第4話

何度も何度も行為が行われるうちに、


回数は数えなくなった。


そして、抗う事も、声を抑える事もなくなった。


ただ、快楽に溺れるだけの道具に成り果てた。


相手を喜ばせば、痛い事はされない。


その為だけに、腰を振る。相手がして欲しい事を実行する。


最初は何度も吐いた口だって今は


上手く飲み込む事が出来る。


「いいぞ。このままいくから、口離すなよ。」


「んん。っぐ。」


ゴクン。と飲み込み舌をみせる。


「ははっ。よく出来ました。」


そう言って男は笑う。


犬のように躾られた身体は


彼ら無しでは生きていけなくなっていた。


「ご褒美を下さい。私のはしたない下の口に

ご褒美を下さい。」


そう言って片足をあげ尻を突き上げる。


「くくくっ。あはは。随分とおねだり上手になったじゃねーか。良いぜ。おらよっ。」


男は準備も何もせずに、突っ込む。


何もしなくても尻はぬれ、ヒクヒクとうずき、


オスを誘う。急に突き上げても、痛みでなく

すぐに快楽へと変換される。


「あぁ。いい、、です。きもちぃいいい。」


ビクンと体をくねらせイキ狂う。


俺は完全に壊れた。

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