第21話 あまり寒くないなと思った

 昨夜21時頃に粉の珈琲を切らしてしまった僕はその日に買いに行こうと思えば行けたのだけど行かなかった。眠気が勝った。まあ、なんだかんだで22時半くらいまで起きていたけれど。

 本日の起床は4時32分でそこから21分後に朝の薬を飲み一時間ほど惚けたように放心した後、寒くてもいいから缶コーヒーでも飲もうとエントランスホール兼駐車場にある自販機まで買いに行った。

 結果を言うと、あまり寒くなかった。購入したのはBOSS BLACKである。僕はBOSS BLACKの事をBOSS黒と呼んでいるので此処からはBOSS黒と表記しようか。BOSS黒は勿論、ホットを買った。その場で飲んで缶をゴミ箱に棄ててきた。

 BOSS黒を飲むと大抵の場合、喫煙したくなる。まあ、BOSS黒に限らず珈琲全般に言える事だが。なので今、喫煙している。やはりMEVIUS100:sは美味い。

 珈琲、喫煙と続けて、僕はやや空腹感を覚えた。家にはカップ麺のストックが7個、種類被り無しで有る。が、今すぐに食べる候補には入らないのだ。 

 歳のせいなのか、朝から重たいものは食べられなくなっているのだ。まあ、色々あって此方から縁を切った元知人は歳上だがバクバクと食べていたので、あまり歳は関係ないのかもしれないなとも思うが、僕には無理だ。

 無理な事を無理矢理やるのもバカバカしいので、とりあえずは食べない事による低血糖を引き起こさない為に、固形物ではないが、また駐車場の自販機まで行き、何か甘い飲み物でも買おうかと思った。

 が、二度も立て続けに外に行くのも億劫なので後回しにする事にした。

 とりあえずは、外はあまり寒くないなと思った。時間を見ると6時前だった。あと一時間程待って近所のスーパーに粉の珈琲を買いに行くとしようか。

 その前に、自販機にも行ってそうだが、それはそれである。執筆に疲れたのでまた喫煙するとしよう。

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