やっぱ深夜2時ってなんかある

これはいつの話だっただろうか、多分、中学か高校の頃? かな

あ、何体験か分かりませんが、ちょっと怖かったお話。


昔は徹夜でゲームするのが好きでしてね

多分金曜の夜で次の日が休みだったのかな?

その日の夜も徹夜でゲームしてやるぜーって、ワクワクしてたんだよね。


その頃の自分って、やっぱどっかズレてて

変な趣味というか、意味不明な事やってて(笑)


ティッシュの空き箱あるじゃないですか? あの紙の

あれを部屋の隅に、使い終わったら重ねて行って

天井まで届かせる、っていうマジで意味不明な独りチャレンジしてたんですね


んで、その日の夕方にとうとうそれが達成されて

見事に天井まで達した、ティッシュ箱タワーが完成したわけです。

押しても引っ張ってもそう簡単になど崩れそうにもない。


そしてなんだかよく分からない達成感と共に

これが出来るなら俺は何でもできるはず! みたいな?

そんなテンションで徹夜ゲーに突入しました。


部屋の電気は消して、TV画面の明るさだけで集中する。

ティッシュタワーの事なんかとっくに忘れて、ゲームに夢中になる訳で。

一区切りついたとこで、フゥと一息つきまながら飲み物を手に取る。


ふと時計を見ると丁度深夜2時になったところ。

なんで、ふとこうやって時計を見るときって、決まってこういう時間なんだよ

と思ったのと同時に

あの、押しても引っ張ってもそう簡単になど崩れそうにもないティッシュタワーが

俺目掛けて崩れるワケよ。


深夜2時

静まり返った家に響く、崩れたティッシュ箱の音


ボコボコボコボコボコボココボコボコボコボココボコボコボコボコッ!!


だからなんでだよっ!


声には出さなかったけど、ツッコんでおかないとちょっと怖い。


特に、深夜2時丁度はマジでやめて?

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