第12話とある喫茶店にて

 今朝はちょっと早く起きた。

 ネットを立ち上げ、カクヨムのコメントへの返信を書く。ああ、年末年始の休みは今日までだ。連休最後の日、どうしようかなぁと思いつつ、カクヨムを眺めていたら、はっとした。あっ、そうだ、ちょっと歩くが、あの喫茶店に行ってみるか。

 その喫茶店、ファミレスよりもちょっと値が張るので、滅多に行かないのだが、そこのモーニングのピザトーストがめっぽううまい。

 ああ、ピザトースト食べたいなぁと思って、開店時間近くまで部屋でカクヨムをしてのんびりする。

 「ああ、もうそろそろ開店だな」、と思い、着替えて、さっそくトコトコ歩いて、喫茶店へ。トコトコトコトコ、けっこう歩く。うわ~、寒いなぁ。

 セーター着て、その上からダウン着ても寒い。まぁ、陽が昇ったばかりだしな。

 白い息を吐きつつ、やっと喫茶店に着いた。開店早々なのでお客はいない。

 角の一番落ち着く席に座ると、店員を呼び「ホットコーヒーとピザトーストお願いします」と告げた。

 ちょっとすると、先に温かいホットコーヒーが届く。ミルクだけを入れ、一口飲む。う~ん、やっぱり喫茶店のコーヒーは美味しいなぁ。正月休み最終日にふさわしい味である。

 しばらく静かな店内を見渡す。誰もいない店内、ぽかぽかな空気が心地よい。

 「お待たせしました。ピザトーストです」と店員さんが言って、テーブルにピザトーストが置かれた。テンションが上がる。

 「いただきま~す」と心の中でつぶやき、チーズとベーコンとたまねぎとピーマンが載っている分厚いトーストをがぶっとする。

 うんうん、これこれ、この分厚さがたまらない。チーズがでろれ~んと伸び、ほくほく。ピザの具が落ちないように気をつけつつ、食べ進む。

 もぐもぐもぐもぐ、うん、うまうま。けっこう空腹だったので、至福の時。ああ、生きててよかった。

 トーストを食べ終わり、しばしコーヒーを飲みつつ、忘我の境地。

 ちょっとして我に返ると、タブレットを立ち上げ、カクヨムの続きを眺める。

 ヨムヨム中心に進んでいき、コメントを書きまくる。返信が楽しみだ。

 その後、一時間くらいのんびりして、喫茶店を後にした。

 最高の連休最終日だな。これから家でカクヨムの続きをしようかな。

 

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