第20話 改まって書き綴るよりも

 本来の僕はもっと支離滅裂な文章を書き綴る。

これまでそうしてきたのに、カクヨムで書くようになってから、なにか身構えているかのような文章ばかり書いている気がする。

 話を逸らしてしまう事になるが、Xには呟怖という文化があり、それに則ってお題を出させてもらったり、単発で呟怖を書いたりしているのだが、呟怖には136文字以内で書くというルールがある。僕はそれに律儀に従い書いている。何故、136文字以内かというと、1ポストの中に必ずハッシュタグで、#呟怖と付けなければいけなくて、それが【 】を挟むと4文字扱いとなるためである。

 話を逸らしたが、根幹的な説明をするには必要だという判断によるものだ。つまりは僕はそれに慣れているため、あまり多い文字数で書く事には慣れていないのだ。いや、もしかすると、感覚的に短文に特化されていったのかもしれない。一応、以前には長編を書いた事もあるので恐らくはそうなのだと思う。

 さて、タイトルにもある「改まって書き綴るよりも」について、考えようか。型に嵌まるのは良くないとも思うのだが、改まって書き綴る事で【歪(いびつ)さ】のようなものが生まれるのだとしたらある程度の型は必要なのではないだろうか。そう思い、僕は型を模索している最中だ。

 しかし……、どうしても此処で書くときには何処かしら改まって書き綴る習慣のようなものが染み付いてしまっている気がするので、いづれは見つけてみせるが、突破口がなにか無いか考えようかと思うのだ。

 なんだかとても改まって書き綴ったような文章になってしまった気もするが、日進月歩と行こうじゃないか。進化あるのみである。

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