながら
そうである可能性を理解して行きました。
なるほど,だからか,13次元の物理学の領域の中
だけで,不可能を含む拡張の様相実在宇宙論的で
我々の脳内の思考から拡張されるより大きい数学的構造の限界まで広げた宇宙が上位の知性
存在が思考する論理の多元宇宙よりも小さい
個別の究極の集合として機能してるわけだ。
じゃあ私がタイムマシーンから観測したのは
テグマークスの多元宇宙に重ねて考えるならば
タイプⅢの多世界解釈的な宇宙の領域であり,我々が存在する宇宙の空間領域全体を考えるならばタイプⅣになるか。
我々の理論や論理ではありとあらゆる知性を
結集させても絶対的に考えつくまたは,記述
する事が絶対的に不可能であり,タイプⅣ,Ⅲ
私は詳しくは無いが理論上じゃそうだしⅡ,Ⅰの
マルチバースの計り知れない集合体そして
理論物理学の専門分野の博士の研究である
クリスティアン氏の拡張様相宇宙論によれば
不可能性が存在せず,存在するそれ「宇宙」の
ありとあらゆる最大限の拡張をした空間である,
更なる宇宙的な集合は数学的な適応限界を遥かに凌駕する可能性を含めたありとあらゆる集合
も含む,と,それら全体の全宇宙の全集合はメタ
ユニバースつまりは宇宙のメタ的数学の現実,
まぁ14次元の高次元知的生命体が我々を単なる
末端の方程式,素粒子の物質の集まりとしての
集合の一部の集合の一部と続く先の最小の一粒にさえ劣ってしまい次元論理学専門の博士に
よると,次元障壁の存在は私が思っていた以上
の代物で絶対的に到達が厳しいだなんて無数の
定義より遥かに巨大な不可能性なのだとか,を
仮説立てて居るのだとか,はぁそんな所に我々があってしまうと言う事なのか,くっ,だがしかし10次元の空間についての研究で,我々とは別分野の素粒子物理学専門の博士の研究だと自己相似性の幾何学的構造つまりはフラクタルのミクロコスモが無限に無限に無限にと集合して居ると
言う事も聞いたし,まぁ上にも連鎖的に存在して居るのだろうな。
ふぅ,宇宙的な論理を纏めて居ると何だか疲れ
るなぁ.だが助手くんに負担かけてるんだ
やめるわけには行かないんだ。
スイッチオン,,,は⁉︎タイムマシーンの誤作動?
まずいぞ,異法則じゃ無いから親和性はあるはず
だからまだ,,,ぐっ,,,ふ,治った,?あれらは,
宇宙なのか?これは凄い,可視化された状態で
無限の平行世界の一部を垣間見たと言う事なのか?凄いぞこれは誤作動だなんてレベルに
納めるのは勿体無いな,ここを改良して更に高い安全性と宇宙外観察機能を作ってみるか!
「そうして博士と助手の二人がより深い研究や
新たな発見を通じて様々な論理を書き連ねて
行い遂に発表会の日付となりました」
助手くん,そっちの準備は。
えぇ!勿論です,手に汗握りますね。
「そうして発表会は始まりを迎える事となり,
博士は可視化装置を使い,上映をし,会場全体に
居た人々に,激震を,与えた,美しい宇宙を,目
に見えて,生まれて初めての,光景を,人類史上初の可視化なのだから,そして助手の方も,タイムホールド等々の,実験結果や,タイムマシーン発明までの,歴史,タイムマシーンの実用化可能かについての,論文を発表し,国のお偉いさん達は大満足
していたらしい」
発表会は終わりを迎え,国のお偉いさんたちは満足げに頷いた。
だが,博士と助手はただの始まりだと感じていた。
彼らの心には,まだ見ぬ世界と解き明かしていない謎が広がり,次の一歩を踏み出す決意が芽生えていた。
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