てんきち
@I-Nameless
第1話、煌めけ光線剣!!
真っ黒な画面にCGで描かれた金色の
柄と白銀の刃で出来た1振りの剣がつかから柄、そして剣へとスクロールしながらマギー=ミツルギのナレーションが入る。
『聖剣。其れは聖なる剣、何処かの地にて台座に突き刺さり、其れを抜いた者は選ばれし勇者とされて邪悪なる魔王を討ち倒し闇を討ち世界に光りを齎す』
金色の柄と白銀の刃の剣が画面外へと消えてからCGで描かれた黒い柄とつかと赤い刃の剣がつかから柄、刃へとスクロールしつつマギーのナレーションが入る。
『魔剣。其れ魔法の剣とも怪しき剣とも言われ、手にした者は呪われるとも知れない、だが魔剣と聖剣は何処か対の様な存在で有った』
黒い柄とつかと赤い刃の魔剣が画面外へとスクロールした後。
CGで描かれた円柱状の物体が現れた、
その次のマギーのナレーションが入る、
『時が経ち創作作品はファンタジーがメインだったのが。アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラーク、ロバート・A・ハインライン、
と言った3大SF作家が執筆したSF小説が人気を博した時。
聖剣は光線剣と成り光りの刃が煌めく事と成ってその形は変わる』
CGで描かれた円柱状の物体の先端から光る刃が発した、
チープに描かれた基地内
カートゥーン調に描かれたマギーが草刈をして袋に詰めた。
気付いたかの様な反応をして、語り掛けた。
『あっどうも今回は解説モノとしておきましょう、今回解説するのは何で光線剣なのかと言うと光線剣では無く、別の所。ロボットの腕等の解説ね、
サブカルモノの中でロボットの手、マニピュレータで直接ぶん殴る場面がある筈よね?』
何年か前のブリキロボットのフック状の手でレンガブロックを殴りレンガブロックと手が粉々に砕ける、
『だがこの行為は負荷が大きく壊れる要因なの、しかもその負荷は手だけで無く肘肩、挙句には下半身全体に及ぶ、詰まりはロボットの難題が脚が基本で腕が応用と言う事』
画面にブリキロボットの全身が表示される、
『ロボットの設計の課題は2つ有り1つ目は脚、足の本数が多いと負荷が軽減されるかも知れないけど、大きさから来る問題も有る、総重量がt単位に成ると足1本。1本の関節に負荷が起こる訳、総重量の倍の瞬間重力に拠る負荷が起きる。
次に2つ目は腕、脚の本数に対して腕が多いとその分脚の負荷が大きく成る。手首、肘、肩も以外と瞬間重量も全重量の倍は掛かる訳、負荷を掛けない様腕をソロソロ動かすの状況次第ではどうにか成るかも知れないが効率面でほ役に立たない、
理想としては各部関節は総重量の十倍の耐久性を持ち上半身の重量に対して下半身の重量はその倍、
このバランス感覚の問題こそがロボットの設計の最大の課題で人型ロボットがまだSFの行きに出て無い理由の1つ』
ブリキロボットの横に多量の武器が並び其れをマギーが見つめて振り向き語った、
『次が武器の方、銃器類は設計次第で反動を無くす事が出来るかも知れないが、鈍器類は腕に負荷が掛かる』
ブリキロボットが手にしたハンマーでレンガブロックを壊すと同時にブリキロボットの腕がもげる。
『この負荷の問題と打撃力の問題をどうにかクリアしないと成らない訳?
ハンマーは重い為負荷が大きい、
剣は折れる可能性が有る、
鞭は負荷は少ないが打撃力も低いその上前後の隙も大きい、だからっと言って先端に重りを付けてモーニングスターは本末転倒に成る、
だからといって刃を加熱して焼き切るのは放熱と耐熱の問題が出て更に難しく成る、
高周波を使っての振動やチェーンソーは振動から来る負荷がすざましく成る、
ならば君達は何が良いのか?その答えはレーザーを使う事、レーザ切断の技術を転用すれば良いのだが問題は刃の範囲の設定、複数のレーザーを敢えて角度を調整して干渉しあう様にする。今はコレしか考え様が無い、寄ってロボットの近接戦闘は厳き…聞いてるの?』
カートゥーン調に描かれたイカロス大隊のメンバーが丸太にAIの写真に先端にナイフを括り付けた棒で刺しあったり、両端に布で包んだ木の棒で格闘戦をしている。
次の更新予定
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