第4章 お母さん

私の母も2023年の今、76歳ではあるが、まだまだ私よりもパワフルで、赤ちゃんのお世話を難なく熟すのだ。


肝っ玉座った母ちゃんは、女の子3人育てて来たから、余裕があるのだろうな。


シャックリが止まらなくなったら、オツムの所に息をハーっと吹きかけるといいよ!って教えてくれた。


おばあちゃんの知恵袋なんだろうね。

本当にシャックリは止まった。


物理的、科学的にどう作用するのかはわからない。


母ちゃんは少々大雑把なところもあるけど、

3人の子育てを難なく熟す為には、そうでなけれ、回らないのかも知れない。


母ちゃんはよくやって来たと思う。

子育ても嫁としても妻としても、そして、パートで働きながら、買い物も炊事洗濯も、全てを50数年やって来たのだ。


母は強し…!


お母さんになれる人って凄いと思う。


私は生涯お母さんにはなれなかった。

神様が

「お前には無理だろ!」

と子供を授けてくれなかったんだ。


谷汲山の占い師にも言われた事がある。

「あんたには耐える力がない!」と…!


相当根性がないと駄目なんだろうな。


皆んなお母さんをやってるけど、般若のような人じゃないと、子供を育てる事は無理なんだろうな。


私の母親をモデルにした小説

『心臓に入れ墨〜おかんの生涯〜』

に記されている通りです。

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