2025年1月4日。にゃんこ支離滅裂12
「俺は、俺の肉体は鍛えたら、鍛えて成長したらその最高潮で止まる。だから鍛える必要などないのだ。なかったのだ。地球最高になってからな」「にゃるほど」「だが魔法などという地球にはない条件が付いている以上、鍛えなければどうなるかは分からないからな」「ようするに怠けだね」と僕は言った。「それはその人の判断だが、今までの俺は最高になった時点で終わりだった。そしてここでも優勝して俺は引退するつもりだったけど、気が変わった」「分かった。早速修行だね」僕が言うと、「よし」と立ち上がり部屋で修行を開始する事にした。部屋と言ってもさきほど言った通りの野球のドームなのでその中にポツンとベッドが真ん中にあるだけなので、それを端に寄せてから筋トレなどを開始することにしたのだ、ナップは。「すごいにゃ」パンチの一つ一つが風圧を上げている。まともに当たったら僕は飛ばされてしまうだろう。そしてまともに風じゃなくてパンチそのものに当たったのならば一撃でやられてしまうだろう。だから僕は引っ込んで物陰から眺めていた。「何をしている。そんなところに隠れて。お前も修行をするんだ。お前も参加するのを忘れたか。使い魔としって」そういえば。はっとして僕は気づいた。
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