第4話 冒険の始まり
「どういたしたしまして。所でなんでこんなところでモンスターに襲われていたんだ?」
と、気になっていたことを質問してみると
「お恥ずかしいことなのですが、護衛を雇わずにこの森を抜けようとしたんです。お礼は何でもしますので、次の町まで護衛になってもらえませんでしょうか」
どうしようか悩むが、次の町の場所もわからないし、やみくもに探すよりかはいいだろうと思い、
「いいよ」
と答えた。
「ありがとうございます!では、何か気になることなどはありますか?」
と聞かれたので、次の町がどの辺にあるのかを聞いてみた。すると、
「ここから2日ほどの距離で、ヘルという町です。冒険者ギルド本部がある町なんですよ」
(へぇ・・・冒険者ギルドか、冒険者になってみるというのもありかも!)
「ほかに質問はありませんか?」
1番重要なことを聞くのを忘れていた。報酬について確認しなければ。
「報酬はどのくらい?」
雇い主は少し悩んだ後、
「銀貨1000枚でどうでしょうか?」
銀貨1000枚ってどのくらいなのだろうかと思って質問してみる。
「銀貨1000枚ってどのくらいなの?」
と聞いてみると、一般人が1か月過ごすのに少し足りないぐらいと言われた。それなら十分か。
「もうほかに聞きたいことはありませんか?」
と聞かれて、
「うん」
「では出発します」
これが僕の旅の始まりだ!
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