The Last.
@sacura
第1話
この世界は、クリッカーで満ちている。
最愛の妹が死に、俺達は死にたがってもがいている。
「兄貴、ジョエルが死んだ」
「知ってる」
「誰から聞いたの」
「今、イブから。」
「そんなジョーク言ってないで、もうっこれみて」
そこにはジョエルとエリーが隠れている、地図を見せた。
「あの時の地図、私たちが居たって言う。証をナイフで指したのよ」
「絶対にジョエル、」と捲し立てる妹はわずわらしい。
「で、エリーは?」
「私たちが住んでいる農場にいる。でも、アビーが生きてるって噂もあるの」
「で?」
「だからっ、二人は生きてる。兄貴なら判るよね?」
「ジョエルが死んだってことだろ」
「そう、もう、私、死にたい」
「なんで?」
「愛犬のジョンも死んだから」
「育めばいいだろう、生まれるんだろ?猫と犬が」
「分かってないのは兄貴の方っ!」
「俺としたいのか?」
「違う、兄貴は「兄貴兄貴うるせえな。」
「じゃあ、アダム。この先、アビーを殺すか、エリーを殺すか選んで。」
「エリーを殺す」
「抗体を持っているのに?どうして」
「ジョエルが死んだから」
「わかった、じゃあ、私もエリーを殺す。アビーじゃなくてね」
「段々、母親に似てきたな「その話はしないでっ」
「好きだったのか?」
「………一応、愛してた」
「俺も。」
「だから、エリーを殺さなかったアビーを、助けなきゃ行けないから、水族館を出よう」
「解った」
「神ご不運を。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます