語りたがり屋のモノローグ

2024年を振り返って

　前々回既に一年の総括をやっているのにも関わらず、大晦日のこの日にこの一年間を振り返ってみようと思う。

　思えばこんなに一年をしみじみ思い出すことなんて小学生時代の作文以来ではなかろうか。

　多分長い独白になるだろうと思う。

　今年一発目にひいたおみくじが「凶」だった。

　内容を要約すると「動くのは今じゃない。大人しくしとけ」だったかな。

　振り返ってみれば確かに上半期にはじめた事柄は芳しくない結果に終わったと思う。

　カクヨムに参戦したのが9月。

　とにかく『読まれない』という印象のカクヨムだったが、投稿した当初から思っていた以上に読んでいただけて驚いた。

　その後いくつか作品を投稿したところどの作品にも反応をいただけたので非常に嬉しかった。

　PVも応援もレビューも0のまま埋もれることがなかったのは本当にありがたい。

　星やハートも嬉しいけれど、読んでいただけていることが何よりも嬉しい。

　ついでに投稿した作品についても振り返っておこう。

・「全てを失った最強剣士は如何様に時を戻り全てを取り戻したのか」

https://kakuyomu.jp/works/16818093084305595230

　小説家になろうに投稿していた作品のマルチポスト。

　PV数はタイトルの勝利。

　内容は自分の書きたいものを詰めこんでいて、読者の立場に立ったものではないって感じ。

　看板作品にして「読んで！」と宣伝するのにはちょっと躊躇いがあるというのが本音。

　目指せニッチな作品！ カクヨムの海の底でゆっくりと不気味に動いている深海魚的な存在になれたらいいな。

　来年中には完結させるぞ！

・「高校生ですが異世界で救世主になりました（別になりたくはない）」

https://kakuyomu.jp/works/16818093084840096361

　上と同じく小説家になろうに投稿していた作品のマルチポスト……だけれど、タイトルを変えて内容も改稿。大筋は同じだけれど細かいところをちょこっと変更させて投稿させている。

　この改稿作業に時間が取られるのが想定外で、色々滞る原因に。

　女子高生が女の子ときゃっきゃしながら異世界を旅する話を書きたいという私自身の欲望が見え隠れしていて、性癖丸出しみたいで恥ずかしい。

　仲良し女子っぷりが伝わるといいな～と思いながら修正してる。百合じゃないんだけどね。

・「三十路女は楽しく飲みたい」

https://kakuyomu.jp/works/16818093089559792998

　全てを失った最強剣士～とは逆で、PV数の割にお気に入りやレビューが多い問題作。

　ただアラサー女子がたまに管を巻きながら飲んでいるだけの話……なはずだったんだが、なんかちょっとずつドラマが生まれていくよくわからない作風。

　三人称なのに、視点が主人公に寄り過ぎていて酔っ払いみたいな文章になっているが、書いている本人は至って素面。

　これも小説家になろうから移植してきているけれど、新しい話はカクヨムオンリーにする予定。

　主人公の同世代の30前後の人よりももっと上の世代からのプッシュが強い気がする。

　……そういう話なんだろうか。

　短編は省く。

　こうやって書き出してみると全部小説家になろうからとのマルチポストだなー……と。

　少しずつカクヨムだけの話が増やせたらいいなとは思う。

　カクヨムをはじめて4ヶ月ぐらいだが、振り返ってみれば色々中途半端だ。

　同じように小説家になろうの方も中途半端な状況なんで、今年一年は中途半端な一年だったってことになってしまうのかもしれない。

　言い換えれば『次につながる一年』と言えまいか。

　2024年は「つなぎの一年」だ。もうそれでいいや。

　さらっと書けるかなと思って書き始めたものの、思わぬ大苦戦で気づけばもうすぐ年が明けてしまう。

　年明け後は毎年ＮＨＫのさだ〇さしを見るのが恒例なんだけれど、既にものすごく眠い。

　とりあえず、年が変わるまでにあれこれ終わらせたいので今回はここまで。

　ここまで語りにお付き合いくださった方、本当にありがとうございました。

　また来年こちらでお会いできたら嬉しいです。