短編 獣の環状線

@jyurokkakukei

始まり

神は言った。

「正月の朝に我の元に来たものから十二の年をやろう。」

その場の動物達に緊張が走る。「何としても一番にならなくては。」各々が考えることは一緒であった。

そこから動物達の競走が始まって、今の私たちが知る十二支の順番、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥になったというのがみんなが知っている物語だろう。

私はひとつ疑問に思う。「本当か?」と。


というわけでこの短編では私が思う十二支の物語を綴っていく。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る