姫様の気まぐれなお出かけ準備
「ヒヒーン!」
「あはは!良いぞ!もっと進めえ!」
「ヒヒッヒヒーン!パッカパッカ!」
ああ、なんで俺はお
気高き騎士団の団長ともあろうこの俺が…。
俺は泣きながらただお馬さんになるしかなかった。
ーー
「なかなか、楽しかったぞ!」
「喜んでいただけたら嬉しいっす…。」
喜んで満足してくれたか?
ならとっとと訓練に戻って…。
「妾、次は街へ行きたいぞ!」
「は、はいいいいいいいいいいいいいいい!?」
ま、街だと!?
何言ってんだこんのじゃじゃ馬娘は!?
一国の姫様が街なんかに行ったら何されるか分かんねえぞ!?
しかしなぁ、機嫌を損ねさせるわけにも…。
いやいや!
万一の事が姫にあったら…。
しかしなあ…。
休憩時間終わるまでまだあるし、ちょっとだけなら良いか…。
「分かりました。俺がお供します。」
「やったああ!ありがとよ!ペント!」
「やれやれ」
一国の姫様と言えど、やっぱりまだ
まあでも、団長の俺がいるんだし、安心だろう!
って、自分が安心してどうする…。
「ではリーシャ姫、参りましょう!」
「うむ!」
こうして俺達は下準備をして街へと向かった。
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