どうしてなろうアンチはレイプが好きなのですか?

@ameirotamanegi

第1話

 どうも、手に取って頂いて嬉しい限りです。ですが、タイトル通り過激な話となるので、この手の話題がお嫌な方はブラウザバックすることをお勧めします。


 書かれている作者の皆様、また読まれている読者の皆様。

 あなた方は自らの作品をもって人間性を問われたことがありますか?

 読んでいる作品をもって作者の人間性を問うたことがありますか?


 私はあります。こんな作品を書いて~あんなお題を用いるなんて作者は~と。ですので、私も今回問いかけ返したいと思います。


 どうしてなろうアンチはレイプが好きなのですか?


 レイプは創作の世界において、ジャンルを問わず、メディアを問わず、用いられてきた表現です。しかしながら、現実でも罪を問われる違法行為であり、それだけに重い、慎重に慎重を重ねるような注意深さが必要です。それでも反発やヘイトを生んでしまう表現ですが。


 さて、私は何年となろう作品を読み続けてきました。数百、数千、どこまで何作品を読んだか覚えてはいません。


 それだけ読めば当然、レイプが出てくるときがありました。男性向け、女性向け問わずで。すると読まれた読者が強い口調で反発したり、『なろう作者はすぐにエロを扱う』と内外で作者を攻撃する感想が見られたものです。


 それと同時にアンチなろう作品でレイプを行った主人公が断罪されるものも見受けられるようになりました。力に溺れた主人公が世界に重大な危機をもたらしたり、放埓な振る舞いで破滅していく系統にありがちなパターンですが。


 私はそれらの、レイプを始めとしたなろう主人公の人間性を批判してきた方々がレイプという表現を用いるのに疑問を覚えました。もちろん、これはなろう作品を揶揄しているだけ。アンチ作者の人間性とは無関係と言い張ることは簡単です。


 しかし、私はそこに至るまでの過程を見て、またしても疑問を覚えました。皆さんも、もしかしたらレイプや何やら非人道的な行為がでてくる作品を読んだことがあるかもしれませんね。そこで思い出してみてください。今まで何作品レイプが登場したでしょうか?


 私は最低でも数千作品読んで四つぐらいでしょうか。


 対して、私はなろうアンチ的な作品を100作品ほど読んだことがあります。レイプが出てきたのは八つぐらいでしたでしょうか。


 明らかに多いのです。それも作中ではいとも容易く行われていました。


『犬がある日かわいい犬と出会った。・・・そのままやっちゃった』


 それぐらいの気安さです。視界に入ったから、主人公を糾弾したからと。


 一方でなろう作品で行われたレイプはどうだったのか思い返してみますと、最低限の言い訳は用意してあったように思われます。


 女性の下手人にヒロインを殺害され、その報復として

 主人公ないし、その家族の命を狙ったが失敗し、その報復として


 良いか悪いかで問えば、間違いなく悪い行いでしょう。それでも主人公は悪だとして、敵役は、そうされても仕方ないと言えるだけの設定は積まれていたように思えます。


 まあ、報復でレイプ返しなんかせずに、速やかに首を断てばいいという意見もあるかと思いますが。


 ここまでの内容を踏まえて、私はなろうアンチはレイプ好きであると判断しています。他にできる表現や方法があったにもかかわらず、結局は批判していたのと同じレイプを用いたからです。それもより露悪的なやり方で。


 作者の人間性は物語とは関係ない、結び付けるべきではない。そんな話もあるかと思いますが、結び付けている方々はどうなのか?私は向けたものと同じものを向けられて然るべきだと思います。


※私が読んだ限りの範囲でノクターン・ムーンライトは数に入れていません。

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