第5話 解体①

依頼主と情報交換をしながら歩いていると、依頼主が、


「ヨータさんは、モンスターの解体ってしたことはありますか?」


と聞かれた。モンスターって解体できるの?と思って質問してみると、


「はい、できますよ。解体だけならだれでもできますけど、解体スキルを持っているときれいに解体できます。きれいに解体できれば、ギルドに高く買い取ってもらえます。」


へぇ・・・解体スキルなんてあるんだ!僕にも覚えれるかな?と思って質問してみると、


「誰でも覚えることはできますが、覚えるまでにたくさん魔物を解体しないといけません」


誰でも覚えれるんだ!せっかくなら覚えてみようかな・・・


「じゃあ、その練習をしてみたいんだけどダメ?」


と質問してみると、少し悩んだ後に、


「いいですよ。ですが、もう少し離れたところでやりましょう」


といわれ、少し離れたところに行く。そして、十分な距離を離れると、


「この辺でいいでしょう。ではさっきのモンスターの死体を出していただけますか?」


といわれたので、異次元収納をつかってみる。すると異次元収納に入れているものが頭の中に流れ込んでくる。そのなかから、さっきのモンスターを選択してみる。すると、


ドサッ


と音が鳴りさっき倒したモンスターの死体が出てきた。

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