SB亭 孟谷。ライナーノーツ 2024下半期

@SBTmoya

Echoed in the well's of silence、桶屋の罪状、『牡丹灯籠』をご存じですか?



Sbt:お世話になっております皆様。こちらは、私sbtと篠織が、年を越す前に今年の下半期に書いたものを振り返ると言う趣旨になっております。

   反省も込めて。


篠織:はい。まあでも、我々、小説投稿サイトに参加したのは『下半期の後半』なので、そんなにモノはないわけですが。


Sbt:だすね。一応『エッセイ』と言う括りにはするけれど、まあ、我々、二人とも真面目な性分でして。『ケジメ』はしっかりしたいのでね。


篠織:決して、年越しにお送りするネタがないわけではありません。あ、あと、ネタといえば多少、ネタバレも含みますので、

   こう言うのが苦手な方は新年一日に新しい短編スタートするので、そちらでお会いしましょう。


Sbt:あ、あと、篠織がその晩のノリで書いた1話完結の話と、俺のエッセイは話題には出しません。


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その1、Echoed in the well's of silence



Sbt:まずはこちらのタイトルですね。Echoed in the well of silence


篠織:もう懐かしいよね。


Sbt:三ヶ月前か。正確に言うと、これはデビュー作ではないんですが、我々二人で小説投稿サイトに『これで殴り込むぞ!』って息巻いてた中編ですね。


篠織:そうそう。『どうだ!』っつってね 笑


Sbt:本格的に二人で小説書くぞって話になって、まず書いたのがこれでしたね。で、作ったからには誰かに見せるぞって言って、

  でも、見せるったってどうしたらいいのかわからなかったんですよね。それで篠織さんが探し当てたのが、『小説家になろう』と言うサイトと『カクヨム』と言うサイトだったわけだけど……

  まあ、足を踏み入れた瞬間絶望しましたね。


篠織:あ、『こういうの』書かないと読んでもらえないんだ……ってね 笑

   ここですでに一回、日和ったよね。でも、せっかく決意したからもう、邪道だろうが異端だろうがやってやんぞって。決意を胸にね。


Sbt:……この作品に関しては、不条理味はあまりないよね? まだ本格サスペンスでやってこうって時期だったから。


篠織:短かったねーその時期 笑


Sbt:ちなみにタイトルは最初は、 Echo だったんだっけ。


篠織:『孤独』がテーマだったからね。でもEchoだとなんだか面白みがないから、サイモンアンドガーファンクルの歌詞から拝借したんだった。

   ちなみに、この話に関しては違うパターンの全く違う話もあるんだよね。


Sbt:ありますね。まあ……もう我々が不条理な方面に舵切っちゃってるから、出しづらくはありますよね。


篠織:まあ、いつかネタ切れがやってきたら、ね。



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その2、桶屋の罪状



Sbt:続きまして『桶屋の罪状』ですね。これも懐かしいですね。


篠織:我々のデビュー作品だね。


Sbt:さっきの、Echoed well of silenceを出そうとして、あまりにもの場違い感にやられちゃったんでしたね。それで、

  『何か他にないか』って話になって……


篠織:それで、俺たち二人で今年の頭かな?に、遊びで書いたものを膨らませて長編の物語にしたのがこの話だね


Sbt:懐かしいすね。 最初は3話くらいの短編だったんだけど、なんとか5万字は書くぞってなって。そこからでしたよね。

  『5万字ルール』


篠織:st君が言い出したことだから。俺はよく知らない。


Sbt:そうだ。なんとなく、とにかく認めてもらう指標に『一日に書いた文字数』があるって言うのが俺の持論で。

   それで、真似事でも物書きになるにあたって二人で、いくつか立てた誓いの中に、『毎日投稿すること』と『一作品につき5万字は書くこと』ができたんでしたね


篠織:それはいいけど、完全に首を絞める結果になったんよね。結果、毎日長編と短編、2作分投稿することになっちゃったから。


Sbt:俺の勇気がね……なかったんですよ。やっぱり、長編って読む方も大変じゃないですか。

  俺はそう思ってて。だから長編アンド短編の2作で毎日勝負しようって事になったんですよ。


篠織:君がな。君がそうしたんだよ。


Sbt:そう俺がそうしたんですよ。かと言って、短編ばっかになっちゃうのもなんか違うよなって……

  でも結果よかったんじゃないですか? このスタンスに落ち着いて。大変だけど。……そんなことより桶屋の罪状の話すね。


篠織:桶屋の罪状は、二人で飯食ってる時に盛り上がったんだよね。


Sbt:週刊誌によくある『超能力バトル』は、もういいよね。って話でしたっけ。

  じゃあ、どういうのなら面白いんだ?って話になって、それで思いついたのが『癖の強い超能力バトル』っていう 笑


篠織:懐かしいね。例えば、『30mジャンプすることはできる、けど、それは大阪のどっかのアパートのトイレに誰かがいる時だけ』とかそう言うのね


Sbt:話してるうちに、これは面白い!! って思って。それでその日の晩には書いてきたんですよ。それが今年の頭か。


篠織:ええと、本編で言うところの1話と2話か。 一気に書いてきて。あの仕事は早かった。


Sbt:俺の中で、話した通りの超能力バトルものにする筋と、警察が能力者に対抗する筋の二つがあったんだけど、

   話が膨らみやすそうなのは後者かなって。それで今の物語になったんですよ。


篠織:最初は、庄司と元院さんしかいなかったからね 笑


Sbt:そうそう 笑。omnisもアレックスも出てこなかった。


篠織:そんな桶屋の罪状ですが、実は続編を予定しております。


Sbt:長編でね。少し先になっちゃうと思うけど。来年の年末には間に合わせるつもりです。だから、いっぺんは目を通していただけるとありがたいすね。




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その3、牡丹灯籠をご存知ですか?




Sbt:お次は、牡丹灯籠をご存知ですか? ですね。



篠織:コンテンツ詐欺ね 笑



Sbt:いやあ、コンテンツのチョイスってむずくないですか? どうしたらいいか今でもわからないんですよ。  


篠織:音楽で散々やってきたじゃん


Sbt:『なんだよオルタナティブって』ってやつね笑 でも実際そうなんだよね。逆に、ジャンルがはっきりしてるものを書くのがいいのかもしれないけど……


篠織:まあ、我々には無理だな 笑


Sbt: それで、確か時間軸で言うと、Echoed well of silence が終わった後で、これの投稿を開始したんじゃなかったっけ?


篠織:覚えてないねー。調べればわかるんだろうけど、そんな気もない 笑


Sbt:確かそうでしたよ。で、すでに Echoed well of silence と桶屋の罪状の二枚看板でやってて、その頃には毎日二作投稿の掟が決まっていたので……

  長くかけそうなネタないかって二人で話てた時にこの話……話というか……

  これのことを書きたいって俺が言ったのが初めかな


篠織:具体的に言うと、『牡丹灯籠のタイトルは、本当にあれであってるのか?』ってやつね。


Sbt:俺たち二人とも落語が好きで、牡丹灯籠は毎年、立川志の輔師匠の落語を見に行ってたんですよね。


篠織:でも、我ながらよく覚えてたよね。結局長い落語丸々1話文字起こしすることになっちゃったんだけど、まさか『出来る』とは思ってなかったからさ。


Sbt:まあ、言うて何回も見てますからね。とりあえず今は、YouTubeで動画にもなってないし、志の輔師匠も牡丹灯籠を封印? されてしまったので、

   今は牡丹灯籠を『通し』で見る方法ってないんじゃないかな……? あるのかな? 


篠織:だから貴重な資料ですよね。これはこれで。ぜひ読んでいただきたいです。我々の作品ではまあ……ないですけどね。

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