蒼き炎で描くのは、魔女としてか、それとも……

なじみがなくとも一度は読んで欲しい、古代インド風ファンタジーです。

炎を自在に操ることで、王位にへと至る可能性を探るダルシャンと、孤独に生きてきたことで居場所を探すジャニとの交流は、心温まるものです。

複数人に渡る炎を操りし一族。

優美で豪奢ながら、世界観を引き立てる文章。

その美しさと物語の行く末について。

心馳せる時間はとても有意義なものと感じます。

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