第16話 録音日時2023年5月15日 録音データ
【私】
はあ……『(ノイズ)』れた。
【男の声】
もう時間の(ノイズ)がない。
【私】
現在の時間は(ノイズ)だが、
私が今いるのは工場内のどこか不明。
ここ数日(ノイズ)に気を付けていたが
【男の声】
もう俺は狂っているのかもしれない
【私】
今日は別の担当者に荷物をもって、『明日死ぬ番』倉庫に(ノイズ)と言われた。
私たちが作業をする(ノイズ)から、人が一人すれ違うほど(ノイズ)幅の廊下を通った。
(ノイズ)、今度は車が通れるほどの幅のある長い通路にぶつかった。
【男】
一体何日歩いているんだろう。
【私】
その大きな通路の壁には(ノイズ)が書かれており
(ノイズ)は、『明日死ぬ番』を探す。
『明日死ぬ番』倉庫を探そうと(ノイズ)に提示されている番号を見ると
(ノイズ)『56日後に死ぬ番』と書かれていた。
【男の声】
倉庫の番号、『(ノイズ)』と書かれている。
【私】
そこで(ノイズ)がついた。
(ノイズ)られたと。
振り返って元の(ノイズ)に戻ろうとしたが、
倉庫に戻る道の扉が閉まっている。
案の定開くことはなく、(ノイズ)に遮断された状態だ。
まあ、(ノイズ)調べなくてはいけないと思っていたので
別に~(ノイズ)~
【男の声】
この状況だと、ある意味(ノイズ)方が幸福なのかもしれないからだ
【私】
この通路自体、工場の中にありそうな(ノイズ)があり
通路は車が(ノイズ)くらいの幅がある。
壁には先ほども言った通り、人の(ノイズ)くらいある番号が書かれており
その番号が『(ノイズ)後に死ぬ番』となっている。
とりあえず、私は『明日死ぬ番』を目指して(ノイズ)とする。
【男の声】
外に出れる場所もなく窓もない。
【私】
さっきから(ノイズ)のほうに誰かいる。
ずいぶん遠くにいるようだ。
あの(ノイズ)どこかで見たような・・・。
前にいる奴が(ノイズ)を止める。
私も足を止める。
『・工場内で(ノイズ)以外の方と話をした場合の(ノイズ)は負いかねます』だったか。
私は一定の距離をあけて(ノイズ)を見て歩き出す。
(ノイズ)でありながら、この通路はあまりにも静かだ。
私の(ノイズ)だけが響き渡る。
【男の声】
もう嫌だ!!ここから出せ!!出してくれぇええええええええ!!
【私】
こういうとき、自分の考えを口に出すと平常心を保てる。
(ノイズ)癖だ
将来はラジオDJでもやってみようか。
とはいえ、(ノイズ)を持ちながら話すのは疲れる。
(ノイズ)、『51日後に死ぬ番』
まだまだ(ノイズ)か・・・。
私が抱えているダンボール。
これもまた私を(ノイズ)させるためのもの。
『・(ノイズ)を勝手に開封した場合の(ノイズ)は負いかねます』
『・工場内を勝手に(ノイズ)回らないでください、迷路のように(ノイズ)のため迷子になります 迷子になった場合の(ノイズ)は負いかねます。』
(ノイズ)したまえ
私は商品を(ノイズ)つもりもないし
(ノイズ)でもない。
それにしても、これ何が入ってるんだろう?
(ノイズ)の何かが入っているようで音が聞こえるが
あと、たまに音が聞こえる。
【男の声】
死ね死ね死ね死ね
【私】
うわあ!!!
何か聞こえたぞ。
音のでる(ノイズ)か?
音拾えるか?
『死ね、死ね、死ね』
聞こえてるかな
わからん。
後で確認するとして、私には『(ノイズ)』と聞こえた。
前に、誰かいるな。
明らかに(ノイズ)奴が……
【男の声】
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!俺の代わりに死ね!!
【私】
ふぅー……囚われたやつの(ノイズ)かな
あんなのがウヨウヨしてるんだったら(ノイズ)だ
えーっと番号が……『2日後に死ぬ番』
えらい物騒な言葉が書かれている。
これってこれ以上(ノイズ)いいのだろうか。
待て待て落ち着け。
ここで(ノイズ)をして『(ノイズ)』になったらダメだ。
『迷子』になったら(ノイズ)にいるやつに何をされるかわからない
(『2日後に死ぬ番』倉庫のシャッターの奥から音が聞こえる)
(中から外へと向けて叩きつけるような音)
(老若男女様々な声が聞こえる)
【???】
身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!
身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!
身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!
身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!
身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!身体をよこせ!
【私】
なるほど、これは(ノイズ)削られるね。
(ノイズ)は止めない。
私は(ノイズ)ではないから、このまま進むさ。
(ダンボールの中で動く何か)
(ガサガサと音を立てる)
【私】
ひっ!?
(ダンボールの中から)
(ガサガサと音を立てながら)
【???】
身体かえしてくれ身体かえしてくれ身体かえしてくれ
身体かえしてくれ身体かえしてくれ身体かえしてくれ
身体かえしてくれ身体かえしてくれ身体かえしてくれ
身体かえしてくれ身体かえしてくれ身体かえしてくれ
身体かえしてくれ身体かえしてくれ身体かえしてくれ
身体かえしてくれ身体かえしてくれ身体かえしてくれ
【私】
この道を行けば どうなるものか 危ぶむなかれ。
危ぶめば道はなし 踏み出せば その一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ
おらぁあ!!(ノイズ)様なめるなぁ!!!
(走り出す音)
おおおおりゃああああああああ!!!!
ふぅー!!!!!
ついた!!!!!
『明日死ぬ番』倉庫!!!!!
ん?
(ノイズ)の前にいるのは、これ(ノイズ)じゃね??
長く綺麗な髪、後ろからもわかるスタイル抜群の身体。
完全な(ノイズ)だ。
(ノイズ)が目の前にいて……
倉庫の先にいるのは、これ……(ノイズ)だ。
人の大きさくらいの(ノイズ)が前にいる。
待て待て(ノイズ)!!
(ノイズ)んな!!
【私???】
このガk
(そこで私の口が後ろにいたやつに塞がれる)
【私】
『・工場内で従業員以外の方と話をした場合の責任は負いかねます』
【私???】
ん~~~!!ん~~~!
【私】
これは私の独り言だが
私はよく頭に血が上ると、いつもの冷静さを失うことがある。
泰然自若……常にクールビューティで行こう
【私???】
わら??ひ??
【私】
荷物は置いて、このまま私は帰らせてもらう
【私???】
(頷く音)
(扉が開く音)
(扉が閉まる音)
【私】
いつもの、倉庫現場?
長い廊下も、
私も、いない……。
【現場監督】
おい!どこほっつき歩いてたんだ?
もうとっくに終業時間だぞ
【私】
22時??
体感、1-2時間くらいだったけど……。
これ、ヤバすぎでしょ
【録音停止】
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