〜霊媒ジャスティス!〜

田村ひさし

第0話 プロローグ

俺は御国谷 守おくにや まもる。15歳の中学3年生だ。

そして俺には..."見えてはいけないもの"が視えている。


ここで一つ。皆さんは、今まで人生の中で見えてはいけないもの、もしくはそれが映ったものを見た経験はないだろうか?


そういうものを見ると、人は脳が直接刺激されるような恐怖を覚える。


それはなぜか? ー


答えは簡単だ。"本当にそれが存在した場合"、自身を守ろうとして警戒心がはたらくからだ。


そしてそんな俺、御国谷守はその"見えてはいけないもの"が視えてしまっている。

これが生まれつきなもんで、もちろん赤ん坊の頃の記憶はないわけだが、そのものが"視えていた"という恐怖だけは残っている。


これはそんな俺が、特殊な業種のヤツと出会う話...。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る