小学生の時に恋していた女の子 中学生になった時「どうせすぐ彼氏できるだろ」と距離を置いていたらどうやら彼女は、彼氏を作ってないようで!?(完全フィクション)
幸坂紫苑
第一話 意外な恋
みんな 恋ってよくわからないよね 実は、こんな結末を迎える恋があるんだけど聞いてみないかい? 君のことをこの話で満足させることは、できるかわからないけど 僕的には、とても面白い恋だったね お、、なになに? 気になる
早く教えてくれ? ははは 急かすな急かすな じゃあ話してあげるよ
これは、ある少年の出来事、、、
(僕の名前は、松永玲人 そこら辺にいる小学5年生実は、3年生からの付き合いなんだけど僕には、1つ年上の恋をしている人がいる 名前は、白川雪 とても可愛くてファンクラブが設立されるほどだ 雪に恋をしている人は、めちゃくちゃいるが、僕はそこら辺にいる顔がいいと言うだけで恋をしているようなやつでは、ない 3年生の頃から仲が良くて 空いた時間休み時間などは、結構喋る仲だった 僕は、雪のその僕の話に乗ってくれる優しさと雪との会話がとても楽しくて
いつのまにか僕は雪に恋をしてしまっていた でも雪は、きっと僕のことを友達として見てるだけ、、、告白してもこんな僕の告白を受け入れてくれるはずない
なんせ僕は、雪とは違って顔は普通 良いところも悪いところもある 身長低い
隠キャ こんな僕の告白を気持ち悪がらない人がどこにいるって言うんだ
そんな中僕は、雪といつも通り 喋っていた)
ねえ玲人玲人
何?雪
私と玲人さぁ 玲人スマホ持っていないから連絡先交換できないけどさ、
Switchのフレンドにはなれるよね
確かにそうだね
じゃあさじゃあさ フレコ私持ってくるから玲人フレンド申請してくれない?
ん?もちろん良いよ
やったー
ガサゴソ
そんな時の為にフレコ書いた紙持ってきていました!
用意周到だなおい!
「「ははははははは!!」」
わかった今日のうちにフレンド申請しとくね
はーい 待ってるねー
(僕と雪は、毎日のように話していて、帰るのも道が途中まで同じだから一緒に帰っていた 雪の隣にいる 友達でもなんでも良いからそれで十分だった
それでも僕は、雪が好きで でも告白するのが怖くて 何度が告白するチャンスはあったけど行動には、移せずにいた
玲人小5 雪小6 この時期になってくるとどうしても避けられない別れがある
そう 雪の小学校卒業だ 雪が小学校を卒業したら1年間会えずになってしまう
どうしてもその1年間が嫌で嫌で仕方なかった
しかし現実は、非情だ ついに6年生の卒業式が来てしまったのだ
卒業式の間 僕はこれから1年会えないのかと考えると寂しくて
何度も涙が頬を伝った 横から友達がなん度も大丈夫?と声をかけてきたが
そのたびに コクンと頷いていた
卒業式が終わったあと雪が僕に声をかけてきた なぜか雪は目元が赤かった)
玲人 これから1年会えないから寂しいけど じゃあね
(、、、と一言残して雪のお母さんの方へ走っていってしまった
雪には、涙を見せまいと思ってずっと堪えていたけど 家に帰って自室に来た途端一気に ぶわっと涙が溢れてきた それは、どうしても拭いきれない寂しさだった。
ようやく落ち着き これからもたまには、会える と自分に言い聞かせ、春休みの宿題に取り掛かった 雪のこと考えてたから 全く集中できなかったけど
そうして春休みが終わり6年生としての生活がスタートした しかもそのクラスは
偶然にも雪がいた6年B組だった 6年生の生活も楽しかったがやっぱり心にはこの1年間埋まらない穴が空いたままだった それほど僕が雪のこと好きだったんだな
僕はそう思った
僕は今自分が2年生からやり続けているバレーボールをさらに勉強する為に
中学生のバレーボールの大会に来ていた するとあろうことかそこにユニフォームを着た雪がいたのだ 確かに雪は小学生時代僕より遅めにバレーボールを始めたけど僕は雪はバレーボールを続けていないと思っていた
まさか中学になってもバレーを続けているとは 僕はそう思いながら雪の女子の部の試合と共に男子の部の試合も見ていた
女子の部の試合が終わり、雪のチームの人たちは帰ってきた
雪と話したい、と思っていたけど 久しぶりに雪に会うから声をかけられずにいた しかも雪は中学生 中学校は上下関係もしっかりしているはずだ 下手に声をかけたら
「は?なにその年上に向かってのその態度 小学生の時と同じような関係ではないことわかってよ 空気読めないんだから」 とか言われたらどうしよう
、、、と思っていたので声をかけられずにいた それに一番大きいのは 久しぶりに会うから めちゃくちゃ緊張する!
その時雪が僕の後ろを通りかかった そして そのまま行ってしまった
、、、っ、、、
(やっぱり小学生と同じような関係では雪とは接せない もうあの時の関係は小学校で終わっていたんだ そうだよな
僕はそう思いながら家の自室に入り多目的椅子に座った
背もたれに背中を任せ かんがえていると、、、)
、、、待てよ
(僕はその時一つの最悪な可能性を見出してしまった しかもきっとその確率は
高い かなり高い
雪は小学生の時とても美人さんでファンクラブができるほどの可愛さだった 中学生になったら恋愛もかなり多くなる そこから見出したこと
ゆきのことが大好きな僕にとってとても確率の高い可能性
そう 彼氏ができていることだ
僕だって 最初からそうなるんじゃないかと、そう考えていた
でもそんなこと絶対に考えたくなくてその可能性から目を遠ざけていた
しかし今ほぼ確信した 彼氏がいると
仮に彼氏がいたとして 雪と僕が仲良さそうに喋る そしたらその彼氏が
怒るに違いない だから僕のことを無視したんだ)
嗚呼、、
(この残酷な現実から目を遠ざけたい 遠ざけたくて仕方ない
そう思いながら その言葉しか吐き出せなかった
、、、いや どうせこうなる運命だったんだ 仮に彼氏ができていなかったとしても僕の愛を受け取ってくれるはずない 、、、嫌な選択だけど、、、
雪への恋は 諦めよう
そうするしかない 彼氏がいてもいなくても 雪のことを 心の中で応援していよう
僕はそう思った)
えー 新中学生の皆様 ご入学おめでとうございます これから新たなる3年間
の学校生活を思う存分楽しみましょう、、、
10分後
えー長くなりましたが 私からの入学祝辞と学校その他諸々の説明を終わります
それでは各組ごとに活動などを始めてください 解散
(その後僕ら6年生は中学校としての学校生活が始まった どうしても忘れたいが
やはり中学生 雪と同じ学校になるとどうしてもすれ違いとか 偶然ばったり会うこともあるんだがその時は、)
れ、玲人
あ、白川先輩 こんにちは今日はあいにくの雨ですね それでは僕はこれで
あ、ちょ
(、、、と軽く会話を済ませ、そそくさと立ち去る その度に何か言いたそうな顔をするが あまり深く関わってはいけない だめだ
そうして中学校生活を送ってくるとようやく隠キャの僕にも友達 というものもようやくできた そいつはとても噂を捌くのがうまくて嘘な噂は嘘 本当の噂は本当 と噂の嘘か本当か、それを、僕の前で間違えたことは1度もない)
おはよう 玲人
龍斗おはよう
(その友達の名前は海川 龍斗(うみかわ りゅうと) もう1度言うが 僕の中学校生活で初めてできた友達だ)
なあなあ玲人 知ってるか?
ん?
中学2年生のすごい美人な人
、、、?
(思わず耳を傾ける 中2 美人 まさか)
龍斗 その人の名前は?
ん? 珍しく玲人が噂話に食いついてきたな なんだっけな 白川!
白川雪だ!
!?
(驚いた雪にも噂って立つんだな)
で、その白川先輩 すごく美人だから男からめちゃくちゃ言い寄られることが多いんだけど 全部玉砕しているらしい
、、、
(マジか雪 彼氏できていなかったんだな まあ僕には、関係ないけど)
あまりにも男性に対する塩対応から 冷たい雪と呼ばれているらしい
まあ異性関係なく友達の人には優しく接しているみたいだけど
(冷たい雪 ちょっとそういう言い方はないと思うなー)
へー 面白い話だったよ
お前白川先輩にコクるつもりかー?
まさか ただお前の噂話は全て面白いよ
へへっ ありがとな
ガラガラ
おーい席に着けー ホームルーム始めんぞー
(先生が教室に入ってきた途端辺りはとても静かになり 静寂に包まれた
そうして なんの問題もなく放課後を迎えた)
今日はちょっとバレーの練習遅めっぽいから 家で少しゆっくりできるな
(僕はスマホを見ながらそう呟いた 実はこの中学校スマホを持ってきても良いのだ 授業中は、回収されるが
そんなことを思いながら下駄箱を開ける すると)
パラッ
、、、?
(下駄箱を開けるとなにやら手紙のようなものが落ちてきた クマのシールで留められている封筒を開ける すると)
、、、あ!?
(僕は絶句した なぜならそこには
「今日放課後屋上に来てください」と書いてあったからだ
しかし驚いたのはそこじゃない それを書かれた字が
、、、雪の字だったからだ 3年の付き合いだ 筆画は、なんとなく頭に入る
しかしなぜ? でも呼ばれたなら一応先輩だし行くしかないか
そんなことを思いながら僕は屋上へと足を運んだ)
ガチャリ
(屋上のドアを開き屋上に入る 僕の目に映ったのはやはり雪だった)
玲人 来てくれたんだね 来てくれないかと
(僕はあえて筆画に気づかないふりをし、雪に言った)
なんだ白川先輩ですか 僕の様な隠キャを呼び出してどうしたんです?
え、えっと
用がないなら帰りますね それでは
(僕は屋上のドアを開き帰ろうとする その時)
ギュッ!
、、、え?
(僕は僕の今の状況に混乱していた なぜなら 雪が僕のことを後ろから抱きしめていたから)
玲人、、玲人君 (鼻を啜る)
(雪は、泣いていた 僕、何かしたかな)
あの 白川先輩? なんで泣いてるんですか?
その態度が私にとって寂しいからやめてよぉ!お願いだから元の玲人に戻ってよぉ!(鼻を啜る)
どうして玲人、そうなっちゃったの? 小学生の時はとても話し合った仲なのに
なにがあったのぉ?(鼻を啜る)
(違う 何かが違う 僕の想像だと中学生のゆきは、僕にこんな態度をとったりはしない なんでだ? あのバレーの大会の時 僕の存在を無視したのに、、)
じゃあなんであの大会の時あんな態度を、、、
それはぁ! 多分玲人といっしょだよぉ! 私、玲人に久しぶりに会うから
緊張してたのぉ!
玲人 どうしてそんな変わっちゃったの 玲人戻ってよぉ 私、玲人こと、
好きなのにぃ!!!
ドクン!
(嗚呼、僕は勘違いをしていたんだなぁ 雪に嫌われていると思っていた
しかも雪は、僕の事好きだったんだな その気持ちに気づかないなんて
僕は男としてどうなんだ 嗚呼 あの頃の感情が、段々の戻ってくる
僕は雪が、、、)
好き、、
玲人、、
(もう 抑えられない、、)
ギュッ!
(僕は精一杯雪のことを抱きしめ、泣いた、、雪の胸の中で泣いた 雪が、好き
僕は雪のことが、好き この感情は絶対に揺らがない そして雪は、)
玲人 私と付き合ってください、、
(僕は、ただ雪の胸の中でこくんと頷いた、、、)
どうだったかなその後この二人は結ばれ、最終的に結婚した
そうして永遠なる愛が生まれたんだ
ん?なんで詳しい?あなたの名前は何?
あーあ 気づいちゃったか 僕の名前は松永玲人
そして僕の妻は松永雪
話していた恋の人は、僕と僕の妻のことだったんだよ
この話、楽しかったか? 楽しかったなら聞いてくれてありがとう
それじゃあ僕はここで失礼するよ
1話完結の新作が完成!! こんな物語作ってみたかったんですよ(妄想)←(キモっ隠キャが何自分の妄想描いてんだ)
それではここで失礼します
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