呪われた双子兄妹と六つの至宝
桜井 咲良
第一部 序章 ~入学編~
プロローグ
ボウ、ボウと炎は散る。
走っても走っても先には暗闇しかない、少年少女は走る。
「忌み子だ、消えろ…居なくなってしまえ」
罵倒の言葉が飛び交う、少年少女は耐えて走る、光のない闇を走り走った。
「死んでしまえ、お前らなんか死んでしまえ、今すぐに……お前らは厄介者だ、忌み子なんだよ!」
嫌だ、死にたくない……どうしていつも俺らだけッ!!
どうしてどうして、どうしてッ!!!
「お前らは俺に呪われた、だから死ぬのだ、忌み子たちよ、せいぜいあがけよ」
忌み子ってなんだよ、呪われたって!俺たちがなにしたってんだよ!!!
もう嫌だ、嫌だあ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ッ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます