俺もなりたいS級ヒーロー

とくがわいえやす

第1話 ヒーロー

ヒーロー...

それは日々現れるダンジョンの怪物や突然変異の怪人、市民に危害を加える犯罪者達に立ち向かう勇気ある人間



そのなかでもS級ヒーローは

世界に数百人ほどしかいない圧倒的な力を持っている人間

S級になるだけでも待遇はかなり違う

そして滅多なことがない限りS級が表舞台に出てくることはない




ヒーローはE級からS級まで幅広く存在していている

E級(平均的な運動力に一定のレベルを持つ人)

D級(平均以上の運動力があり一定のレベル、スキルを持つ人)

C級(プロ級の運動力があり、一定のレベルを持つ人)

B級(C級以上の力、または特別な能力を持つ人)

A級(B級よりも特殊で珍しく強い能力を持つ人)

S級(極稀に現れる特別な能力を持つ人)


他にもB級以上の固有の特殊能力がなくても


レベルを一定まで上げたり


複数人のチームを組むこと


A級以上のヒーローによる推薦


ヒーロー活動での貢献度などによってB級以上のランクに上がることはできる。




そのなかでもレベル、能力、貢献度、知名度によってそれぞれのランクで順位が付けられている


人口で言えば無能力であるEからC級が多く、そこから上のB級からS級になるほどヒーロー人口は少ない



なぜなら世界中の人間が全員、特別な能力を有しているわけではない

だから能力を有している人間がいるだけでその国の力は大きく変わるしその人の価値も変わる


ただ生まれて直ぐに能力が分かるわけでもなく発現するわけではない



全員12歳になった時に能力が目覚める

そしてヒーロー協会による特殊な検査を経てしっかりとした自分の能力や力が分かる



そして15歳からヒーローとしてヒーロー登録をすれば晴れてヒーローになれる



法律としてヒーロー登録してない者が能力を街中で使ったりするのは緊急時以外は基本法律違反である。



そしてヒーローは怪物や怪人などと戦い、街を守りその怪物たちが落とす魔石を集め売ることと国民からの寄付金によってお給料がヒーローに支払われるシステムである。




ダンジョンのレベル、怪物、怪人などそれぞれ危険度に合わせてレベル1〜レベル10まで振り分けされている。


 レベル1(E級一人で対処可能)

 レベル2(E級5人で対処可能)

 レベル3(D級一人で対処可能)

 レベル4(C級一人、D級5人で対処可能)

 レベル5(B級一人、C級5人で対処可能)

 レベル6(B級10人、A級一人で対処可能)

 レベル7(A級5人で対処可能)

 レベル8(A級10人、S級一人で対処可能)

 レベル9(S級一人以上で対処可能)

 レベル10(未知数)



ヒーローはヒーロー協会による情報収集による格付けを元にヒーロー自身が判断していく場合と協会からの要請によって出動することである


それとヒーロー協会と現場にいち早く現着したA級以上のヒーローが怪人達の格付けをすることができる。



そしてレベル10はS級のみが格付けを許されている

だが今までレベル10をつけられた怪物や怪人は






    










    ー未だ存在しないのであるー















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