◆獣魔の間◆
◆獣魔の間◆
【描写】
扉を開けると、そこはまたも白い部屋でした。しかし、ほとんどものが無かった前の部屋とは異なり、様々なものが雑多に置かれています。
また、奥には入ってきた扉と同じデザインの扉があり、更に先に進めるようです。
探索者達が部屋に入ると、閉まっていた反対側の扉が開き、一人のサングラスを掛けた男が入ってきます。
男は探索者達を見るなり口火を切ります。
サングラスの男「
サングラスの男「ワシは大好きだ!! ――ということで、ようこそ! めくるめく闘争のユートピアへ! ワシは人呼んで
【探索箇所】
大きく分けて部屋のアイテムと扉があります。
また、
◆
◆部屋のアイテム
以下のアイテムが部屋に置かれています。また、アイテムではありませんが自動販売機のような機械も部屋に設置されているようです。
アイテムは以下のラインナップとなっています。
-----------------------------------------------
・カイザーナックル
メリケンサックのような近接戦闘用の武器。ダメージ1D6+5+DB。判定は六版では<こぶし>、七版では<近接戦闘(格闘)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・ベレッタM1934
イタリアのベレッタ社が軍用に開発した自動式拳銃。1発の火力は1D10で、1ラウンドに3発まで射撃が可能。最大装填数は7+1発で全弾装填済み。判定は六版では<拳銃>、七版では<射撃(拳銃)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・ベレッタPx4
イタリアのベレッタ社が開発した9mm経口の自動拳銃。1発の火力は1D6、1ラウンドに5発まで射撃が可能。最大装填数は20発で全弾装填済み。判定は六版では<拳銃>、七版では<射撃(拳銃)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・IMIデザートイーグル
アメリカ合衆国ミネソタ州のミネアポリスにあるM.R.I.リミテッド社が発案し、イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社とマグナムリサーチ社が生産している自動拳銃。1発の火力1D10+1D6+3、1ラウンドに2発まで射撃が可能。最大装填数は8発で全弾装填済み。判定は六版では<拳銃>、七版では<射撃(拳銃)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・Pfeifer Zeliska
プファイファー・ツェリスカ。オーストリアのPfeifer Waffen社が開発した超大型の回転式拳。1発の火力1D20+1D6、1ラウンドに2発まで射撃が可能。最大装填数は5発で全弾装填済み。判定は六版では<拳銃>、七版では<射撃(拳銃)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・AK-47
ミハイル・カラシニコフが設計し1949年にソビエト連邦軍が制式採用した自動小銃。1発の火力は2D6で、1ラウンドに1発かフルオートの選択が可能。最大装填数は30発で全弾装填済み。判定は六版であれば<ライフル>、<ショットガン>、<サブマシンガン>のいずれか、七版であれば<射撃(R/SG)>か<射撃(SMG)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・UZI(ウージーSMG)
イスラエルのIMI社製の短機関銃。1発の火力は1D10で、1ラウンドに1発かフルオートの選択が可能。最大装填数は32発で全弾装填済み。判定は六版では<サブマシンガン>、七版であれば<射撃(SMG)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・バレットM82
アメリカ合衆国で開発された大口径のセミオート式狙撃銃。1発の火力は2D10+1D8+6で、1ラウンドに1発まで射撃が可能。最大装填数は11発で全弾装填済み。判定は六版であれば<ライフル>、七版であれば<射撃(R/SG)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・アキュラシーインターナショナル AW50
イギリスのアキュラシー・インターナショナルで開発されたL96A1を、50口径仕様に再設計した対物狙撃銃。1発の火力は3D10+1D6+1D3+2で、1ラウンドに1発まで射撃が可能。最大装填数は5発で全弾装填済み。判定は六版であれば<ライフル>、七版であれば<射撃(R/SG)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・PGM ウルティマ・ラティオ ヘカートII
フランスのPGMプレシジョン社が開発、製造している狙撃銃。1発の火力は4D10+4で、1ラウンドに1発まで射撃が可能。最大装填数は7発で全弾装填済み。判定は六版であれば<ライフル>、七版であれば<射撃(R/SG)>で行われる。
部屋には一点のみ置かれている。
・バリスティック・シールド
抗弾素材で製作され、銃弾に対して一定の抗弾能力を持つ盾。
装備することで攻撃のダメージを肩代わりさせることができる。
部屋には一点のみ置かれている。
・グレートフォーマルスーツ
濃紺色のフォーマルなスーツ。ズボンタイプとタイトスカートタイプの二種類がある。
この魔装を装備している間、六版ではSTRとINTが+10、七版ではSTRとINTが+50された数値となり、永続的な10ポイントの魔術的装甲を得ることができる。
装備を外した時には補正も消える。
部屋には探索者の人数分置かれている。
・天翔ける靴
空中を歩くことができる靴。
この魔装を装備している間、空中を物理法則を無視して歩ける他、六版ではDEXが+20、七版ではDEXが+100された数値となる。装備を外した時には補正も消える。
部屋には探索者の人数分置かれている。
・おやつタイムの杖
望んだお菓子を出現させることができる全てのおやつ好きに捧げる杖。杖の魔法で作り出したお菓子を食べると1D10の正気度を回復させることができるが、杖の消費に一ターン、食事に一ターンを費やす。
部屋には一点のみ置かれている。
・アンラッキー・リング
所持者に圧倒的な不幸を届ける指輪。
装備すると六版においては666回分の判定でクリティカル以外の全ての判定が100ファンブル扱いとなり、七版においては666回分の判定でクリティカル以外の全ての判定(イクストリーム成功やハード成功を含む)が失敗判定となり、通常の成功判定、失敗判定、ファンブルが全て100ファンブル扱いとなる。
しかし、666回の不運を乗り越えると次の判定が自動でクリティカル判定となる。持ち主全てが非業な運命を辿っており、この伝説が本当かどうかを確かめられた者はいないらしい。
なお、装備を外すとカウントはゼロに戻る。
・空から鉄球マシーン
技能に成功した時に敵対する対象一体の頭上から鉄球を降らせることができる装置。スイッチのON/OFFには一ターンを要する。
鉄球には10ポイントの固定ダメージを与える効果がある。弱点として、この装置の効果は部屋全体の全ての対象に及び、敵の技能成功にも反応してしまう。また、技能に失敗した場合は自分に鉄球が降ってくる。
・バリア発生装置
合計で三回まで使用可能。ボタンを押した対象に「一回だけ攻撃を完全にカットするバリア」を付与する。バリアはいかなる攻撃からも対象を守ることができるが、1ダメージ以上のダメージを受けると破壊されてしまう。
・光線銃
表面にバッデリーのような絵が描かれた銃。バッデリーは100%に充電されている。ホーミング機能がついており、失敗や回避した場合も攻撃対象に命中する。出力は1%、5%、25%、50%、75%、100%から選択できる。銃に関する技能であればどの技能でも選択可能。
1%では1D3、5%では1D6、25%では3D6、50%では6D6、75%では10D6、100%では20D10のダメージを与える。
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部屋に設置されている機械は以下の通りです。
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・スープマシーン
チャウグナー・フォーンを模ったブロンズ製の機械。近くには木のお椀が置かれている。
目の部分に「開始」と「停止」と書かれた二つのボタンがある。「開始」を押すと『真っ赤な血のスープ』を鼻から放出する。
近くには取扱説明書があり「ボタンを押すことで真っ赤な人間の血のスープを注ぐことができる」と書かれている。
この説明書を見た探索者、あるいは液体が人間の血であることに気づいた探索者は<正気度ロール:0/1D4>です。
・自動販売機
お金を入れる部分に「SAN」と書かれた自動販売機。現在は商品不足につき停止中と書かれている。
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◆反対側の扉
鍵は掛かっていません。獣魔の間のルーム2に移動します。
◆第一の部屋◆
【描写】
扉を開けると、そこはまたも白い部屋でした。
には入ってきた扉と同じデザインの扉があり、更に先に進めるようです。
部屋には背中に一対の蝙蝠のような翼を持ち、薄桃色の甲殻類のような姿をした生物がいました。
神話生物ミ=ゴを目撃した経験のない探索者は<正気度ロール:0/1D6>です。
ミ=ゴは探索者達を見つけるなり襲い掛かってきます。
【ステータス】六版。
-----------------------------------------------
【エネミー】ミ=ゴ、ユゴスの科学者
STR:10
CON:10
SIZ:10
DEX:14
INT:13
POW:13
ダメージボーナス:±0
装甲:オリハルコンを超える硬度と驚異の魔術的な装甲を備え、あらゆる攻撃を寄せ付けない鉄壁の防御となっている。そのため、固定ダメージ攻撃以外のダメージは全て1ダメージとなる。
正気度喪失:0/1D6。
1ラウンドにつき2回行動
ミ=ゴは二本の鋏のような鉤爪を使って近接攻撃を行う。
技能
<近接戦闘:45%>ダメージ1D6+DB。
<電気銃(拳銃):50%>ダメージ1D10+ダメージ数と同じラウンド間行動不能になる。更に、CONロールを行い失敗すると1D6ターン意識を失う。ファンブルの場合、攻撃対象は心臓麻痺で死亡する。
<噴霧器(拳銃):50%>この霧に晒されている対象は1ラウンド毎に1D10のダメージを受ける。暖かい服装をしていれば1ポイント、分厚い極寒地用の服装を着ていれば3ポイントのダメージを軽減できる。
<捕まえる:(mnvr)>ビルドが自分と同じか小さい者を持ち上げる。
<飛翔:(mnvr)>捕まえた対象を高所まで運び、犠牲者の肺を破裂させる。
<落下:(mnvr)>捕まえた対象を高所から落下させる。<跳躍>に成功した場合はダメージ1D4、失敗した場合はダメージ3D6。
-----------------------------------------------
【ステータス】七版。
-----------------------------------------------
【エネミー】ミ=ゴ、ユゴスの科学者
STR:50
CON:50
SIZ:50
DEX:70
INT:65
POW:65
ダメージボーナス:±0
装甲:オリハルコンを超える硬度と驚異の魔術的な装甲を備え、あらゆる攻撃を寄せ付けない鉄壁の防御となっている。そのため、固定ダメージ攻撃以外のダメージは全て1ダメージとなる。
正気度喪失:0/1D6。
1ラウンドにつき2回行動
ミ=ゴは二本の鋏のような鉤爪を使って近接攻撃を行う。
技能
<近接戦闘:45%>ダメージ1D6+DB。
<電気銃(拳銃):50%>ダメージ1D10+ダメージ数と同じラウンド間行動不能になる。更に、CONロールを行い失敗すると1D6ターン意識を失う。ファンブルの場合、攻撃対象は心臓麻痺で死亡する。
<噴霧器(拳銃):50%>この霧に晒されている対象は1ラウンド毎に1D10のダメージを受ける。暖かい服装をしていれば1ポイント、分厚い極寒地用の服装を着ていれば3ポイントのダメージを軽減できる。
<捕まえる:(mnvr)>ビルドが自分と同じか小さい者を持ち上げる。
<飛翔:(mnvr)>捕まえた対象を高所まで運び、犠牲者の肺を破裂させる。
<落下:(mnvr)>捕まえた対象を高所から落下させる。<跳躍>に成功した場合はダメージ1D4、失敗した場合はダメージ3D6。
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【勝利後の描写】
撃破されたミ=ゴは眩い光を放ち、消滅しました。
強敵を撃破して安堵する探索者達を突如として淡い光が包み込みます。
ここで正気度ロールをしてください。成功で1D6、失敗で0の正気度を回復します。
<正気度回復ロール:1D6/0>。
???「ほう、ミ=ゴを倒したか」
探索者達が振り返ると、そこには
【探索箇所】
前方の扉と後方の扉があります。
また、
◆
◆反対側の扉
鍵は掛かっていません。獣魔の間のルーム3に移動します。
◆第二の部屋◆
【描写】
扉を開けると、そこはまたも白い部屋でした。
には入ってきた扉と同じデザインの扉があり、更に先に進めるようです。
部屋には巨大な蜻蛉の姿がありました。
ブンブンと耳障りな羽音を立てる古代の姿を今に残す
神話生物
【ステータス】六版。
-----------------------------------------------
【エネミー】
耐久値HP:50
STR:12
CON:12
SIZ:18
DEX:6
INT:6
POW:6
ダメージボーナス:+1D6
正気度喪失:0/1D4
装甲:無し。
1ラウンドにつき1回行動
ただし、<加速>の成功時に行動回復が増加する。
パッシブ能力
<速度上昇:automatic success>この能力は行動にカウントされず、二ターン目以降のターンの開始時に自動的に発動する。自分のDEXを+6する。
技能
<加速:60%>技能に成功した場合、次のラウンドから行動回数が+1される。
<影分身:50%>技能に成功した場合、この対象に対して攻撃する場合は技能値の1/2で振って成功しなければならない。この効果は累積し、1/4、1/8、1/16、1/32と増えていく。
<耳障りな不協羽音:40%>敵全体に1D4のダメージを与える。更に1D3ポイントの正気度を減少させる。この攻撃は回避することができない。また、一ターン中に一度しか使用できない。
<風翼の刃:70%>ダメージ1D10+DB。
<電光石火の如く:60%>ダメージ1D4。この攻撃はDEX順を無視して使用することができる。この技を回避することはできないが、使用したターンには自身も回避行動を取ることができなくなる。
<回避:40%>
-----------------------------------------------
【ステータス】七版。
-----------------------------------------------
【エネミー】
耐久値HP:50
STR:60
CON:60
SIZ:90
DEX:30
INT:30
POW:30
ダメージボーナス:+1D6
正気度喪失:0/1D4
装甲:無し。
1ラウンドにつき1回行動
パッシブ能力
<速度上昇:automatic success>この能力は行動にカウントされず、二ターン目以降のターンの開始時に自動的に発動する。自分のDEXを+30する。
技能
<加速:60%>技能に成功した場合、次のラウンドから行動回数が+1される。
<影分身:50%>技能に成功した場合、この対象に対して攻撃する場合は技能値の1/2で振って成功しなければならない。この効果は累積し、1/4、1/8、1/16、1/32と増えていく。
<耳障りな不協羽音:40%>敵全体に1D4のダメージを与える。更に1D3ポイントの正気度を減少させる。この攻撃は回避することができない。また、一ターン中に一度しか使用できない。
<風翼の刃:70%>ダメージ1D10+DB。
<電光石火の如く:60%>ダメージ1D4。この攻撃はDEX順を無視して使用することができる。この技を回避することはできないが、使用したターンには自身も回避行動を取ることができなくなる。
<回避:40%>
-----------------------------------------------
【勝利後の描写】
撃破された
強敵を撃破して安堵する探索者達を突如として淡い光が包み込みます。
ここで正気度ロールをしてください。成功で1D8、失敗で0の正気度を回復します。
<正気度回復ロール:1D8/0>。
???「ほう、
探索者達が振り返ると、そこには
【探索箇所】
前方の扉と後方の扉があります。
また、
◆
◆反対側の扉
鍵は掛かっていません。獣魔の間のルーム4に移動します。
◆第三の部屋◆
【描写】
扉を開けると、そこはまたも白い部屋でした。
には入ってきた扉と同じデザインの扉があり、更に先に進めるようです。
部屋には紫色の硬くザラザラとした皮膚を持つ魚人達の姿がありました。
神話生物アナザー・ディープワンを目撃した経験のない探索者は<正気度ロール:1D6/1D20>です。
※このアナザー・ディープワンは深きものとは別種として扱います。
三体のアナザー・ディープワンは探索者達を見つけるなり襲い掛かってきます。
【ステータス】六版。
-----------------------------------------------
【エネミー】アナザー・ディープワン
STR:48
CON:44
SIZ:16
DEX:75(初ターンのみ10)
INT:1
POW:20
ダメージボーナス:+1D10
正気度喪失:1D6/1D20
装甲:ザラザラとした鮫肌を持つ。半永久的な10ポイントの物理装甲となる。また、鮫肌に対して素手で攻撃をした場合は1D10のダメージを与える。
1ラウンドにつき1回行動
アナザー・ディープワンは一匹狼のため彼らに協調性という概念はない。攻撃対象は探索者も含め、場にいる全員が対象となり、最も弱っている存在を優先的に狙う。また、恐れ知らずのためアナザー・ディープワンに回避の概念は存在しない。お腹を空かせているためか、血の匂いに敏感に反応し、弱っている対象よりも高い優先度で攻撃する。
技能
<近接戦闘(三叉槍):70%>ダメージ2D6+DB。
<噛み付く:50%>ダメージ1D8。相手の体の一部に噛み付くことで動きを封じることもできる。アナザー・ディープワンを振り解くためにはアナザー・ディープワンに攻撃をするか、アナザー・ディープワンのSTRを80とした対抗STRロールに勝利しなくてはならない。噛み付いている間、互いの攻撃は必中となる。
-----------------------------------------------
【ステータス】七版。
-----------------------------------------------
【エネミー】アナザー・ディープワン
STR:240
CON:220
SIZ:80
DEX:360(初ターンのみ50)
INT:1
POW:100
ダメージボーナス:+1D10
正気度喪失:1D6/1D20
装甲:ザラザラとした鮫肌を持つ。半永久的な10ポイントの物理装甲となる。また、鮫肌に対して素手で攻撃をした場合は1D10のダメージを与える。
1ラウンドにつき1回行動
アナザー・ディープワンは一匹狼のため彼らに協調性という概念はない。攻撃対象は探索者も含め、場にいる全員が対象となり、最も弱っている存在を優先的に狙う。また、恐れ知らずのためアナザー・ディープワンに回避の概念は存在しない。お腹を空かせているためか、血の匂いに敏感に反応し、弱っている対象よりも高い優先度で攻撃する。
技能
<近接戦闘(三叉槍):70%>ダメージ2D6+DB。
<噛み付く:50%>ダメージ1D8。相手の体の一部に噛み付くことで動きを封じることもできる。アナザー・ディープワンを振り解くためにはアナザー・ディープワンに攻撃をするか、アナザー・ディープワンのSTRを80とした対抗STRロールに勝利しなくてはならない。噛み付いている間、互いの攻撃は必中となる。
-----------------------------------------------
【勝利後の描写】
撃破されたアナザー・ディープワン達は眩い光を放ち、消滅しました。
強敵を撃破して安堵する探索者達を突如として淡い光が包み込みます。
ここで正気度ロールをしてください。成功で1D30、失敗で1D6の正気度を回復します。
<正気度回復ロール:1D30/1D6>。
???「ほう、アナザー・ディープワンを倒したか」
探索者達が振り返ると、そこには
【探索箇所】
前方の扉と後方の扉があります。
また、
◆
◆反対側の扉
鍵は掛かっていません。獣魔の間のルーム5に移動します。
◆第四の部屋◆
【描写】
扉を開けると、そこはまたも白い部屋でした。
には入ってきた扉と同じデザインの扉があり、更に先に進めるようです。
部屋には四足歩行をする、長い針のような舌がある獣の姿がありました。
神話生物ティンダロスの闘犬、或いはティンダロス系統の神話生物を目撃した経験のない探索者は<正気度ロール:1D3/1D20>です。
ティンダロスの闘犬は探索者達を見つけるなり襲い掛かってきます。
【ステータス】六版。
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【エネミー】ティンダロスの闘犬
STR:50
CON:40
SIZ:17
DEX:6
INT:2
POW:26
ダメージボーナス:+1D6
装甲:2ポイントの皮膚。原作に存在する耐久値の回復及び普通の武器によるダメージの無効化はない。
正気度喪失:1D3/1D20。ただし、既に他のティンダロスの闘犬を見ている場合や、ティンダロスの闘犬と同等の存在であるティンダロスの偵察犬、ティンダロスの野犬、ティンダロスの猟犬、ティンダロスの混血種、上位種であるティンダロスの騎兵、ティンダロスの魔人、ティンダロスの狼姫やティンダロスの王を見ている場合は正気度喪失は起こらない。
1ラウンドにつき1回行動
前脚、噛みつき、舌による攻撃を行う(要するに原作通り)。とにかく攻撃に全てを注ぎ込んだ脳筋タイプである。ロマン砲の如き一撃に全てをかける傾向が強い。
能力・魔術
<死体安置所の匂い>戦闘開始時に判定。10m以内にいる全ての人間はCONロールに成功しなければ吐いてしまい、1D6ラウンドの間無力化される。
<超視野>1ラウンドにつき1のMPを支払う。3mから5mの範囲で四次元にいるかのように周囲を見渡すことができる。全ての方向を障害物の有無に拘らず確認できるが、魔術で防御されている場所や球体の形をした場所の後ろを見ることはできない。この視野の効果でどの方向に対しても<回避>ロールが可能になる。
<角を通る> 1ラウンドにつき4のMPを支払う。5m以内に鋭い角度の角があれば、そこから超空間を経由して、最初にいた時空の別の角から現れることができる。角を開くのに1ラウンドを要し、開いた角から霧が噴き出し、2ラウンド目には出口の角から出てくる。
<空間をねじる>1ラウンドに5のMPのコストとして周囲の一部の時空に波紋を生じさせることができる。この空間の外側にいる者からは、全てが捩れ奇妙な方向に引き伸ばされて見える。内側にいる者は自分自身が捩れ引き伸ばされているのを見て、1/1D4正気度ポイントを失う。空間の内側の者がイクストリーム(1/5)のCONロールに成功しなければ、歪み引き伸ばされる効果によって完全に無力化される。空間の外側にいて内側に向かって遠距離攻撃を行う場合、ハード(1/2)の<目星>ロールに成功しなければならない。内側から攻撃するものはイクストリーム(1/5)の<目星>ロールに成功しなければならず、遠距離攻撃の場合はペナルディー・ダイズを一つを受け取る。空間の外側でも内側でも、<クトゥルフ神話>ロール(もしくはハード(1/2)の<科学(数学)>あるいは<科学(物理学)>ロール)に成功し、1正気度ボイントを支払えば遠距離攻撃のペナルティー・ダイスを無効化できる。
<位相転移>1ラウンドにつきMPを4消費して超次元空間に転移する。これにより、通常の武器で受けるダメージを無効化する(魔術的な武器な呪文の効果は受ける)。
技能
<近接戦闘(前脚):70%>ダメージ3D3+DB+青い膿(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<近接戦闘(二連噛みつき):60%>ダメージ2D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(三連噛みつき):50%>ダメージ3D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(舌):70%>ダメージ3D6のPOW吸収(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<フェイタルクロー:20%>ダメージ3D10+10%の確率で耐久値の計算をせずに対象を即死させる。
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
<捨て身のタックル:30%>単体にダメージ3D50。ただし、自分も1/4のダメージを受ける。回避された場合は本来与える筈だったダメージの1/2のダメージを受ける。<溜める>を使用した次のターンに使用する場合は技能値に+30%して判定する。
行動は以下のサイクルで行われる。
一ターン目
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
二ターン目
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
三ターン目
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
四ターン目
<捨て身のタックル:90%>単体にダメージ3D50。ただし、自分も1/4のダメージを受ける。回避された場合は本来与える筈だったダメージの1/2のダメージを受ける。<溜める>を使用した次のターンに使用する場合は技能値に+30%して判定する。なお、<溜める>を三回使用後に使用するため、実際のダメージは3D50×8で判定する。
五ターン以降
<近接戦闘(前脚):70%>ダメージ3D3+DB+青い膿(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<近接戦闘(二連噛みつき):60%>ダメージ2D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(三連噛みつき):50%>ダメージ3D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(舌):70%>ダメージ3D6のPOW吸収(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<フェイタルクロー:20%>ダメージ3D10+10%の確率で耐久値の計算をせずに対象を即死させる。
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
<捨て身のタックル:30%>単体にダメージ3D50。ただし、自分も1/4のダメージを受ける。回避された場合は本来与える筈だったダメージの1/2のダメージを受ける。<溜める>を使用した次のターンに使用する場合は技能値に+30%して判定する。
-----------------------------------------------
【ステータス】七版。
-----------------------------------------------
【エネミー】ティンダロスの闘犬
STR:250
CON:200
SIZ:85
DEX:30
INT:10
POW:130
ダメージボーナス:+1D6
装甲:2ポイントの皮膚。原作に存在する耐久値の回復及び普通の武器によるダメージの無効化はない。
正気度喪失:1D3/1D20。ただし、既に他のティンダロスの闘犬を見ている場合や、ティンダロスの闘犬と同等の存在であるティンダロスの偵察犬、ティンダロスの野犬、ティンダロスの猟犬、ティンダロスの混血種、上位種であるティンダロスの騎兵、ティンダロスの魔人、ティンダロスの狼姫やティンダロスの王を見ている場合は正気度喪失は起こらない。
1ラウンドにつき1回行動
前脚、噛みつき、舌による攻撃を行う(要するに原作通り)。とにかく攻撃に全てを注ぎ込んだ脳筋タイプである。ロマン砲の如き一撃に全てをかける傾向が強い。
能力・魔術
<死体安置所の匂い>戦闘開始時に判定。10m以内にいる全ての人間はCONロールに成功しなければ吐いてしまい、1D6ラウンドの間無力化される。
<超視野>1ラウンドにつき1のMPを支払う。3mから5mの範囲で四次元にいるかのように周囲を見渡すことができる。全ての方向を障害物の有無に拘らず確認できるが、魔術で防御されている場所や球体の形をした場所の後ろを見ることはできない。この視野の効果でどの方向に対しても<回避>ロールが可能になる。
<角を通る> 1ラウンドにつき4のMPを支払う。5m以内に鋭い角度の角があれば、そこから超空間を経由して、最初にいた時空の別の角から現れることができる。角を開くのに1ラウンドを要し、開いた角から霧が噴き出し、2ラウンド目には出口の角から出てくる。
<空間をねじる>1ラウンドに5のMPのコストとして周囲の一部の時空に波紋を生じさせることができる。この空間の外側にいる者からは、全てが捩れ奇妙な方向に引き伸ばされて見える。内側にいる者は自分自身が捩れ引き伸ばされているのを見て、1/1D4正気度ポイントを失う。空間の内側の者がイクストリーム(1/5)のCONロールに成功しなければ、歪み引き伸ばされる効果によって完全に無力化される。空間の外側にいて内側に向かって遠距離攻撃を行う場合、ハード(1/2)の<目星>ロールに成功しなければならない。内側から攻撃するものはイクストリーム(1/5)の<目星>ロールに成功しなければならず、遠距離攻撃の場合はペナルディー・ダイズを一つを受け取る。空間の外側でも内側でも、<クトゥルフ神話>ロール(もしくはハード(1/2)の<科学(数学)>あるいは<科学(物理学)>ロール)に成功し、1正気度ボイントを支払えば遠距離攻撃のペナルティー・ダイスを無効化できる。
<位相転移>1ラウンドにつきMPを4消費して超次元空間に転移する。これにより、通常の武器で受けるダメージを無効化する(魔術的な武器な呪文の効果は受ける)。
技能
<近接戦闘(前脚):70%>ダメージ3D3+DB+青い膿(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<近接戦闘(二連噛みつき):60%>ダメージ2D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(三連噛みつき):50%>ダメージ3D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(舌):70%>ダメージ3D6のPOW吸収(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<フェイタルクロー:20%>ダメージ3D10+10%の確率で耐久値の計算をせずに対象を即死させる。
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
<捨て身のタックル:30%>単体にダメージ3D50。ただし、自分も1/4のダメージを受ける。回避された場合は本来与える筈だったダメージの1/2のダメージを受ける。<溜める>を使用した次のターンに使用する場合は技能値に+30%して判定する。
行動は以下のサイクルで行われる。
一ターン目
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
二ターン目
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
三ターン目
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
四ターン目
<捨て身のタックル:90%>単体にダメージ3D50。ただし、自分も1/4のダメージを受ける。回避された場合は本来与える筈だったダメージの1/2のダメージを受ける。<溜める>を使用した次のターンに使用する場合は技能値に+30%して判定する。なお、<溜める>を三回使用後に使用するため、実際のダメージは3D50×8で判定する。
五ターン以降
<近接戦闘(前脚):70%>ダメージ3D3+DB+青い膿(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<近接戦闘(二連噛みつき):60%>ダメージ2D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(三連噛みつき):50%>ダメージ3D6+DB+青い膿。
<近接戦闘(舌):70%>ダメージ3D6のPOW吸収(詳細は『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』の294ページか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム Vol.1』の110 ページ参照)。
<フェイタルクロー:20%>ダメージ3D10+10%の確率で耐久値の計算をせずに対象を即死させる。
<溜める:automatic success>この技能は確定成功となる。このターンは行動しない代わりに次のターン、与えるダメージが2倍になる。
<捨て身のタックル:30%>単体にダメージ3D50。ただし、自分も1/4のダメージを受ける。回避された場合は本来与える筈だったダメージの1/2のダメージを受ける。<溜める>を使用した次のターンに使用する場合は技能値に+30%して判定する。
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【勝利後の描写】
撃破されたティンダロスの闘犬は眩い光を放ち、消滅しました。
強敵を撃破して安堵する探索者達を突如として淡い光が包み込みます。
ここで正気度ロールをしてください。成功で1D30、失敗で1D6の正気度を回復します。
<正気度回復ロール:1D30/1D6>。
???「ほう、ティンダロスの闘犬を倒したか」
探索者達が振り返ると、そこには
そう言いつつ、
そう言い残して
【探索箇所】
前方の扉と後方の扉があります。
◆反対側の扉
鍵は掛かっていません。獣魔の間のルーム6に移動します。
◆第五の部屋◆
【描写】
扉を開けると、そこはまたも白い部屋でした。
机が一つ置かれているのみで、行き止まりになっているようです。
【探索箇所】
机を調査することができます。
◆机
技能を使用しなくても以下の三つの資料を入手することが可能です。
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No.014 アナザー・ディープワン
正気度ロール:1D6/1D20
出現場所:海底遺跡
情報:別名深きもの(ファゲルズァートの姿)。猛毒を蓄えており、身体は毒々しい紫色をしている。
原種の深きもののように信心深くはなく、極めて獰猛な性格をしている。鮫のような硬くザラザラとした皮膚を持つ。
一匹狼で社会性は皆無。その上、縄張りに侵入した同族と激しい争いを繰り広げ、倒した同族を共食いするなど凶悪な性質を有する。卵生で発情期には子孫を残すために交配するが、交尾中にも互いを食い殺そうとしたり、卵や生まれたばかりの子供を喰らおうとしたりする。
このような性質から、深きものとは異なる種族なのではないかという研究論文が学会に提出されて査読を受けているらしい。
『ファゲルズァート島エネミー図鑑』より抜粋。
No.030
正気度ロール:0/1D4
出現場所:大樹海
情報:古代よりその姿を変えない蜻蛉。メスはオスの個体よりも遥かに大きくなり、ひ弱なオス達を従える姿はまさに女王の名に相応しい。
『ファゲルズァート島エネミー図鑑』より抜粋。
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・ティンダロスの闘犬について
ティンダロスの猟犬のバリエーションの一つ。
とにかく攻撃に全てを注ぎ込んだ脳筋タイプである。ロマン砲の如き一撃に全てをかける傾向が強い。
ティンダロスの猟犬と組む場合が多く、その際はティンダロスの猟犬の援護を受けて大技を放つことが多い。
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・黄昏の遊園地について
彼の場所は人の心に干渉し、強い郷愁を抱かせて「いつまでも遊園地に留まりたい」という気持ちにさせる。
遊園地を離れようとするには強い精神が必要となる。
敵の首魁はサーカスのテントにいるため、寄り道をせずに最短距離を突っ走るべし。
あの場所にワシの愛する
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【その後の行動】
この部屋でのやるべきことは終わっているので中央の間に戻りましょう。
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