第5章 生きる意味

私の赤ちゃんも欲望故に、二度も流産し、大事な命を失ってしまった。


お金なんてどうでも良かったんだ!


ZEROになれ!無欲になれ!


どうせ、生まれた時は、おっぱいさえあれば、生きられたのだ。


そう言い聞かせて、10年を過ごして来た。


漸く、Angelが天使が舞い降りて来た。


心身共にボロボロになった私を、慰め癒してくれたのは、YOSHIKIの曲だった。


追い討ちをかけるように、2020年2月に新型コロナウイルスが流行し、私の精神はズタズタになった。


そんな私はYOSHIKIの曲『La Venus』により、世界の終わりを感じた。


世界が終わってしまえばいいと思いつつ、死の恐怖を味わった。


YOSHIKIの使命はこの世に楽曲を送り出し、多くのファンの癒やしになり、慰めになって、苦しむ人々を救う事である。


何かに操られている感はあるが、素直で真面目なYOSHIKIは、命懸けで使命を果たそうとしている。


「立ち止まってしまったら、終わってしまう」


突き進むしかない。


財産がいくらあろうが、借金がいくらあろうが、そんな事はどうでも良くて、人生どう生きて来たかが重要である。


命尽きるまで….!


人は絶対死ぬ!間違いなく死ぬ!

どんな生き方をしようが、スーパースターだろうが、政治家だろうが、ヤクザだろうが、皆平等に死ぬ!


人は生老病死の苦を味わわなければならない。


どれだけの涙を流してきたか、次にこの世に誕生する時は、オギャーと生まれてくるのだから….!


自分にとって最高の母親を選んで….。

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