1話「入学準備」
「
「んだよ、
俺の名前は
俺たち双子は忌み嫌われている、
この生まれながらにして持つ呪いの痣のせいで………。
「そろそろ
「ああ、もうそんな時間か…大丈夫だよ、嫌な思い出を思い出しただけさ」
俺は苦笑いをした、澪奈は「そっか」という。
この春、俺たちは高校に入学する。
今はその準備だ、高校には入学試験があるらしい
椿兄さんにはその後押しをして貰っている。
「椿兄さーん、見てこれ!私上手く能力使いこなしてるでしょー?」
「おぉ、凄いじゃないか澪奈…でも澪奈、お前の能力は危険なところもあるから使うのは辞めろと言ったろ?」
そうこの世界には
俺たちは能力の使い方を兄さんに教わっている
「そうだよ、澪奈」
「はーい、ごめんなさーい」
「分かればよし。零、澪奈、お前ら準備できたか?」
「もちろん!出来てるよ!零も出来てるよね!」
「ああ、出来てる」
「よし、なら大丈夫だな。ここから待ってるのは俺より強い奴らだ、存分に
「うん!」
「ああ、この
「「俺、私たちは、この呪いを解く!!」」
二人は声を合わせて言う。
そう俺たちは入学して旅をする、この呪いを解くために……
「よし、そのいきだ。お前らならやれると信じてるよ」
「じゃあ、学校に行くか」
「「うん!おう!」」
二人は声を合わせて言って家から出ていこうとするとドカァァォンンと凄い音がする。
「ッ!?、何!?今さっき、凄い音した!?」
「ああ、これは多分、
「兄さん、どうしよう。俺らまだ学生だよ?」
「あぁ、大丈夫だ。俺が何とかする、ファイヤードレイン!」
椿がそう唱えると炎が散るように舞い、辺り一面火の海となる。
零たちは、それを呆然と見つめる。
「あっづ!?、その腕のブレスレットに銀髪、その髪型…ちっ、アーズイレブンの椿かよ」
すると煙から黒髪の男の人が現れる。
「お前は誰だ?、あいつの手下か?」
「あ?、俺?ザクロス様の部下レオ様だ!この世で最も強いのはザクロス様だ!覚えとけ!」
「レオか、やっぱザクロスの手下じゃねぇか……」
「ちっ、しくったぜ……まぁ良いか、ザクロス様からの任務はできたしな、じゃぁな!」
そうすると、レオはそのまま異空間魔法を使って帰った。
「あ、ちょっ……、まぁいっか」
「椿兄さんすごーい!!」
「とりあえず、お前らが無事でよかったよ」
「うん、兄さんこそ大丈夫?」
「あぁ、大丈夫。さぁ行くぞ」
「「うん!あぁ!」」
そう、二人は声を合わせて言って先へと歩いて進む。
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