第5話

今の俺の二つ名が『最弱の暴食』とつけられているのを知らずに、ゆうゆうと泳いでいた。

(魚はいないかな…)

『レベルが上がりました。ユニークスキル【魚進化】が使えるようになりました。』

なぬ!?

ーーーーーーーーーーーーーーーー

【名前】:サーディン=ウィーク 

【種族】:サーディン(イワシ)

【年齢】:不詳(不老不死可能)

【Level】:45

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【基本ステータス】▼

 体力:500

 筋力:420

 器用:380

 敏捷:320

 幸運:700

 魔力:1000/2000

魔法:2000/5000

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【スキル】▼

・魚群 Lv.27

・逃げ足 Lv.1

・ス◯ミー Lv.1

・捕食 Lv.10 

【ユニークスキル】▼

・魚進化 Lv.1 «new»

・スキル進化(魔力が5000以上で解禁)

・サポーター Lv.2 (停止中)

・魔導の道 Lv.3

・ユニークの道 Lv.2 

・美食の道 Lv.3

【魔法】▼

水刃ウォーターカッター Lv.20

・水圧 Lv.1 

・水鉄砲 Lv.5

・水爆弾 Lv.1 «new» 

【加護等】▼

・海神の加護

【その他】▼

・前世の記憶

ーーーーーーーーーーーーーーーー


(よっしゃっ!!!)

俺は心のなかで、はしゃいだ。

やっっっっっっっっっっっっっっっと別の魚になれるんだから。


(よし…『魚進化』!)


ーーーーーーーーーーーー

【こちらからお選びください】

・キビナゴ

・サッパ

・コノシロ

ーーーーーーーーーーーー


(・・・知ってるのがええええええええええええええ!!)

よくわからない魚たちが出てきた。


《※読者に伝えておきます。これらはすべてニシン目です》


(えーとえーと、文字少ないので良いや!!)

そう思うと、俺は『サッパ』を選択した。


【『サッパ』が選択されました。進化します。】


その文字が出てくると、体が光り始めた。


(おおお!!)


そして現れたのは……イワシよりも少し小さい魚。

(・・・ちっさ!!)

全長は10〜20センチメートルだろうか。『イワシ』のときは全長27センチメートルぐらいあったから、それよりも小さくなった。


(まさか…『ステータス』!!)


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【名前】:サーディン=ウィーク 

【種族】:サルディネラ・ズナシ(サッパ)

【年齢】:不詳(不老不死可能)

【Level】:45

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【基本ステータス】▼

 体力:900

 筋力:700

 防御:1000 «new»

 器用:580

 敏捷:520

 幸運:1500

 魔力:1500/2800

魔法:3000/7000

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【スキル】▼

・魚群 Lv.27

・逃げ足 Lv.1

・ス◯ミー Lv.1

・捕食 Lv.10

・硬化 Lv.1 «new»

【ユニークスキル】▼

・魚進化 Lv.2 (魔力が5000以上で解禁)

・スキル進化(魔力が5000以上で解禁)

・サポーター Lv.2 (停止中)

・魔導の道 Lv.3

・ユニークの道 Lv.2 

・美食の道 Lv.3

【魔法】▼

水刃ウォーターカッター Lv.20

・水圧 Lv.1 

・水鉄砲 Lv.5

・水爆弾 Lv.1 

鱗刃スケールカッター Lv.1 «new»

【加護等】▼

・海神の加護

【その他】▲

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(・・・なんか体力滅茶苦茶めちゃくちゃ上がっているし…防御力が入っているし…スキルと魔法に新しいのあるし…【魚進化】ってお得だな!!)


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【魚進化】

文字通り今の姿を別の魚に進化することができる。レベルが上がると、進化できるカテゴリも増える。


【魚進化】レベル1〜5

【魚・魚人進化】レベル6〜10

【進化】レベル11〜500

【超進化】レベル501〜700

【覚醒】レベル701〜???


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【硬化】

その名の通り固くなる。防御力がとても上がる。常時使用可能。魔力消費も少ない


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鱗刃スケールカッター】獲得条件:スキル【硬化】獲得


鱗を鉄のように固くし、刃物のようにして切断する。水刃の5倍の威力はある。レベルがMAXになると、モース硬度10のダイヤモンドのように固くすることができる。


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(よっしゃっ!!!攻撃系がはいった!!)

攻撃系が増えて、攻撃パターンが増えたことに喜んでいた。

これで攻撃パターンや、動きが変わるから、攻撃系が入るのは嬉しい。

【硬化】も防御力を上げることができるから、とても良いと思える。

(よし、今から練習を・・・)


俺は気づいた。周りに魚がいないことを。


(ヤバい、これどうしよう…そうだ!困ったときには『サポーター』!)

【こんにちは、サーディンさん。どうされましたか?】

(お久しぶりです。ちょっと魚が周りになくて困ってまして…)

【『探知』とかはございませんか?】

(すみません、ありません…)

【・・・(ハア〜)】

一瞬ため息が聞こえたような?気のせいかな?

【ではこのようにすることを推奨します。】

そう言うと、眼の前にウィンドウが出てきた。そこには一つの写真があった。

【この魚は『ランオウ』という、ここらへんでは少しユニークな魚です。その魚で、鱗刃スケールカッターの練習をし、捕食すればよいのではないでしょうか?】

(まじで感謝いたします!!)

【ではこれで…あ、後言い忘れましたが私も実体化することができるので、そういうユニークスキルを早く獲得してください】

(え!?そんなのあるの!?)

【では失礼します。】

(ちょっと!?最後のが気になる!!)

なんか段々とサポーターの口調も柔らかくなってきたような気がする。これも、レベルが上ったおかげか?

(まあ、彼?彼女?がいるおかげでこうして生きているんだからな。感謝しないと。)

手を・・・合わせられないから、心の手を使い感謝・・・してるところを写真で見たやつが悠々と泳いでいた。

(オレの幸運のおかげか!!ラッキー!)

そして俺はそいつに襲いかかった。

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