神出鬼没? ぼっちの美雨ねえさん
七七七(@男姉)
ぼっち牛丼
ざわざわ…ひそひそ…
先より、ここ牛丼『
「…あんなスタイル抜群のド美人が、なぜひとりでこんな牛丼屋に…」
「うん、俺も思った」
そう、カウンター席のみの店舗とあって、なおさら浮いた印象。その長い黒髪の美女こそが、このざわめきの理由である。
「もしかして、彼氏と待ち合わせかな」
「あいや、どこの世界に、牛丼屋で待ち合わせするカップルがいるんだよ」
概ね確かに。
で、その男性陣の視線を一身に、やがて牛丼の並とサラダを食べ終え店を後にした彼女は、
そもそも、どこへ行くにも何をするにもひとり…そんな彼女のことを、人は『ぼっちの美雨ねえさん』と呼ぶ。
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