高慢さを支えるシステム

なぜ所得が高いと世帯当たりの子供の数が多いのか。

荒川氏の主張を読んでみてふと疑問に思ったので何か書く。

民間企業の場合、特に販路が安定している、成長している、予見可能性のある市場である場合収益の予測が比較的容易なので従業員に還元することはありうる。その結果としての高所得、安定性である。

先物取引のようなあまり予見可能性が高くないと言われる分野ではどうだろう?資金効率を落とせばレイオフされるリスクがあるので報酬もそれなりに高い。だから所得も高い。しかし長続きはするとは限らない。

これらの例に共通するのは新規性を創出しているかどうか定かではないということだ。前者は誰かが築いたものの上にのっているし、後者は市場の不完全性にのっている。

新規性に惹かれる女性がいない場合、うえにあげた男性のところに移動する可能性はある。それで他人の金で自分にあたかも権威があるというように思い込む。これが高慢さのもとである。

だから新規性つまり未だに市場に出ていない技術を作ろうと試行錯誤していたり、知識の創出にもがいていたりするものは結果的に一人である。同志はいるかもしれないが異性のパートナーは定かではない。

だから女の高慢さから距離を取ろうという話。権威にこびて受動的な存在はこちらからお断りしよう。

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女性の高慢さに対する考察 @takahirohorii12

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