報告
第1話
「小川先輩が、かっ、かかか彼氏、になってくれたっ!////」
と、付き合う事になったその日、早番で帰宅していたママに報告すると
「良かったぁ!すず、あなたやっと気づいたのね?気づいた次の日が200歳のバースデイだったらどうしようかと……本当に良かったわ!」
「ぶはっっ!」
と、隣で吹き出す小川先輩。
「……………?」
へ?
それは……?
わ、分からない事は…やはり聞く私なので
「マ、ママ!えっとー、どういう意味?私……200歳まではムリだよ?妖怪じゃないんだから!」
「「…ぷっ、あっはは!」」
今度はママと2人で笑い出す先輩。
……うん、どう考えても私の事で笑ってるんだけど……
……そう、目の前でお腹まで抱えて笑ってるんだけど……
えへっ
まっ、いっか!!
2人とも大好きだから、笑ってて欲しいしっ!
私がそう思って2人を見ていたら、不意に小川先輩と目があった。
「っ!!!」
急に笑いを止め、お腹を抱えていた右手を口に当てる先輩…
?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます