余命宣告されている私が知らない後輩に告白した後の話

諏訪彼方

プロローグ

「せつ菜、僕は君が好きみたいなんだ。どうか先のない人間だけど君さえ良ければ……付き合ってくれないか?」

「……変な嘘ついたら針千本飲まして私が先輩を〜しますからね?分かりました?」

「あぁ」発想が可愛いな。

「なら、いいですよ。その、よろしく……七海」


 僕たちはこうして恋人になった。


 余命宣告されていた僕に恋人ができた。

 リミットまで、ずっと一緒にはいれないかもしれない。

 今を大事にしなくちゃ。

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