現代ダンジョンを試行錯誤して攻略していくのがめっちゃ面白かった!
ある日突然ダンジョンが現れて、なにも情報がない初期からこっそり見つけたダンジョンに潜って他の人とアドバンテージを広げていくのが読んでて気持ちいい。
ダンジョンの先行者利益を獲得しながら堅実に攻略して力をつけていくのがこの作品の魅力で、効果が分からないダンジョンのアイテムを色々検証して調べるのがワクワクするし、フレーバーテキストからダンジョンの元となった異世界の歴史を考察してくのも面白かった。
ただ自分が見つけたダンジョンに潜り続けるだけじゃなくて、ちゃんと世間の情報も収集してるし、将来の立ち回りを考えて行動してるのもポイント高い。
ダンジョン攻略が完了してキリがいいから読むなら今!
某サモナーさん主人公の小説の現代ファンタジー版と言えば、分かってもらえるだろうか…?ある日突然、ダンジョンが出現して現代ファンタジーとなってしまった世界で、主人公がダンジョン相手にトライ&エラーで仕様を把握しながら、先行者利益を獲得しつつ強くなっていく…というお話(まだ初期なので過程ですけど)。
どのくらいストイックかと言うと、50話時点で多分まだ主人公の名前が出てないし、主人公以外に名前が判明している人間もいない。つまり、他者から主人公の名前が呼ばれるシーンとかも無いわけで…、恋愛や人間関係、社会や政治的な会話文で「いいからストーリーを進めろ!」と思うようなグダグダな展開も今のところなくて、個人的に非常に好感触です。