応援コメント

文乃Ⅳ(前編)」への応援コメント

  • 当事者の気持ちを想像で勝手に代弁してしまうことの罪深さ、みたいなものを感じてしまいました。
    〝可笑しな二人だ〟見つけました、隠れ●ッキー。
    前回のコメントで言葉足らずだったので、少し補足させてください。
    私が言った違和感とは、決して〝綻び〟とかいうことでなく……「おかしな噺」に登場する連れ合いの方がどなたなのか、という推測から、若菜ちゃんとの関係がこのまま恙無く進むだろうか……というぐらいの意味でした。文章表現に違和感があったとか、そういうことではないのです。言葉が適切でなく、申し訳ありません。
    引き続き楽しませていただきます。

    作者からの返信

    いつもコメント、本当にありがとうございます。

    >当事者の気持ちを想像で勝手に代弁してしまうことの罪深さ
    こちらのお言葉、深く考えさせられました。

    まず、ここでまたリス(lys)さんのご意図を読み違え、それこそ勝手に代弁してしまっては本末転倒だと自戒しつつ──
    楽観的に受け取るなら、冒頭での結人の「当事者性」に関する思索へのご共鳴と受け取れるようにも思います。あるいは、文乃の意図を結人が読み取ろうとした一連の場面に対する複雑なご印象かもしれないな、とも思いました。
    いずれにせよ、物語を書く中で常に付きまとう「誰の物語か」「どこまで踏み込めるのか」という問いに、改めて向き合う良い機会となりました。身の引き締まる思いです。これはそうです、〝独り言〟なんです。

    >〝可笑しな二人だ〟見つけました、隠れ●ッキー。
    ハハッ、ミツカッチャッタ(無意識だったことを正直に白状します……きっともう思考の癖なんでしょうね 笑)

    >言葉が適切でなく、申し訳ありません。
    とんでもないです。むしろ私の読解が歪なのだろうと思います。最初は、リス(lys)さんにご説明いただいたようなご意図で捉えるのです。でもその後、私の中で声が響くのです。本当にそうか、と。卑屈な私が己に向けた刃がリスさんを傷つけていないかと、心苦しいばかりです。でももし実際に綻びがあったとしてそれを暴かれるなら、それがここまで丁寧お読みいただいている方の手によるものなら、それは幸福なことです。
    『さよならを教えて』という、少々ご紹介しづらいADVに「そのヒクツさはぁ、すでに傲慢ですよぉ」というセリフがあって、ふと浮かびました。クロヤツシロランの悪いところですね。

    引き続き、よろしくお願いします。

    編集済