第5話 ぼちぼち書いた七月

 角川つばさ文庫小説賞の応募作品をぼちぼち書きながら勉強もして、特にランキング報告が異常に多かった。


 平行移動ではあったものの嫌な月ではなかった。少しずつ小説の評価も上がっていたため、それをモチベーションに執筆を頑張っていた。


 月末には「【小中高生に見てもらいたい!】あなたの作品、小中高生からはどう見える? 現学生の生の意見が聴けます!」という自主企画を開催した。

 近況ノートで小中高生でコメントをしてくださる方を募集したとき、とても多くの方からオッケーを頂きとても嬉しかった。


 私の近況ノートを、私の作品を読んでくださる人がこんなに多くいらっしゃったということを改めて感じて、泣きそうになった。

 こよはるは意外と涙脆かったのである。


 夏休みに入って、少しずつカクヨムの時間が取れるようになった月だった。

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