「歪んだ正義を否定する真の正義ヅラ」した冷徹イケメンがチート黒髪男を煽り散らす話が書きてぇ〜美少女の為なら平気で百人殺せるルッキズムクソ野郎は俺が殺します〜

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三木ナナオ 推定殺害数50人 真島ドド 推定殺害数不明

2125年人類は魔法を扱えるようになった。

容易に扱える…だからこそこの力は管理されるべきだった。

だが魔法を悪用したのは純粋な悪人ではなかった。


正義の為なら…仲間を守る為ならと言い訳を繰り返す人間達が次々と殺人を繰り返した。

彼らは便宜上自称ヒーローと呼ばれた。

政府は法律より自分の価値観を優先する自称ヒーロー共に賞金をかけ、対自称ヒーロー組織「KAIN」を設立。

Killer Anti Innocent Neutralize

殺人鬼に敵対し無垢なる力をぶつけ無力化する為の組織として頭文字を取りこの名前が付けられた。

KAINのメンバーである墨田晴嵐(すみだ せいらん)は自称ヒーローの賞金首である三木ナナオと戦っていた。

「腕をそぎ落とした…もうてめぇに魔法は使えない、後はトドメを刺すだけだ」

「やっやめてくれ!なんで俺を殺そうことするんだ!?」

「やめろ…だと?」

「この戦いの様子は中継してんだよ…当然視聴者にはお前に殺された人達の遺族もいる…誰一人許しちゃいねぇんだよ」

「えぇ!?何言ってんの!?俺はなずなちゃんを殺そうとする悪者を倒しただけだ!褒められる事はあっても殺していい理由にはならないだろ!?第一家族だって言うんなら女の子を襲った身内を死ぬべきだと思うべきだ!僕が殺さなくても別の誰かが倒していたはずだ!この殺しは…妥当なんだよ!」

「なずな?品種改良で人形となった獣を生かす為に殺したのか?」

「人種差別するなんて最低だな!」

パァン!

俺は発砲した。

「痛ぇ…痛ぇよぉ…」

「言葉には気を付けろ、もっとも今更改心した所で手遅れだがな」

「ほ…本当に僕を殺すのか!?」

「そうだ、第一なずなという女に守る価値はねぇぞ、人を1人殺している。だからこそ仇討ちに来た人間をお前が殺したのも許されない事なんだがな」

「正当防衛だ!」

「はぁ…」

俺はため息をついた。

自称ヒーローにはこういう人間しかいない。

「どうせあの女が言っていた事だろう?断定してやる、完全なデマだ」 

「!?」

「前提の話をしてやる、正当防衛なんて事案そう簡単には起こらねえ事だ。だがお前はいとも容易く正当防衛だから無罪だと主張した。本当に正当防衛で殺した人間にはあり得ない程の軽さだった。だから答えは簡単だ。てめぇらは殺しを正当化する為に嘘をついている」

「何…言ってるんだよ…!?違う!俺は言いがかりで襲われたなずなちゃんを助ける為に戦ったヒーローなんだ!第一今までぼっちだった俺に優しくしてくれたなずなちゃんが嘘をつくわけがない!」

「嘘とか嘘じゃないとか関係ねぇよ、てめぇはこの世界の平和の為に死にやがれ!」

「待て!殺しは許されない事だと言っただろ!?だったらなぜ俺を殺そうとするんだ!?正当防衛は仕方ないがお前は俺を意図的に殺そうとしている!誰にも死んで欲しくないなら俺を殺すな!」

「お前の首には賞金がかかっている。賞金首は殺しても罪にならねぇ」

「はぁ!?正当防衛なのに冤罪で殺されるのか!?こんなの理不尽だ!」

「反省の余地無しか…そろそろこいつの出番だな」

獄落銃

できるだけ相手を苦しめる事を追求された対自称ヒーロー用兵器である。

当たれば3日苦しんだ果てに肉片と化す。

「反省だと!?反省するのはお前の方だろうが!嫌だあ!し」

パァン!

「あひゃあああああああああいたいいたちいぐうああああああああああああああたたたあああ」

「バカの言い分はいつも変わらねぇな…自分ルールで殺して良かった事にする…許されねぇにも関わらずな」


「墨田晴嵐様!」

「なんだ土佐」

この男の名前は土佐 金太郎、俺の部下だ。

「自称ヒーローの駆除お疲れ様です!さっそく遺族の皆様からお礼が届いています!」

「後で確認しておく」

「それと…三木ナナオの犯行理由である女ですが…」

「おい…また正当防衛が事実だったとか言って殺人鬼を生んだクソ女を庇うつもりじゃねぇだろうな?新人だからで済む発言じゃねぇからそろそろ覚えな?」

「はっはい!申し訳ありません!」

「第一正当防衛が事実だろうとその女のせいで50人もの尊い命が失われたのは事実なんだ。不特定多数の犠牲がなきゃ生きていけねぇやつなんざ例外無く死ぬべきなんだよ。さもねぇと次死ぬのはお前の恋人かもな」

「それもそうですね!自称ヒーローとその崇拝者に優しさは厳禁だと肝に銘じておきます!」

他者を犠牲にしないと生きていけない腹黒女と耳触りの言い言葉でヨイショしてくれる美少女を助ける為なら平気で殺すルッキズムの自称ヒーロー。

彼らによってこの世界はめちゃくちゃになった。

魔法が生まれてから5年、自称ヒーローの殺戮の影響で人類は40億人まで減少、報いを受けていない自称ヒーローは美少女に囲まれて何不自由ない生活を送っていた。

「自分で考える事がてきず成功者を模倣するのがダメ人間の特徴だな、あいつにクラスメイトを皆殺しにされてからどいつもこいつも真似しやがる…」

俺は自称ヒーローに大切なものを奪われた。

しかもそいつを真似て犯罪が激増する始末だ。

あれは5年前の事だ…


「だからオレは何の罪も犯していないんだって!リリィちゃんを悪者から守る為に戦っただけだ!」

「は?」

〇〇学園の卒業式の前日被害妄想癖があり事あるごとに警察へ通報してくる星園リリィに騙された自称ヒーローが俺以外の生徒と先生を皆殺しにした。

その学校に問題はまったくなかった。

リリィが殺されそうになったと被害妄想に走っただけで自称ヒーローは俺達を襲った。

「正式緋色(ただしき ひいろ)様のお陰でクズ共が死に私は救われました!彼は最高のヒーローです!」

「ヒーロー万歳!ヒーローに栄光あれ!」

「正当防衛でしかないってのに遺族共は何不満げなんだw」

「バカ言ってんじゃねえ!!」

「何を怒ってるんだ!?邪悪な悪者がリリィを殺そうとするから正義の名のもとに打ち倒しただけだぞ!?」

「悪人がいるとしたら〇〇学園のやつらだ!」

「違う!正当防衛でもなければ女の言い分も嘘だ!あいつらは虚言癖の殺人鬼で虚言癖の殺人鬼崇拝者なんだ!」

「オレの悪口は許すよ…でもな…どんな理由があろうとも仲間の悪口は絶対に許さない!「ライトニングドライブ」…起動!」

魔法によって光を纏った自称ヒーローは遺族に襲いかかった。

「うわっ!何をする…やめ…ひげぇぇぇえ!!」

「いやあああああああ」

ただ理不尽に奪われただけの遺族達がくだらない言いがかりで殺されていく。

崇拝者のリアクションは異様だった。

「緋色様素敵…」

「悪者を庇う悪い家族なんてやっつけちゃえ!」

「がんばって!ヒーロー!」

「なんでこんな真似ができるんだよ!?俺達は何の罪も犯していないだろ!?」

「助けてと言われた…」

「!?」

「ヒーローが戦う理由は…それだけで十分だ!」

「緋色様…かっこよすぎる…」

「うっかり駆除しすぎてしまったな、生かした方がより苦しめられる事を忘れていた、またな」

「おい!待ちやがれ!」

次の日

「あいつヒーロー様に指図したやつだ!捕まえて拷問するぞ!」

「ヒーローとその仲間に誹謗中傷するなんて…どうして死にたくならないの?」

「誹謗中傷者は言いがかりで無実の人間を責める…快楽の為にな、彼らは人とは違う存在なんだ、だから俺達にできる事は彼らを殺してやる事くらいなんだ…いくぞ…」

「は!?俺はただの被害者だぞ!?どうしてこんな目に…」

「墨田君…こっちだ!」

「路地裏から声が!?」

「弱者には当たりが強い癖に格上相手だとすぐ逃げる卑怯者が!」


路地裏に入った途端俺はどこかへと転移した。

「墨田君大丈夫か?」

「貴方は?」

「僕の名前は桐崎ざくろ、対自称ヒーロー組織「KAIN」のリーダーだ、自称ヒーローと崇拝者が許せないだろ?俺達は彼らを打ち倒す事を目的とした組織だ!」

待っていやがれ自称ヒーロー共…必ず地獄に突き落としてやるからな…


僕の名前は真島ドド、ネット小説家です。

不当な評価を受けているもの達にとってネット小説は大変好評で未熟な僕の作品にも書籍化の打診がくる程です。

僕はサイトに小説をアップした。


ストーリーテラーになろうぜ(サイト名)

性格も戦闘力も最高のボクを追放したギルド、ウジムシーズ(名前ダサすぎだろ!?リーダーの頭がゴミだからこんな名前付けれるんだろうな)ボクを追放したせいで誰にも勝てず家族と友人を失い手足を削がれ目をくり抜かれ今更「ゲボボボボー(海賊漫画的な奴です)俺のパーティに戻してやるゲボー」と言うももうカタツムリの如く遅い

真島ドド@中傷禁止


ボクの名前はグランドゴッド=スーパーレジェンド

Zランクの付与術師です。

ランクは低いですが補助能力は最強でバフを受けた

ギルドウジムシーズのメンバーはSSSSSSSSSSランクになれる程強化されました。

「グランドゴッド=スーパーレジェンド!このハキケゲリオン様の率いるウジムシーズにキモくて余計な事しかしないお荷物野郎は不要ゲボ!お前を追放するゲボー!」

ボクは見た目だけはイケメンだが中身が腐り果てているクズ陽キャのギルドリーダーハキケゲリオンに追放を言い渡された。

「えっ!?えーーーーーーーーーー!!?」

「ボクは優秀なんだぞ!?ボクのバフがなければウジムシーズは戦えなくなる!」

「お前が足を引っ張っているのは記録にも残っているゲボ!休んでいる時の討伐数とお前がいる時の討伐数は十倍は違うゲボよ?それもお前が無能だからゲボ!」

「違う!ウジムシーズにはボク以外クズしかいないからボクがいると嫌がらせをして仕事をしないんだ!1週間はバフが続くからボクがいない時の活躍はボクのお陰なんだ!バフがなければあいつらはザコでしかない!」

「相変わらず気持ち悪いゲボねぇ…改善点を指摘する度に言い訳を続けるのを辞められないなんて最低過ぎるゲボ…」

「ボクは本当の事を言っているんだ!後悔してもしらないからな!」

そう言ってボクはギルドから出ていった

「ゲーボゲボゲボ!やっと出ていったかお荷物野郎ゲボ」

「ハキケゲリオン様!このハキケスール王国が魔物に襲われております!」

「なんだとゲボ!?直ちに討伐に行くゲボー!」


「クソゲボがぁ!俺様の最強のギルドメンバー全員が一瞬で達磨にされて目をくり抜かれたゲボよお!!どうして勝てないゲボか!?」

「ひでぇょぉ…殺してくれよぉ」

「うう…」

「バーフバフバフバフ(笑い声)バフすらかけれないクソザコギルド如きにこの四天王バフアレバタオセルーは倒せないバフよ?」

「バフゲボ!?あの無能のバフは役に立たないゲボ!いない方がいいはずゲボなのに…なぜ勝てないゲボか〜!?」


「かっこよくて強くて優しい最高のグランドゴッド=スーパーレジェンド様!あいつが四天王ですよ!」

「やれやれ…レベル10000にも満たないザコじゃないか。格下をいたぶるのは柄じゃないんだがな」

「俺様がザコだとぉ!?」

「えいや」

「ぐえーーーーーーーーーー!!!!」

「かっこよくて強くて優しい最高のグランドゴッド=スーパーレジェンド様!凄すぎます!四天王を一瞬で倒すなんて!?」

「あの威力おかしいんじゃないの!?」

「おかしいって威力が弱すぎるにも程があるって事?Zランクの付与術師の自己バフなんて大した事ないはずだよね?」

「逆よ!強すぎるっていってんのよ!」

「グランドゴッド=スーパーレジェンド!俺様が間違ってたゲボー!ゲボボボボー俺のギルドに戻してやるゲボー!早く戻って残りの魔族から俺様を守るゲボー」

「もう遅い、じゃあな」

「は!?俺様のギルドに戻れるというのは名誉なのになぜ断るゲボか!?」

「最高の仲間に出会えたからさ!もうクズでザコな

ウジムシーズには戻らない!家族ごと残党に食われてろ!」

「嫌だあああああ!!!ひぐっ!ぐええええええええええええ!!!」

ハキケゲリオンは食われて死んだ。


その後魔物を全滅させたボクは最高のパーティメンバーと共に冒険を続けるのだった。

めでたしめでたし


「よしっ!今回のは自信作だぞ!あっ。コメントが」


【真島ドド先生の作品は最高ですね!これからも応援してます】

「読者の声って言うのは励みになるよなー!あれ?」

【こういう気持ち悪い小説を好む陰キャが自称ヒーローになって殺しに手を染めるんだよ、まったく気持ち悪いな、通報しとくか】

【殺人鬼を増やすプロパガンダを生み出すのはやめろ!頼むから死んでくれ…】

「誹謗中傷の方がよっぽど気持ち悪いだろ!?誹謗中傷がこの世でもっとも重い罪なんだからな!許せねぇ…」

「おい!通報を受けたから来たが犯罪助長作家として指名手配されている真島ドドじゃねぇか!」

「は!?まさか今の通報したってやつでか!?おかしいだろ!僕は何の罪も犯していない!誹謗中傷者の方をとっちめるべきだ!」

「お前の小説の主人公の名前を名乗ってテロを起こした自称ヒーローが複数確認された、バカのやり口は変わらねぇ、自分の考えを持てない彼らは他者のやり方を模倣する。その模倣先は都合のいい展開の小説だ」

「!?何を…言ってるんだ!?殺人鬼が勝手にやっただけで僕は関係ないだろ!?」

「ネット小説によって犯罪は激増した、投稿サイトに通報機能を追加してから犯罪は比較的減少した、どこが無実なんだ?」

「めちゃくちゃな事言いやがって!これなら正当防衛が成立するはずだ!殺してや…」

パァン

晴嵐は発砲した。

「ひぎゃっ!?びぎゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

こいつも3日後に肉片と化すまで苦しみ続ける事だろう。

「苦しみながら…地獄に落ちやがれ…!」

「墨田晴嵐さんがまた犯罪助長作家を駆除したぞー!」

「遺族の恨みだ!後悔しやがれ!」

仲間達が真島ドドを罵る。

作家駆除はこれから本格化して行われる。

40億人まで現象した人類が生き残るためにも手段は選んでられない…

なんとかして自称ヒーローを根絶しなければならない…

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