第5話 第三回戦 都内あんみつ店

 都内某有名店で差し入れのあんみつを買うためにお店に立ち寄りました。ううっ、ここもQRコード支払いの札があるが我慢だっ!


「あのー、あんみつを九つください。都内発送で……」


「申し訳ありません、お客様の個数では店舗販売では対応できません。電話かオンライン販売をご利用ください」


 第三回戦、まさかの不戦敗。なかなかハードルが高い。


 否! ハードルが高いほど、恋(?)は燃えるというじゃないか! 待ってて、梅子さん、私は必ずあなたに会うから!

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