第6話 万年体調不良男
万年体調不良男。それは僕の事を指す。
兎に角、体調が良くないのだ。
挙句の果てに趣味のゲーム制作まで、一年間完全休止しようと元旦に決める始末である。
話は少し逸れるが、僕は霊的な文章とかも書くこともあるんだけど、霊的なもの全般をそこまで信じてはいないし、宗教とかにも興味は無い。そう、まるで無いのだ。以前、誰かから信仰心の厚い者は病気にも強いと聞かされた事もあるが「ふーん、あっそ」で済ませたら、そいつは烈火の如く怒りだしたので後始末に苦労したっけ。今では笑い話だけどめっちゃ怖かったなあ。
そんな事より元旦も大晦日も小晦日も遡ってみるとずっと体調が悪くて、たまに少しだけ体調がいい日なんかは何処かしら浮かれつつも心此処にあらず状態になるのだから体調不良がデフォルトなんだよなあ。
それはさておき、元旦だし寿司でも食おうかなと思い、朝方、近所のスーパーで20貫で1038円の寿司を買って食べたんだけど、ボリュームが凄かったせいか未だに満腹だったりする。
まあ……いいや。そのあと「あけおめことよろ」だなんて同じアパートに住んでる人にカジュアルに挨拶されたんだけど……、なんだかなあって感じだった。ちゃんと略さず口語体では言おうぜ?ははん?とか思いましたとさ。
それは置いといて、今年もきっと、一年体調不良だろうから覚悟しとかないとなあ。
病は気からって言葉、大嫌いでさあ、気合い入れてもしんどいものはしんどいのよって言いたくなるけどモメそうだから、そうですねーあははーとか返しといたら、この前「何笑ってんだ!?ああ!?」とかとある知らないオッサンにブチ切れられたので日本語はつくづく難しいなと日本人なのに思いましたとさ。
とりあえず……、今年も体調不良だよなあ。まあ諦めてるよ。執筆疲れたし煙草でも吸うかなあ。
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