第4章 お母さん
お母さんの愛は無償の愛。
そりゃあそうだわ。
お腹を痛めて産んで、産まれてからずっと肌身離さず、おっぱいをあげるんだから。
この子を一生守ろうと自分の中で誓うんだから…。
お母さんというのは、本当に常に我が子の事を考えているんだろうね。
乳児の時は肌を離さず、幼少期には手を離さず、青年期には心を離さず…と何かの本に書いてあった。
YOSHIKIのお母さんは女手一つで、二人の男の子を育て、大変苦労なさったと思います。
YOSHIKIに関しては、好奇心旺盛だから、ハラハラドキドキものだったと思う。
YOSHIKIがバンドをやると言って、東京に出て、毎月50万円もの仕送りをして、しかも、CDアルバムを出すからと、1000万円もの大金を口座に振り込んだのだ。
普通いくら我が子の為でも、出来る事ではないと思う。
長男だからっていうのもあるけど、それだけ我が子を信じていたんだろうね。
素晴らしい母親だと思う。
天皇陛下御即位10年式典の際、奉祝曲として、YOSHIKIにピアノのオファーが来た時も、お母さんに相談して、
「YOSHIKIなら出来るでしょ!」
の一言で引き受ける事になり、『Anniversary』
を見事に弾き熟したのである。
こういうお母さんだからこそ、名誉ある式典に
抜擢され、拍手喝采を浴びる事が出来たのである。
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