D坂の殺人事件って話なんですけどD坂ってDOKO坂ですかね

主人公はニートの男なの。

よく行くカフェで、明智小五郎っていう超頭いい男と知り合ってて。

ニートくんさぁ、このカフェにいるといっつも向かいの古本屋の奥さんのこと見てんの。どエロいらしい。


で、ある9月のクソ暑い夜、いつものようにカフェで明智とおしゃべりしてたの。

「完璧な犯罪ってあり得る?」とか「探偵小説の話」とかしてて、二人とも「なんかミステリーに巻き込まれてぇ〜」みたいなテンションだったの。


そんな時、古本屋の様子がマジおかしくて。

店の奥と店の境にある障子の格子が閉まったんだって。

超違和感!

だって本屋って万引き警戒してるから、普通は奥の人が格子の所から見張ってるじゃん?

なのに、こんな暑い夜に閉めちゃうし、その後誰も出てこないし。


そしたら次々と客が来て、みんな明らかに本パクってんの。

誰も店番いないのをいいことに万引きしまくり。人として終わってやがる。

これはとっちめないと!!!!

ってことで、明智とニートくんの二人で様子見に行ったわけ。


店入って「すみませーん」って呼んでも誰も出てこなくてさ。

とりあえず開けてみる?

つって障子開けて奥の部屋入ってね

明智が電気付けたら――

マジびびった!

古本屋のどエロ奥さんが死んでるの!

首絞められて!


しかも奥さん、めっちゃ自然な感じで仰向けに寝てて、全然抵抗した感じなかったの。

マジ怖くて震えてたニートくんに、明智は「警察呼んでくるから、ここ見張っててね」って冷静に言い残して走っていっちゃって。


警察めっちゃ来て、捜査しはじめたの!

でもさ、どう調べても犯人どこから入ってどこから出てったのか全然わかんないんだって。

表からは絶対出てないし(カフェから見てたから確実)、

裏口にはアイスクリーム屋がいて「誰も通ってない」って言ってるし。


店の前にいた学生二人も全然違うこと言ってて、

一人は「犯人、黒い服着てた」って言うし、

もう一人は「いや、絶対白い服だった」って言うの。


ここからがマジ重要なんだけど!

この事件からしばらくして、ニートくんがめっちゃ頑張って調べ始めんの。

新聞記者の友達経由で警察の捜査状況とか聞いて、

自分でも実験とかしちゃうの。マジ本気!


で、10日くらいかけて、ついに犯人が分かったって思って、明智の部屋に乗り込んでいくの。


「明智、お前だろ!」みたいな感じで証拠突きつけんの。


まず、学生の証言で黒い服と白い服で分かれたのは、明智の派手な棒縞の浴衣が角度によって違って見えただけじゃね?って。


次に、電気のスイッチに明智の指紋しかないの。これって自分から発見者になって証拠消そうとしたんじゃね?って。


さらに、隣の蕎麦屋でトイレ借りるふりして裏に回り込んだでしょ?って。


でも明智が笑っちゃって、全部違うって言うの。

本まで出してきて「人間の記憶なんて当てになるわけないし~」とか、

「電球が切れてただけだし」とか説明して。


そして、実は心理学的な観察から真犯人を見抜いてたって言い出すの。


古本屋の奥さんと隣の蕎麦屋のおっちゃんに秘密があったの。

二人とも体中に傷があって、それがSMプレイの痕だったの。

最後は二人の趣味がエスカレートしすぎて、殺人になっちゃったってわけ。


結局、蕎麦屋のおっちゃんが罪の重さに耐えられなくなって自首しちゃって。


人騒がせな性癖まじで乙って感じ。

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